アルファ化米はインターネット、主要な店舗でも市販されるようになり、自宅で備蓄する人も増えつつある。また被災地では救援物資として入手するケースもある。ところが、アルファ化米は災害時だけの食べものという思いが強く、ふだん食べなれていない。開封して熱湯を注ぐだけの食べ方では変化に乏しい。 そこで、アルファ化米を日常食として「ふだん食べ」してみることに挑戦した。災害時はライフラインが止まり米を炊くことが難しい。しかしアルファ化米は、米を炊飯後急速乾燥させて加工しすでに加工調理によってでんぷんが煮え消化しやすい状態になっている。そのため、再加熱時の時間が短縮でき、熱源の軽減も可能で、米を洗う手間も省け比較的容易に料理ができ利便性が高い。そして、何よりも「野菜ジュース」、「だし汁」などを加えた場合、米の芯まで吸い込む特性がある。美味しいパエリアや五目ご飯が出来るのはそのせいであり注目している。そこで、