パーティションを5つ以上に区切りたい場合は、「拡張領域」と呼ばれるパーティションを作成する。 拡張領域は基本領域とは違い、拡張性も考慮されている。一般的にはパーティションテーブルは4つのうちの最初の2エントリのみを用い、二番目のエントリに更に次の拡張領域を持つ「入れ子構造」とする。これを何段にも続けることができる。 16バイトのテーブルは、6種類の情報で構成される。順に次の情報となる。 ブートフラグ(1バイト) パーティションの開始位置(CHS/3バイト) (※未使用) パーティションタイプ(1バイト) パーティションの終了位置(CHS/3バイト) (※未使用) パーティションの開始位置(LBA/4バイト) パーティションの総セクター数(LBA/4バイト) この情報によって、ハードディスク内にある各パーティションの物理的な先頭位置が分かるようになっている。 ブート可能なパーティション(アク