ソフトバンクグループが12日発表した2022年3月期の連結決算(国際会計基準)は最終損益が1兆7080億円の赤字だった。前の期は国内最大の純利益である4兆9879億円を記録したが、一転して過去最大の赤字に転落した。世界的に成長株が下落したあおりを受け、未公開企業に投資するビジョン・ファンドの運用成績が急激に悪化した。最終赤字は2年ぶり。前回の20年3月期は投資先の米シェアオフィス大手ウィーワー
自由なソフトウェアと抗議と倫理の「(不)可能性」について 2022.05.10 Updated by yomoyomo on May 10, 2022, 18:15 pm JST 大変ごぶさたしております。実に約5年半ぶりになりますが、またこちらで書くことになりました。ブランクが長かったため、ここへの文章の書き方を自分でも忘れてしまったところがあるのですが、稲田豊史氏の「ウェブは最初に結論を書く、くどくど掘り下げて説明しない、とにかく簡潔に」という金言に逆らい、地味な話題についてくどくどと書いていこうと思います。 いや、結論だけは先に書いておきましょうか。銀の弾はない、それだけです。 2022年2月にロシアがウクライナへの侵攻を開始して早くも2カ月以上経ち、ロシア(のプーチン大統領)の甘い見通し、予想以上のウクライナの抵抗、多くの国のウクライナへの支援などと相まって、現状、ロシアが手こずっ
ロシア正教会の最高指導者キリル総主教(2022年1月6日撮影)。(c)Kirill KUDRYAVTSEV / AFP 【5月5日 AFP】ロシア正教会の最高指導者キリル総主教(Patriarch Kirill)は、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領の統治を「奇跡」とたたえるほどの熱烈な信奉者だ。ウクライナ侵攻をめぐり、欧州連合(EU)の制裁対象にも名前が挙がっている。 75歳の総主教は、プーチン氏の政治機構において重要な柱となっている。保守的な宗教的価値観を推進し、反対派の抗議運動を糾弾することでクレムリン(ロシア大統領府、Kremlin)の権威主義的傾向を強めてきた。 最近ではウクライナでの軍事作戦を支持し、「国内外の敵」と戦うため結集するよう信者に呼び掛けている。 2月にはロシアとウクライナの歴史的な「一体性」に反対する「悪の勢力」との戦いについて語り、ロー
ロシア正教会のゲオルギー・エデリシュテイン司祭。ロシア・コストロマ州ノボベールイカーメニ村の自宅で(2022年4月25日撮影)。(c)Yuri KADOBNOV / AFP 【5月4日 AFP】ロシア正教会のゲオルギー・エデリシュテイン(Georgy Edelshtein)司祭(89)は、ウクライナでのロシアの軍事作戦に反対している。だが、異論を唱える人との議論は歓迎だ。自宅の居間の肘掛け椅子を指さし、「反対派の1人や2人はここに座っていてほしい」と話す。 ウクライナ侵攻に反対の声を上げたロシア正教会の聖職者は、一握りしかいない。白いひげをたくわえ、黒い祭服を着たエデリシュテイン司祭は震える声で、しかし、ためらうことなく主張する。「私は、悪い司祭なのだと思う。すべての戦争に反対してきたわけではないが、侵略戦争には常に反対してきた」 「(ウクライナは)独立国家だ。彼らが必要と考える国家を築か
ロシアのプーチン大統領が5月9日の「対独戦勝記念日」でどのような演説をするのかが、大きな注目を集めている。 ウクライナの元参謀本部将校オレグ・ジダーノフ氏は、ウクライナ東部の戦況、プーチン政権内部の変動等について、ウクライナの独立系インターネットテレビ「ポリティカ・オンライン」(4月30日)でインタビューに答えた。 その中でジダーノフ氏は、「『対独戦勝記念日』である5月9日を前に、プーチン大統領は敗北を認めざるを得ないだろう」と分析している。 ジダーノフ氏は、旧ソ連軍時代の同僚がロシア国内の各地にいることから、ロシア軍の情報にも詳しい。 以下はインタビューの概要を筆者(ANN元モスクワ支局長 武隈喜一)がまとめたものだ。 なおこのインタビューはYouTubeで5月2日現在、119万ビューを超えている。 たしかに、ロシアが動員令を発することなしに戦況を変えることは不可能になっているが、総動員
近年、ロシアに強権的な印象を持っている人は多いだろう。実際、同国ではプーチン大統領による「愛国主義政策」が進んでいる。教科書に介入し、「愛国主義テレビ局」を作らせ、国防省に少年少女を組織させる…その恐ろしいまでの徹底ぶりと政策の背景について、『ロシアの愛国主義 プーチンが進める国民統合』の著書があるロシア研究者の西山美久氏が解説する。 現在、日露間で北方領土の帰属をめぐる平和条約締結交渉が行われている。2019年1月22日には、安倍首相とプーチン大統領が25回目となる首脳会談をモスクワで行い、交渉を加速化させることで一致した。 表面上は穏やかな話し合いに見えるかもしれないが、ロシア側は強硬姿勢を崩していない。ラヴロフ外相は「(北方四島は)第二次世界大戦の結果としてロシア領になった」のであり「この結果を受入れよ」と日本側に強く迫っている。同外相はこの種の発言を繰り返し、大戦の結果を受け入れる
(CNN) 砲塔部分が吹き飛ばされたロシア軍の戦車の残骸は、同国のウクライナへの侵攻が計画通りに進んでいないことを示す最新の兆候だ。 ウクライナ侵攻の開始以降、これまで破壊されたロシア軍の戦車は数百台に上ると考えられている。ウォレス英国防相は25日、その数を推計で最大580台と発表した。 しかしロシアにとっての問題は単に台数のみにとどまらない。専門家らは戦場を写した画像から、ロシア軍の戦車がある不具合を抱えていることが分かると指摘する。それは西側諸国の軍隊が数十年間にわたり認識している欠陥で、「ビックリ箱」効果と呼ばれている。ロシア側もこの問題については把握していたはずだと、専門家らはみている。 問題は戦車の弾薬の搭載方法に関連する。最新の西側の戦車と異なり、ロシア軍の戦車は回転式砲塔の内部に多数の弾薬を搭載している。被弾の際の危険は極めて大きく、直撃ではない場合でさえもそこから連鎖反応が
ウクライナの首都キーウ近郊ブチャで、自宅の庭に作った息子の墓で泣く女性(2022年4月6日撮影)。(c)RONALDO SCHEMIDT / AFP 【4月27日 AFP】ウクライナの首都キーウ郊外の静かな住宅街ブチャ(Bucha)の惨状を、世界で初めて目撃したジャーナリストはAFPの取材班だった。ロシア軍が、占領した1か月余りの間に数百人もの市民を虐殺したとされる場所だ。このコラムは、取材班の一人、ダニー・ケンプ(Danny Kemp)が書き留めたものだ。(文中に残酷な描写があります) ■ブチャにて 最初に3人の遺体が目に入った。ぼろ布のように道に横たわっていた。その光景だけで十分だった。 「死体…」 車内の誰かがそうつぶやいた。それしか言葉が出なかった。車を止め、外へ出た。ブチャのはずれの灰色がかった長い一本道は、薄曇りの空へと続いていた。遺体は、積み上げられた建設資材や木製パレットの
マッカーサーも常連だった!? 88歳「ビヤホールライオン 銀座七丁目店」の伝説:週末に「へえ」な話(1/4 ページ) 数年ほど前から「レトロブーム」が続いている。若い人を中心に、厚底ブーツ、使い捨てカメラ、レコード、メロンソーダなどが売れているそうだが、個人的に気になっているのは、夜のネオン街にもレトロがあふれていることだ。 「昭和」感が漂う飲み屋をよく見かけるようになって、店内に入るとメニューであったり、流れてくる音楽であったり、ポスターに使われているフォントであったり、これでもかこれでもかといった感じで「昭和」をたたみかけてくるのである。 もちろん、これらは「昭和風」というか「昭和的」である。つまり、あの手この手の演出を加えることで、そこにいる客はノスタルジーを感じているわけだが、当時の建物をほぼそのままの状態で使っている飲食店を見直す動きがあってもいいのでは……。
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画像説明, 現在はロシア軍がウクライナ東部の大部分を支配しているが、ウクライナは最後の1メートルまで戦うと誓っている。写真は親ロシア派の分離主義者が支配するドネツク州ヴォルノヴァカ地区のロシア兵(3月26日) ロシアはウクライナの首都キーウ(ロシア語でキエフ)近郊の町で相次いで敗北したことを受け、キーウから軍を撤退させて軍事活動の焦点をウクライナ東部に移した。ドンバスと呼ばれるこの地域への前進は、紛争の長期化を意味しているのかもしれない。 ロシアのウラジーミル・プーチ大統領は、古くからウクライナの産業の中心地だったドンバスについて、「解放」という目標を達成したと主張するために、何を必要としているのだろうか。また、その目標は実現できるのだろうか。
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻をめぐり、イギリス政府は、通常は決して公にはしない機密情報を積極的に開示してきました。こうした姿勢は、アメリカ政府も同じで、情報を開示することで、欧米側はロシアの動向を把握していると機先を制するねらいとみられます。 このうちイギリス外務省は、軍事侵攻のおよそ1か月前にあたることし1月下旬の段階で独自の情報に基づく分析として、「ロシアが、欧米寄りのゼレンスキー政権を転覆させ、親ロシア派による政権の樹立を目指す動きがある」と発表しました。 ゼレンスキー大統領に代わる新しい指導者として元首相や元議員などの名前まで具体的に挙げ、ロシアの情報機関と接触しているなどと指摘しました。 また、イギリスの対外情報機関、MI6のムーア長官は、軍事侵攻が始まった2月24日ツイッターに投稿し、イギリスは、プーチン大統領によるウクライナへの侵攻計画のほか、ウクライナ側から攻撃を受け
プーチン氏、情報員150人追放 ウクライナ侵攻難航で―英紙 2022年04月12日20時35分 ロシアの情報機関「連邦保安局(FSB)」本部ビル=3月16日、モスクワ(AFP時事) 【ロンドン時事】12日付の英紙タイムズは、ロシアのプーチン大統領がウクライナ侵攻の難航を受け、連邦保安局(FSB)に所属する情報員約150人を「追放」したと報じた。一部は「虚偽の情報を大統領府に提供した」との責任を問われたという。 ロシアの化学兵器使用に厳戒 東部で戦闘激化へ―ウクライナ FSBはプーチン氏が在籍した旧ソ連国家保安委員会(KGB)の後継機関。侵攻難航の責任が古巣の情報機関にあると判断した可能性もありそうだ。 国際 ウクライナ情勢 コメントをする
ロシアによるウクライナ侵攻を受けて書かれたウラジーミル・ソローキン(*)のエッセイ「プーチン 過去からのモンスター」は多くの海外メディアに掲載された。「文藝 2022年夏季号」(2022年4月7日発売)では、オリジナルのロシア語テクストからの全訳を緊急掲載している。 その掲載を受け、ソローキンの多くの作品の訳者であり、「プーチン 過去からのモンスター」を翻訳した松下隆志氏による、ソローキン作品とプーチンに関するエッセイを掲載します。 *ウラジーミル・ソローキン 1955年ロシア生まれ。コンセプチュアリズム芸術運動に関わりながら、非公式に作家活動を行う。「現代文学のモンスター」の異名をとる。主な作品に『ロマン』『青い脂』『氷三部作』『テルリア』、短篇集『愛』など。 対峙する二人の「怪物」 松下隆志 2月24日に始まったロシアによるウクライナ侵攻を受け、ソローキンは速やかに「過去からのモンスタ
『公研』2022年4月号「緊急対話」 ※肩書き等は掲載時のものです。 2月24日ロシアはウクライナに全面的な侵攻を開始した。 なぜこのタイミングで戦争は始まったのか? この戦争は今後の世界にどのような影響を与えるのだろうか。 なぜ今プーチンは侵攻を始めてしまったのか? 鈴木 2月24日ロシアはウクライナに全面的な侵攻を開始しました。事前に兆候が広く伝えられていたにも関わらず、なぜ国際社会はロシアを止められなかったのか。まずはこの疑問が思い浮かび上がりますが、この答えは国際政治学的にはとてもシンプルです。結局のところ、核大国ロシアに真っ向からぶつかり合うことをどこの国も求めていなかった。しかし、戦争を実際に目の当たりにすると、プーチンの判断に世界中が驚かされることになりました。いつ戦争を始めてもおかしくないと見なされながら、実際にウクライナに侵攻したことは意外なこととして受け止められたわけで
「私たちが何も恐れずに、平和な時代に生きているのは、特別なことなのかもしれない。私たちの親や祖父母の世代はこんなぜいたくは享受できなかった」 ロシアによるウクライナへの軍事侵攻のあと、フィンランドの市民がつぶやいたことばです。ロシアとの国境は約1300キロ、実に札幌ー福岡間の直線距離と同じくらいの長さです。 ロシアに脅かされてきた北欧の国では今、軍事的に中立の立場をとり続けるべきなのか議論が活発に。なぜなのでしょうか? フィンランドとロシアの関係は? 人口が約550万のフィンランドに対し、ロシアは1億4000万人以上。フィンランドの歴史は、隣国の大国とどう向き合い、独立国家として生き残っていくのか模索する歴史でもありました。 1917年、ロシアから独立を果たしましたが、その後の第2次世界大戦では当時のソビエトから軍事侵攻を受けました。 “わが国の安全が脅かされる” ウクライナ侵攻でも繰り返
ドネツクとルハンスクの「人民共和国」の承認に関する国家安全保障会議でのプーチン氏発言を見守る女性=2月21日、サンクトペテルブルク/Anatoly Maltsev/EPA-EFE/Shutterstock (CNN) 悲痛な映像は、西側諸国の視聴者がウクライナの戦争で目にしているものとそっくりだ。1人の老婦人が分厚いコートで寒さをしのぎ、村を襲ったロケットで焼き尽くされた木造の家の前で泣きながら立ち尽くしている。「彼らに全てを破壊されました!」と老婦人は叫ぶ。「跡形もありません」 だが、これはロシア国営テレビ局「ロシア24」の映像だ。村を襲ったのはロシア兵ではなく、ウクライナ兵だと報じられている。ロシア人特派員はウクライナ兵を「ナショナリスト」と呼ぶ。民間人を「人間の盾」に使う「ネオナチ」「ファシスト」「薬物中毒者」だと言うリポーターもいる。 戦争のニュースはほぼ全て、ウクライナ東部の分離
ロシアがウクライナ侵攻で苦戦している理由として、ロシア兵の未熟さ、士気の低さがよく俎上に上る。前線に送られる若きロシア人兵士がどのように生み出され、どんな実情に晒されているのか、ロシア「兵士の母の会」ワレンチナ・メリニコワ会長のウェブテレビのインタビューでよく分かる。 今回掲載するのは”Skazhi Gordeevoy”と”Popularnaya Politika”にアップされたロシア語のインタビューを筆者がまとめたものだ。 「兵士の母の会」は、ソ連時代、ペレストロイカの流れの中で作られた、軍隊での人権侵害の実態を公表して兵士の権利と尊厳を守るための団体が母体となっている。1994年チェチェン紛争が始まるとロシア全土に草の根的に広がり、捕虜の交換に積極的な役割を果たしたり、消息不明の兵士の生死を軍に照会したりするなど、ロシア社会に反戦の機運を高めてきた。紛争地帯に赴いて人権状況を査察するな
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