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ブックマーク / dennou-kurage.hatenablog.com (15)

  • 「金を儲けよう」と真剣に考えれば、儲からなくても勉強にはなる - 脱社畜ブログ

    面白いまとめを読んだ。 株をやって学んだ5つのこと -ビジネスマンこそ、若い時から株はやっておいた方がいいと思う話- http://togetter.com/li/441858 僕自身はそこまで投資に熱心ではないが、株に取り組むことで色々と勉強になるのは事実だと思う。勉強のために株をやるというのは大いにアリだと考える。実際に自分のお金をリスクに晒すことで、勉強に身が入るというのはなかなか説得力がある話だ。 ただ、当たり前のことだが、株で「儲けられるか」はまた別な話である。上のまとめにも「勉強になる」とはあるものの「儲かる」なんてことは一言も書かれていないし、そんなことは言わなくても多くの方々はわかっていると思うのだが、一応釘を差しておきたいと思う。投資に対してウォーレン・バフェットやBNFのような華々しいイメージしか抱いていない人は、例えば以下のなどを読んで実際のところを知ってみるとよい

    「金を儲けよう」と真剣に考えれば、儲からなくても勉強にはなる - 脱社畜ブログ
  • 「ただの知識」だけ学校で教えてもあまり役には立たない - 脱社畜ブログ

    ちきりんさんが、何やらまた議論を呼びそうな記事を書いていた。 下から7割の人のための理科&算数教育 - Chikirinの日記 そして、有力な批判はこちら。 ちきりん氏のお粗末な科学教育論 - バッタもん日記 ちきりんさんのパーソナリティに言及した部分はともかく、ちきりんさんの意見に対する批判については、僕もこの方とほぼ同意見である。どんな職業についてる人でも、今の仕事に100%役立つことだけ学んできたなんてことはありえないし、少なくともそういう最適化を高校生ぐらいまでにしてしまうことは、最適化をしていると見せかけてただ単に自分の可能性を狭めているだけだ。 この議論を見ていてしみじみと感じるのは、「ただの知識」と「体系的な知識」では有用性がぜんぜん違う、ということだ。例えば、ちきりんさんは学校では「生活するために必要な科学知識」として以下のようなものを教えるべきだと主張している。 ・リボ払

    「ただの知識」だけ学校で教えてもあまり役には立たない - 脱社畜ブログ
    obsv
    obsv 2014/02/26
    ごもっとも。「自分の頭で考える」人間を作るのが教育の目的であるべき。しかし学校制度もテレビ番組も社会の要請も政治家の指向も、それに逆行している。この国では、自分の頭で考える人は邪魔なのだろう。
  • 「飲み込みが早い人」は何が違うのか - 脱社畜ブログ

    会社で働いていたころに、「技術研修」という研修を数ヶ月受けることになった。この研修はIT系の会社にはよくあるタイプの研修で、コンピュータの構成やインターネットがつながる仕組みあたりの講義からはじまって、プログラミングやデータベースの扱い方を学び、最後は業務に即して作られた課題を提出して終わる。 この研修は、基的には未経験者も経験者も同じように受けることになったので、一応経験者の部類に入る僕には比較的優しいものに思えた。一方で、未経験の人はだいぶ苦労しているようだった。あくまで業務に近い領域までの知識が求められるので、初学者にとってはかなりの「詰め込み教育」だったのだと思う。終盤になるにつれ、消化不良を起こしているであろう人たちが目に見えて増えていった。 そういうこともあって、最後の課題は経験者があっさりと提出し、未経験者は時間を限界までかけた末になんとか提出する、という傾向にあった。ただ

    「飲み込みが早い人」は何が違うのか - 脱社畜ブログ
    obsv
    obsv 2014/02/07
    『飲み込みが早い人はなるべく覚えるものを少なくしようと努力する』
  • 再読のススメ - 脱社畜ブログ

    最近、少しの読み方を変えている。 昔からを読むのはかなり好きだったので、冊数にすれば結構それなりの数を読んでいる部類だと自分では思っているのだけど、基的に僕の読書スタイルは乱読型で、同じを何度も何度も読み返すというのはあまりやってこなかった。もちろん中には、かなり気に入って暗記するぐらいまで何度も何度も読み返したもあるのだけど、そういうは生涯でも(受験参考書を除けば)せいぜい10冊ぐらいで、基的にはかなりよいと思ったでも、一回読んだらそれでおしまいになっていた。 ほとんど再読をしてこなかったのは、再読の時間をケチっていたからだ。読み返す時間があれば、新しいを一冊読める。自分の中では、一度読んだを再読するよりも、新しいを一回読むほうが得るものが大きいと思っていた。一回読んだは、細部はともかく要点ぐらいはずっと頭に残っているだろうというヘンな自信あったのだ。 ところが最

    再読のススメ - 脱社畜ブログ
  • 「努力する」のは最後の手段 - 脱社畜ブログ

    努力は大切だ。そんなことは、わざわざ言わなくても誰でも分かっている。仕事でも勉強でも、頭ひとつ抜き出た結果を出したいのだったら、多かれ少なかれどこかでは努力しないといけない。活躍している人は、やはりどこかで努力はしている。悲しいけど、世の中は概ねそういうことになっている。 ただ、このように努力の価値が重要だと思う一方で、僕は安易に努力してしまうというのもあまりよろしくないと思っている。努力しなくて済むなら、なるべく努力はしないほうがいい。努力するのはなるべく先延ばしにして、当に努力しないとどうしようもない段階になってはじめて努力する――そんなふうに、努力するのは「最後の手段」にしておいたほうが、実はよいと個人的には思う。 なぜこんなことを言うのかというと、努力そのものが目的になってしまっているような人を割と頻繁に見かけるからだ。僕がまだ会社で働いていた時の話だが、ものすごくやる気に満ち満

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  • 会社員は能力よりも印象が大事 - 脱社畜ブログ

    まだ僕が会社で働いていた時の話だが、同僚に「よく怒られている」人がいた。 資料を作成すれば「ここが抜けてる、構成が悪い」と叱責され、意見を言えば「考えが足りない」と指摘され、質問をすれば「質問の仕方が悪い」と怒られる。僕は子どものころから、ずっと「他人が怒られている」ところを見るのがものすごくイヤだったので、その人が怒られるたびになんだか自分まで落ち込んでいた。 資料の構成が悪いであるとか、質問の仕方が悪いという指摘は、まあたしかに言われてみればその通りという側面もあって、何の意味もなく怒られていたというわけではない。ただ、どうも腑に落ちない感じがしたのは、「その人ばかり」が怒られていることだ。 例えば、その人が作って怒られたものとまったく同じ資料を、違う人が作って持っていっても、同じようには怒られない。意見も、その人が言えば「考えが足りない」ということになるが、違う人が同じことを言えば言

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  • 世間の評価基準ではなく、自分の評価基準で行動しよう - 脱社畜ブログ

    以下の記事を読んで、大いに共感した。 エリート街道を捨てお笑い芸人に! 東大卒・元マッキンゼー社員が語る「人生の決断力」 http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130729-00002581-davinci-ent 僕は石井てる美さんほど優秀ではなかったのでマッキンゼーには入社できなかったのだけど(そもそも入社試験すら受けに行ってないが)、大学・大学院はいちおう同じだ。僕の前職も、マッキンゼーほどではないと思うが結構な激務だった。仕事へのプレッシャーも重く、特に在籍年数が長くなるに連れて求められるコミットの度合いが高くなっていくので、それがどんどんストレスになっていった。仕事が遅くなってタクシーで深夜帰宅をする羽目になると、タクシーの中で石井さんと同じようなことを考えた。 「生きるために仕事をしているのであって、仕事のために生きているわけじゃ

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  • 勉強のやる気を持続させる技術 - 脱社畜ブログ

    生きている以上、基的に避けては通れないと思うものに「勉強 」がある。学校を卒業して就職をしたらもうそれで勉強は終わりという考え方もあることにはあると思うのだけど、たとえ就職した後でも、何かを変えたいと思うのであれば勉強をするのは一番手っ取り早い方法だとは思う。 たとえば、プライベートでスマホアプリの開発をしたいと思ったらプログラミングを学ばなくてはならない。転職のための客観的な能力証明が欲しいなら、資格を取るという手があると思うのだけど、そのためにはやはり勉強が必要だ。僕も今は仕事を辞めて半分ニートみたいな生活をしているのだけど、一応勉強だけは少しずつやっている。 こうやって御託を並べなくても、勉強の効能自体は多くの人が分かっていると思う。ただ、何かを習得するために勉強をしようとすると、かなりの確率で挫折する。参考書を買ったものの、最後まで読みきれずに心が折れてそのまま放置してしまった、

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  • 有給休暇が消化できないのは、タダ働きと変わらない - 脱社畜ブログ

    人の有給休暇の消化率が世界的に見ても悪いという話は、たびたび聞く。たとえば、以下の記事を見ると分かるが日の有給消化率は38%とダントツで最下位だ。 日人は休みベタ?有給休暇国際比較調査2012|エクスペディア http://www.expedia.co.jp/corporate/holiday-deprivation2012.aspx 半分以上の人が、付与された有給を十分消化できずに終わっていることがわかる。欧米諸国と比べると、なんとも残念な数字である。 この、「有給が全部消化できない」 という状態は、僕はある意味ではタダ働きと変わらないと思っている。ふつう会社は、有給休暇の付与日数だけ休むことを念頭においた上で、その人の給料の額を決定している。たとえば、年間の休日が土日祝日すべて足して121日、有給付与日数が年間12日だったとしたら、365-121-12 = 232日の出勤日数に

    有給休暇が消化できないのは、タダ働きと変わらない - 脱社畜ブログ
    obsv
    obsv 2013/07/04
    『空気の読み合い』を解消しなければこの問題は解決しないだろう。だが自発的な意識変化にすがっていては永久に変わらないだろうから、雇用制度から抜本的に作り直した方が良い。
  • Re:仕事を通じて成長しなくても許されるのは貴族まで - 脱社畜ブログ

    前回のエントリ(仕事を通じて成長なんてしなくていい)を、小飼弾さんに取り上げていただいた。 仕事を通じて成長しなくても許されるのは貴族まで - 404 Blog Not Found http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51864828.html 前回のエントリ内で、僕が「成長」という言葉の定義を明らかにしなかったのでなんだか話が噛み合っていないような気がするのだけど、それはとりあえず置いておくとして、小飼さんのエントリの結びの部分 奨学金出すって言ってるのに自腹で結構ですって、どこの貴族ですか。 という批判について、思うところがあるので少し書かせていただきたい。 この一文は、「仕事を通じて成長すれば、お金をもらいながら成長できるのに、それを避けるというのはお金が有り余っている貴族のやり方だ」という意味だと僕は解釈した(違ってたらすいません…)

    Re:仕事を通じて成長しなくても許されるのは貴族まで - 脱社畜ブログ
  • 仕事を通じて成長なんてしなくていい - 脱社畜ブログ

    なぜか、仕事と成長はセットで語られることが多い。学生の頃、冷やかしで就活セミナーのようなものに一回行ったことがあるのだけど(詳しくはこちら参照)、その時講師を勤めていた戦略コンサルタントは「人は仕事を通じて一番成長するんだ」という話をしていたし、Amazonで「仕事 成長」というキーワードで検索をするとそういった内容のが山ほど出てくる。先日話題になったユニクロ柳井正会長のインタビュー記事では、「人間は、仕事以外で成長する方法はないんですから」とまるでそれが普遍の真理であるかのように語られていて、怖い気持ちにすらなった。 僕はそもそも成長なんて無理にしなくていいと思っているのだけど、仮に成長する必要があったとしても、それを仕事内で行う必然性はないと思っている。成長と仕事が必ずセットで語られるのは正直ちょっと変だ。これらがセットでなければいけない論理的必然性はないし、もっと言うと、仕事で成長

    仕事を通じて成長なんてしなくていい - 脱社畜ブログ
  • マイノリティ経験のススメ - 脱社畜ブログ

    『スムーズに乗客を海に飛び込ませる方法』という有名なジョークがある。乗客の国籍別に効果的な言葉が列挙されていて、例えばイギリス人だったら「紳士はこういうときに飛び込むものです」で、ドイツ人だったら「規則では海に飛び込むことになっています」、イタリア人だったら「さっき美女が飛び込みました」といったような感じだ。そして、日人の場合は、案の定以下のとおりである。 「みんなもう飛び込みましたよ」 このジョークからも分かるが、日人はよく横並び主義だとか言われる。みんながやっていることは正しさの検証なんてせずに疑いもなくやってしまうし、逆にみんながやっていないことは、正しそうに見えてもやることを躊躇してしまう。集団内に、一人だけ変わっている人がいると白い目で見られる。とにかく、日では「みんなと同じことをすること」が重要視される。 でも、そうやってみんなと同じ方向さえ向いていれば、必ずしもいい結果

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    obsv 2013/04/04
  • 怒鳴る上司に、怖い先輩――「恐怖」で人を動かそうとする人たち - 脱社畜ブログ

    もう21世紀になって10年以上が経つが、会社という組織では未だに「恐怖政治」が横行しているようである。後輩や部下に仕事をさせるために、怒鳴ったり、脅したりする上司や先輩が、あなたの周りにもいないだろうか。「いない」と断言できる人は、仲間に恵まれている。しかし、そう断言できる人ばかりではないというのが、実際のところであろう。大きな会社になれば、このように「恐怖」で人を動かそうとしている人は、必ず存在する。 間違った行動をした人に対して、恐怖を与えることで次はもうそのような行動をとらないようにさせる、というのは動物に対するやり方そのままだ。こういったマネジメントの方法は、人間に対してはあまりよい効果を生まない。確かに、怒られた人は「もう二度と怒られないように」と注意はするだろうが、その分間違いなくモチベーションは低下する。仕事の主眼が「価値を生み出すこと」から「ミスをしないように注意すること」

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    obsv 2012/12/11
    企業に限らず、学校でも家庭でも共通する人間関係の基本です。
  • 「権利行使には義務が伴う」というフレーズに対するよくある誤解 - 脱社畜ブログ

    昨日、片山さつき氏の人権天賦説放棄発言についての記事を書いたが、この記事に対する反応で、「権利行使に義務が伴うことは自然」という反論をする人がtwitterなどを見るとちらほらいたようである。 この、「権利行使には義務が伴う」というフレーズほど、誤解されているものは無いと僕は思う。今日は、その指摘をしておこう。 よくある間違いなのだが、この「権利行使には義務が伴う」というのは、「義務を果たすことによって、初めて権利が付与される」という意味ではない。権利行使を義務の対価と考えるのは、(近代の自由主義的な考え方の下では)正しくない。例えば、かつては日にも一定額以上納税をしないと選挙権が無かったという暗い時代があったわけだが、「権利を義務の対価」と考えると、このような考え方を肯定することになりかねない。 「権利行使には義務が伴う」というのは、もっと単純な話である。例えば、僕には選挙権がある。投

    「権利行使には義務が伴う」というフレーズに対するよくある誤解 - 脱社畜ブログ
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    obsv 2012/12/08
    このエントリを「言葉遊び」だと批判するコメに絶句。これが守られていない現状があるからと言って、定義がそれを追認してどうするんだよ。/参考 http://goo.gl/RR6FZ
  • 片山さつき(と自民党)は日本全体をブラック企業に変えるつもりなのか - 脱社畜ブログ

    片山さつき氏の以下のツイートが、話題になっている。 「前文にしました!」じゃねえよ、と言わずにはいられない。 このツイート内容の時代錯誤さに、僕は開いた口が塞がらなくなった。「人権は、人が生まれながらにして持つ当然の権利であり、いかなる場合も剥奪されない」という天賦人権説の真っ向否定である。天賦人権説は、近代的な人権思想のコアと言ってもよい。天賦人権説を否定するということは、人類が闘争の末に獲得してきた人権思想そのものを否定するのと同じことだ。片山氏は、日を近代以前に戻そうという考えであるらしい。さらに驚くのは、これが片山氏独自の考えというわけではなく、自民党の公式見解でもあるということだ(自民党改憲案Q&A:Q2・Q13)。 天賦人権説を否定し、「権利が当然に付与されるものではなく、義務を果たして初めて付与される」と考えると、先進国家とは思えないような理不尽な状態が多く生じることになる

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