Ubuntuのサーバー版のインストーラーである「Subiquity」に最近「自動インストール機能」が追加されました。cloud-configのようにインストールオプションをYAMLファイルに書くことで、インストールをすべて自動化する機能です。今回はその機能を試してみましょう。 インストールの自動化 第495回でも紹介したように、Ubuntuは17.10からサーバー版のインストーラーとしてSubiquityが導入されました。Subiquityでは、デスクトップ版のUbiquityと同じように、必要最低限のインストールオプションをTUI(Text-based User Interface)からグラフィカルに選んでインストールできます[1]。 図1 Subiquityで導入されたグラフィカルインストーラー しかしながら従来のdebian-installerと比べると、ひとつ大きな機能が不足して