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歴史と伝統に関するobsvのブックマーク (2)

  • 「日本の伝統」の多くは明治以降の発明だった

    周りのみんながやっているから、乗り遅れないように私もやる――誰しも一度はこうした経験をしたことがあるのではないか。仲間外れは怖いものだ。多少ヘンな流行であっても、ついつい乗ってしまうのが人間の性である。 だが、そうして広まったブームも、時間が経つにつれて1つの風習・行事として根付く場合がある。「伝統」だなんて言葉がついていれば、説得力倍増だ。「古くから伝わるものなんだ、絶やしちゃいけない」という義務感すら覚えさせられる。 「古くから」「昔から」とは一体いつごろのこと? 著者はここで疑問を抱く。その伝統、当に古くからあるのか? だいたい「古くから」「昔から」とは一体いつごろのことなのか? いつからなら「伝統」と呼べるのか? 書『「日の伝統」の正体』はそうしたモヤモヤを感じる日の伝統の数々を検証する1冊である。著者は1979年に「星新一ショートショート・コンテスト」入賞を機に数多くのラ

    「日本の伝統」の多くは明治以降の発明だった
  • 常識成立の時代背景を捉えよ

    ★今読んでる「帝国陸軍の質」というが実に面白い。 旧陸軍は、現場が東京を無視して独断専行して進軍し、満州さらに支那へ戦線拡大して、挙句自滅した。 「帝国陸軍の質」の筆者は、その理由を明治初期の陸軍大学校教官メッケルの教育内容にある、と看破。 ★メッケル教官は、明治陸軍の士官のタマゴたちに、 「場合によっては、大営の命令を待たず、独断で行動すべし」と教育した。 その教育があって、帝国陸軍は現場が勝手に行動する軍隊になった。 しかし、メッケルがそのように教育したのには、それなりの理由があった ★メッケルは19世紀半ばのプロイセン軍のメソッドを日に移入。 プロイセン軍は最強の軍隊で、ドイツは統一するし、フランスも破った。 当時のプロイセン軍は、独断専行「だから」強かった。何故か? ★19世紀半ばは、まだ無線電信が発展してなかった。 ⇒現場軍と大営とは、軍馬とか伝書鳩とか、アナログな方

    常識成立の時代背景を捉えよ
    obsv
    obsv 2014/05/08
    続けてきたこと・皆がしていることに重きを置くほではなく、目的や価値に重きを置く文化になれば日本は生き易くなるのに。
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