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ブックマーク / sk-44.hatenadiary.org (13)

  • 力学と理念 - 地を這う難破船

    ⇒2009.6.23: 日記 佐藤亜紀様。 整理された点については異論ありません。法規制が、されてしまうだろうことについても。私も、見通しの良い話をさせて頂きます。 いわゆる匿名者による、現実の力学を前提した、規制反対論に対する戦術指南めいた指摘に対して、当初、不可解に思っていたことがありました。ヤクザに借りを作ればいいのに、となぜ誰も言わないのか、と。当然、第一に、インターネットでそのようなサジェスチョンを行うのは単なる馬鹿であり(「で、お前はどこの誰でどの方面と話が付けられるのか」という返答が1秒で返ってくるでしょう。トークポジションが問われて当然)、第二に、それは戦術指南の体裁を纏った、「表現の自由」一槍の規制反対論に対する、批判だからです。 現実の力学を主張するなら、誰もその外側には出られません。にもかかわらず批判は、力学からの距離を、自分自身を棚に上げることを、要請します。そう

    力学と理念 - 地を這う難破船
    ryokusai
    ryokusai 2009/06/28
    「古典的であろうがなかろうが、頽廃を理由に頽廃を非合法化する自由主義は存在しません。」規制を叫びつつ自由主義者を自認する残念な頭の人はゐないと思つてゐたが、まさか結構ゐたりするのだらうか。
  • 姿勢としての倫理 - 地を這う難破船

    ⇒鉄管ビール - 玄倉川の岸辺 玄倉川さん、こんにちは。 殊更には「読ませたくなかった」のはその通りです。批判的言及や悪口や誹謗中傷ならともかく、そうではないものを御人には直接に読ませたくはないものです。いや、批判的言及の際もはてな外のblogに対して手動トラックバックを送らないことはあって、それは私の判断ですが。 「…誰のことだろうこれは、と思いました。」すみません。もっと普通に書きます。私は、玄倉川さんのことを、感情的な馴致を嫌い、他者に対する感情的な馴致やそれに阿った自己都合の言動を一貫して批判している人、と認識しています。感情的な馴致とは、物事を「なぁなぁ」にしてしまうことです。私は「なぁなぁ」にしてしまうことに対して、玄倉川さんのような批判的な視座を了解しつつも、肯定的なので、その点で「立場が違う」と書きました。 玄倉川さんが言われる「良心」とは「理性」とは、ひいては「人間」と

    姿勢としての倫理 - 地を這う難破船
    ryokusai
    ryokusai 2009/05/08
    「感情的な馴致の及ばない存在をも「人間」と見なすことが、玄倉川さんにとっての「良心」であり「理性」であり、その価値であり、ひいては「倫理的な大原則」だ」つまりはてなは動物園だと。異論はない。
  • 修辞と客観/大義と横紙破り - 地を這う難破船

    ⇒2009-02-10 リアルタイムでの私の印象を書くと、「福耳は最悪」と言って回りたいのだな、とtikani_nemuru_Mさんやkajuntkさんのエントリに付されたブコメを拝見して当時思った。名タグについても。つまり、当時自身のブログでは沈黙しながらもスター等で意思表明を行っていたfuku33さんに対して召喚魔法を唱えているか、あるいは当てこすっていると思っていた。私ですら思ったのだから、fuku33さんがそう受け取ってまったくおかしな話でない、と私は思う。 そのことの是非は措くが、また一般論ではないが、召喚魔法を唱えることも当てこすることも問題ないとは当時思った。可視的な場で行っているとはそういうこと。相手の不快に訴求するために人の嫌がることをすすんでやっていたと私は思っていたけれど。 それを今になって、削除要求に伴って自身の行為の形式的な正当性を説く。それは、主観的な修辞を客

    修辞と客観/大義と横紙破り - 地を這う難破船
    ryokusai
    ryokusai 2009/02/12
    はてな村はある種の蠱毒みたいなものだと思ふ。人の悪意を煮詰める釜でもいいけど。/ところで「借定」ではなく「措定」ではなからうか。
  • 「毒が回る」ということ - 地を這う難破船

    ⇒http://d.hatena.ne.jp/wiseler/20090114/p1 ⇒2009-01-20 ⇒他人の主張を「嘘」「デマ」と言って回ってる人間がなに泣きごと言ってんの?(追記あり) - Apeman’s diary ⇒好戦的な平和主義者と人道的な軍オタ - novtan別館 ⇒ミリオタの「毒」 - novtan別館 軍オタの毒が回ることと戦史オタの毒が回ることとどちらが重症か。はてな屈指の戦争犯罪オタであるところのApemanさんに猟奇犯罪オタの私はシンパシーと尊敬の念を抱いており、一度星島貴徳と南京虐殺の関係性について語り合いたいものであるが。むろんこの与太が成立しないのは「猟奇犯罪オタ」はありえても「戦争犯罪オタ」はいわば言語矛盾であって成立し難いため。 なぜなら、複数の文脈が輻輳する場所において「戦争犯罪」は定義され問われ論じられるから。別の言い方をすると、戦史オタを

    「毒が回る」ということ - 地を這う難破船
    ryokusai
    ryokusai 2009/01/25
    常にも増して読みにくい文章。/「立件されない暴力は犯罪ではない」それに近い主張をしてゐた白井駿といふ法学者がゐるわけだが。
  • テロルの論理と市民社会の原理 - 地を這う難破船

    中国人監督が撮ったドキュメンタリー映画「靖国」をめぐり、公開日の4月12日からの上映を決めていた映画館5館すべてが、31日までに上映中止を決めた。すでに1館が3月中旬に中止を決めていたが、残り4館も追随したかたちだ。 いずれもトラブルや嫌がらせなどを警戒しての判断という。5月以降の上映をほぼ決めていた別の数館は、日程や上映の可否も含めて配給側と協議を続けている。 映画は4月12日から都内4館、大阪1館での上映が、配給・宣伝を担当するアルゴ・ピクチャーズと映画館側との間で決まっていた。 今回中止を決めた銀座シネパトス(東京都中央区)を経営するヒューマックスシネマによると、3月20日過ぎから街宣車などの抗議を受けたことなどから、27日にアルゴに「降りたい」と伝えた。「お客さんや近隣の店への迷惑もあり、自主的に判断した」という。 また、Q―AXシネマ(同渋谷区)も31日、「お客様に万が一のことが

    テロルの論理と市民社会の原理 - 地を這う難破船
    ryokusai
    ryokusai 2008/04/02
    チベットだの靖国だの、まう左右双方自分の都合のいいところだけ摘み食ひで後は「(∩゚д゚)アーアーキコエナーイ」でいいよ。我が国にはヴォルテールの衣鉢を継ぐ者はゐない。今までもそしてこれからも。
  • 性犯罪における言説――「自覚」すべきは誰か - 地を這う難破船

    はてなブックマーク - http://www.asahi.com/national/update/0216/SEB200802160003.html ⇒強姦被害から自分を守るために、少しでも意識したいこと。 ⇒これはとても不思議な現象なんだが ⇒性犯罪の被害者がどんなに愚かでもそれに言及するのは許されませんか ⇒http://koerarenaikabe.livedoor.biz/archives/51129051.html ■ 結局のところ。この種の事件が報じられるたびに判で押したかのごとく繰り返される言説がある。延々と。誰も、好きこのんでこのような話題に言及したくはない。被害当事者があることだから。事件が報じられるたびに、毎度のごとく繰り返され回帰する言説がある。すなわち、言説の延々たる回帰には強固な因がある。それを問題と考えるから、こうして執拗に同じことを記すことになる。 事後にお

    性犯罪における言説――「自覚」すべきは誰か - 地を這う難破船
    ryokusai
    ryokusai 2008/02/17
    強姦は親告罪だが輪姦は(集団強姦罪とか新設される前から)その限りにあらず。これ豆知識な。
  • 感情を排して説明してみるということ - 地を這う難破船

    ⇒http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080212/plc0802122007008-n1.htm ⇒http://d.hatena.ne.jp/yousanotu/20080213 真剣に疑問に思っておられるらしいので。 この記事ってセカンドレイプなの?だれか俺に論理的に説明してくれよ。 では「論理的に説明」します。「セカンドレイプ」という言葉で思考停止しなければならないような空気がもし在るならそれは私は好きではない。あぁ花岡さんか、と思って了解した私も大概シニシストだけれども。しかし新聞に載って日中に戸配されたと思うと眩暈する。 まずさあ・・・おまえら。 そのセカンドレイプって言葉をつかうのをやめろと。 おまえらセカンドレイプいいたいだけちゃうんかと。 当にセカンドレイプの被害にあっている人たちが迷惑だろうが。 今回の事件は、22時以降

    感情を排して説明してみるということ - 地を這う難破船
    ryokusai
    ryokusai 2008/02/14
    一般論を具体的な事件に持ち込むな、「つまりはしごたんは文学なんだよ!」と読んだ。
  • 思想ロンダリングと威嚇ロンダリング - 地を這う難破船

    誤解されてるっぽいので、手短に補足としてのレスを。 ⇒私たちは裁判所の決定よりも顧客と地元を尊重する - 地を這う難破船 ⇒はてなブックマーク - 私たちは裁判所の決定よりも顧客と地元を尊重する - 地を這う難破船 私の書き方に癖があるのは事実であるし悪評もあることはよく知るけど。ひょっとして、伝わってないのか、とは思ったので少し。 私が当該のホテルを「擁護」しているように読めますか? 2008年02月03日 b:id:o_keke_nigel _sk-44, コンプライアンス, *_Shi:司法, *_R:倫理, *_Sen:戦後民主主義   「事なかれ主義」と「コンプライアンス」は違うし政治的ロマン主義のダシでもない。私は一度JTUの予約を受けながら、後出しじゃんけんで拒否したホテル側の行動には「コンプライアンス」を見いだせない。 率直に言って、記しておられることがよくわからないのです

    思想ロンダリングと威嚇ロンダリング - 地を這う難破船
    ryokusai
    ryokusai 2008/02/05
    「無駄に両義的かつレトリカルに書いてしまうことがいかんのかなぁ。」それだけ条件を揃へておいて「誤読いやん」といふのはいかがなものか。
  • 見解 - 地を這う難破船

    はてなブックマーク - - heartbreaking. 私はSNS事実上使っていない。ローカル以外の場所に私的に書く行為はメールを除きパブリッシュである。書くことと書かないことはある。言及し得る領分についても決めている。埒外。私は他人の人生に干渉しない。そうでない人もあろう。当事者間の問題、としか思わない。 一般論と個別事例は違う。自身のケースと他人のケースもまた違う。ことに私的な対人においては。私的な対人関係に対する「べき論」を口にする人に、私はときおり驚く。個人の私的な生き方に対する「べき論」を口にする人にも驚く。ことに、私的な関係性の存在しない相手に対して、一般論として語る人に対しては。 「べき論」において間違っている人間関係は幾らもある。ことに性的な領域においては。恋愛に適正値が所在すると私は考えたことがない。私的な対人を常識で解く人が在って、ならその外部にある人は不可知であろ

    見解 - 地を這う難破船
    ryokusai
    ryokusai 2007/11/27
    健康とは嫌なものだがそれでも国も人も健康でなければならぬと山本夏彦氏は書いた。人は何よりも正義を愛すとも。「病人」だと広言する者に病院行けといふのもその類の「健康」であり「正義」。
  • 「正義」にはなれなくとも「正義の味方」にはなりえる - 地を這う難破船

    ⇒http://d.hatena.ne.jp/heartless00/20071122/1195754733 ⇒はてなブックマーク - 女子高生コンクリ詰め犯人を叩く資格ないだろ マジレス。 先ず。一般論としては措き現実の事例の処理について。 当然、通報したり逃がしたりすれば殺す、家族にも被害を与えると脅されていただろう b:id:ryokusaiさんも指摘しているけれども、詳細について最低限は把握してから言及してください。ことにこの事件について、ネットで述べるなら。 通報しなければまさにAVのような状況でレイプし放題、暴力団員がバッグについているためバレる事もないと考えられる。通報すれば殺されるかもしれない。 「バレる事もないと考えられる」頭がお花畑です。「加担者」の頭はそうであったかも知れませんが。バレるんですよ。暴力団の「組織的な関与」は当該事件について問われていない。 個別事例は措

    「正義」にはなれなくとも「正義の味方」にはなりえる - 地を這う難破船
    ryokusai
    ryokusai 2007/11/24
    「最新の日記がまたしてもラノベや漫画の購入記録なのにidコールしちやらめええ(ry」と書かうとしてきちんと「b:id」になつてゐる細やかな気配りに脱帽した。
  • マジョリティの側の度量(書き落としたこと) - 地を這う難破船

    もう触れないつもりだった。ただ。幾らか、思うところを。 以前に、紹介した言葉であるのだけれども、筒井康隆断筆事件の際に、浅田彰が言ったことがある。大意、と厳に断る。 ――マジョリティの側におかれては、マイノリティの側に対する度量をこそ求めたい。マイノリティは、マイノリティの側にあるがゆえに、言行に際して攻撃的になりもする。そのことは、やむを得ないことでもある。対するに、マジョリティの側がヒステリックになる。「これは許されないことです。」。マジョリティの側にあるがゆえの、度量を求めたい。――私の補足を付すると。現実的な力関係の所在が、背景にあることを、了解していただきたく、ということ。 のりたまと煙突 作者: 星野博美出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/05メディア: 単行 クリック: 10回この商品を含むブログ (32件) を見る 毎度のごとく手元にない。ひとりものの写真家は

    マジョリティの側の度量(書き落としたこと) - 地を這う難破船
    ryokusai
    ryokusai 2007/11/16
    これ受け容れた日には見知らぬ他人の突然の暴力行為を甘受するのを「度量」として求められるわけか。行き着く先はヨハネスブルクか拳王様に虐殺されたあの村だな。
  • ある、匿名のブックマーカーについて - 地を這う難破船

    ――トラックバックを頂きました。ありがとうございます。 はてなブックマーク - on objectivity - おおやにき 2007年10月25日 KampfGr_Zbv  プライベートモードでのネガティブタグに笑った/このエントリだけじゃないみたいだ http://d.hatena.ne.jp/KampfGr_Zbv/20071025#p1 はてなブックマーク - タグ「おおや大先生」 を検索 - はてなブックマーク ……ええと、ですね。すべて、同一人物が作成し使用しているタグです。つまり、ひとりの人間によるもの。ほかにも色々とあります。その人が作成し使用しているオリジナルなタグは。必ずしも「ネガ」なものとは限りません、が。片端から列挙しても構わないのですけれども。 私は、ほぼすべて把握しています。すなわち、その人の、プライベートモードのブックマークにおける活動の内容は。――当初から。

    ある、匿名のブックマーカーについて - 地を這う難破船
    ryokusai
    ryokusai 2007/10/29
    idトラックバックが日記に来たので少し恥づかしいことになつた。/「即座に、誰であるかわかりました。」You言つちやいなよ。/うちの被favは35に過ぎないんで現時点で言挙げして晒すのは気の毒では。←お前が言ふな
  • 夜になるまえに - 地を這う難破船

    先月。マイケル・ムーアの新作を新宿で観た。母親に付き添って。 シッコ - Wikipedia 以前も書いたが、母親は介護業界の中の人である。ふだん映画を観る人ではない。米国の医療問題を扱った映画が話題である、と新聞で知った、らしい。母親は、監督の名前も顔も知らない。上映後にわかったことであるが、劇映画と思っていたらしい。あの眼鏡の太った人が監督であるとは露知らずに観ていたそうな。「俳優と思ってた」まぁ、ある意味そうだが。「ドキュメンタリーだったのね」。むろん、3年前の一連の件も知らない。 「有名な人なの?」 「まぁ、色々な意味で」 コンテクストを全部説明するにも途方に暮れたのでやめた。 私の感想は。 2007-09-09 - 研究メモ のdojinさんの見解に、ほぼ全面的に同じ。 一方、ムーアが(主にアメリカ人に)訴えかけてるのは、このような(より技術的な)議論の出発点となるような「政府を

    夜になるまえに - 地を這う難破船
    ryokusai
    ryokusai 2007/10/13
    おかんは悪くない(この人が母上の悪口を言つてゐるといふ意味ではない。為念)。
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