かとう(コミュゲ研)TRPG・発達・余暇支援・コミュニケーションの研究者 @comgame2014 昔、ある発達障害当事者の人の講演に参加したとき、「社会に何を求めるか」という話題で、壇上の当事者の一人が「支援や制度も大事だけど、何より景気が良くなって欲しい。社会に余裕があれば、私たち(発達障害のある人たち)への理解や支援も進み易いから」と言っていたのが今も印象に残っている。 2021-04-30 17:15:02
東京大学先端科学技術研究センター准教授の熊谷晋一郎先生(@skumagaya)による、自閉スペクトラム症(ASD)についての論考が、週刊医学界新聞に寄稿されていました。 自閉スペクトラム症(ASD)、アスペルガー症候群(AS)は、コミュニケーションや社会性の障害があると言われますが、実際には多数派に馴染めない少数派であるだけなのではないか、という考察が展開されています。 社会性やコミュニケーション障害の解明│医学書院/週刊医学界新聞(第3136号 2015年08月03日) 多数派に馴染めない少数派は「障害」とみなされる 熊谷晋一郎先生は、パートナーのASD当事者の綾屋紗月さんと共に、障害者の立場からの当事者研究という概念を広めておられる方です。 自閉スペクトラム症(Autism Spectrum Disorders;ASD)は、DSM5によると、 ■社会的コミュニケーションと社会的相互作用
定型発達症候群(Neurotypical syndrome)は神経学的な障害で、以下のような特徴が見られます。 ■社会の問題への没頭 周囲に馴染むことを最優先事項とみなす そして集団になると、社会性および行動において硬直する ■優越性への幻想 自分の経験する世界が唯一のもの、正しいものであるとみなす ■ひとりでいることが困難 人と一緒にいるが、仲間に入らないということを苦手とする 人といるときには必ず何か話さないではいられない ■率直なコミュニケーションが苦手 本音を言わず、建前を優先する ■論理を欠いても平気 一貫性がなく、状況によって対応を変える これは、自閉症スペクトラムのアスペルガー症候群の人から見た、いわゆる定型発達の人の特徴だといいます。 定型発達の人がアスペルガー症候群の人のことを不思議に思うように、彼らも定型発達の人のことをおかしく思っている、ということが表れています。 今
何もしてないのに人間関係が壊れた そういうことはよくありますね。このブログは発達障害者が上手いこと立ち回って、なんとか定型発達者社会の中で生き延びていく術を模索するブログなのですが、その前提として非常に難しい概念があると思います。「自分の何が原因でネガティブなことが発生するのか」という点ですね。これがわかれば対策は打てる、でも「おまえのそういうところが悪い」と直截的に教えてくれる人間というのはあまりいないのが現実的なところで。 「どんな人間関係に入り込んでも中長期的には必ず破綻する」という人生を歩んでいる方は多いと思います。まぁ、永続する人間関係なんてものはそれほどはないので、これは誰でもある程度はあることだと思うんですが、それにしても破綻が発生する頻度が高すぎる。そういう問題を抱えている方は少なくないですよね。 僕自身もわりとそういう人でした。同一の人間関係に長期間居座ることはかなり難し
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