ロシア極東アムール州のボストーチヌイ宇宙基地を訪れたプーチン大統領(左)と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記=9月13日(タス=共同)ロシアのプーチン大統領は北朝鮮に急接近し、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記と首脳会談も行ったが、ウクライナ侵略のための砲弾を北朝鮮から得る見返りに北朝鮮に送られたのが、賞味期限切れの小麦粉だったとする証拠写真が15日、公表された。 写真を入手したのは韓国で北朝鮮に向けて短波ラジオ「自由北朝鮮放送」を放送し、北朝鮮の実態を住民に伝えている金聖玟(キム・ソンミン)代表。東京で同日開かれた国際セミナー「北朝鮮の最新情勢を知り、全拉致被害者救出への方とを考える」(主催・北朝鮮による拉致被害者家族連絡会・拉致議連)で北朝鮮の現状報告の講演の中で紹介した。 写真は、金聖玟氏が北朝鮮内部から入手。ロシア産小麦粉の2キロ袋で、北朝鮮北東部の清津(チョンジン)港から荷揚
OSINT (Uri) 🇺🇦 @UKikaski Zaluzhny, from his interview with the Economist: “It was my mistake. Russia lost at least 150,000 people killed. In any other country, such losses would have stopped the war. But not in Russia, where life is cheap. In this sense, Putin's Russian Federation is truly an absolute anomaly. Even in former times, human lives in Russia were not valued as cheaply as they are now
ウクライナ東部クラマトルスク駅付近に残る「われわれの子どもたちのために」と書かれたロケット弾の残骸を調べる警察(2022年4月8日撮影)。(c)FADEL SENNA / AFP 【4月8日 AFP】(更新、写真・図解追加)ウクライナ東部のクラマトルスク(Kramatorsk)で8日、民間人が避難のために使用している鉄道駅がロケット弾による攻撃を受けた。現地の救助隊員によると、少なくとも35人が死亡した。 鉄道会社のオレクサンドル・カミシン(Alexander Kamyshin)会長は、負傷者は100人以上に上るとソーシャルメディアで発表し、「旅客鉄道インフラおよびクラマトルスク住民に対する意図的な攻撃だ」と非難した。 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は「あざけるように民間人を攻撃している。際限のない悪だ。罰しなければ、決して止まらない
(北村 淳:軍事社会学者) 日本では、ロシアによるウクライナ侵攻に関して、ウクライナあるいはゼレンスキー大統領に対して少しでも批判的あるいは疑義を差し挟むような意見を表明したり、ロシアやプーチン大統領の肩を持つかのような意見を表したならば、たちどころに袋叩きに合う現象がみられる。 その状況はアメリカでも似通っている。 とはいってもアメリカでは、バイデン政権のウクライナ支援の対応を批判する声もある。 たとえば、バイデン政権がロシアと直接の軍事衝突は避けつつも外交的経済的に真っ向から衝突する道を選択したことは、国家安全保障戦略を、インド太平洋地域重視から再びヨーロッパ・大西洋重視に引き戻そうとする目論見である、という批判も聞かれる(とりわけ、中国との対決に大きく舵を切り準備を進めている海軍・海兵隊やシンクタンクなどの関係者の間でそうした批判が強い)。
ウクライナを舞台にしたロシアのプーチン大統領による「核の恫喝」に、国際社会が揺さぶられている。差し迫った脅威に際し、日本でも核を巡る議論が飛び交い始めた。 世界は、核の悲劇をいかに防ぐのか。日本は、自国の安全をどう保つのか──。第2次安倍政権で国家安全保障局次長や内閣官房副長官補を歴任し、今年3月に共著『核兵器について、本音で話そう』(新潮新書)を上梓した兼原信克氏に話を聞いた。前編では、侵攻に至ったプーチン氏の心理と核兵器使用の本気度、そして紛争の行方を読み解く。(聞き手:河合達郎、フリーライター) ──プーチン大統領が侵攻に至った背景についてどう見ますか。 兼原信克氏(以下、兼原):直接の原因はNATO(北大西洋条約機構)の拡大です。NATOは2008年までに、かつて旧ソ連が統治していたバルト三国や、ワルシャワ条約機構の東欧諸国の加盟を承認しました。 ロシア側にとっては、NATOがせり
ロシアによるウクライナへの破壊攻撃が連日、続いている。 26日には、日本のジャーナリストも取材拠点の1つとしている、ウクライナ西部の中心都市リビウで、石油備蓄基地などがロシア軍によるミサイル攻撃の対象となった(ロシア、ウクライナ・リビウにミサイル 石油施設破壊 5人負傷、毎日新聞)。 日々、状況は変わっているものの、ロシアによるウクライナへの武力攻撃という事態は依然としてそのままだ。 武力攻撃の背景と今後について、ロンドンの中心地にあるクラブ「ザ・コンデュイット」で22日、イベント「ウクライナの戦争」が開催された。議論の一部を紹介したい。 議論の中で、「私たち(we)」という表現が出てくる。狭義では「西側(the West)」、つまり米国と西欧諸国だが、これに東欧の複数の国も加盟する欧州連合(EU)、「西側の価値観」を共有する広い意味の国際社会(日本も含む)を指す場合もある。 今回のイベン
Okuyama, Masashi ┃奥山真司 @masatheman 現在モスクワはさまざまな最後通牒を提出しているが、最も重大で差し迫った問題は、クレムリンが現在、ウクライナを「防衛能力を高め続けている永久に敵対する国」とみなしていることだ(ロブ・リー) 2022-02-09 11:52:27 Okuyama, Masashi ┃奥山真司 @masatheman ゼレンスキー大統領との関係改善に対するロシアの希望は2021年に打ち砕かれ、モスクワは現在、NATOとの防衛協力の拡大を止めるなど、ウクライナがもたらす長期的な安全保障リスクの軽減に注力している。(同上) 2022-02-09 11:53:16
21世紀初頭、国際社会を一国でリードしてきたアメリカは、2022年、もはや一国では中国を封じ込める力を持たなくなっている。そうした中、「価値の同盟」を掲げ、イギリス、オーストラリアに共同行動を呼びかけ、昨年12月には「民主主義サミット」を開催した。が、どうもうまくいっていない。 イギリスはEU(欧州連合)から離脱し、「グローバル・ブリテン(大英帝国再編)」を目指して、米英の軍事的連携を強めている。オーストラリアも、アジア、オセアニアでアジア人の経済力が拡大する中、米英との同盟強化により存在の再構築を図っている。 このような現状で、アメリカ、中国、ロシア、北朝鮮などに囲まれた日本は、どのように行動すればよいのだろうか? アメリカとの同盟関係を既定路線と決め込むことなく、今後の日本のアジア政策を考えてみたい。 アメリカ中心の「価値の同盟」 最大の特徴は、アメリカ・バイデン政権の「価値の同盟」戦
危機下での米露オンライン首脳会談 日本時間で12月8日の未明、米露首脳会談がオンラインで行われた。ウクライナ国境付近にロシア軍が大挙集結し、緊張が高まる中でのことである。国際的な注目を集めたのは当然であっただろう。 肝心の会談内容であるが、両国の大統領府発表を比較してみると、全体的には双方「言いたいことを言った」という感がある。バイデン米大統領からは、ロシアがウクライナに対する軍事的圧力をエスカレーションさせた場合、「経済その他の強力な措置で応じる」との方針が示される一方、プーチン露大統領は「国境で軍事力を増強しているのはNATOの方だ」と応じたとされ、話はどうにも噛み合っていない。 バイデン大統領とのオンライン首脳会談に臨むプーチン大統領(ロシア大統領府公式サイトより) 他方、両国大統領府は、今後の対話継続のために担当者を指名したことを一致して明らかにしており、全くの物別れに終わったわけ
ノビチョクとはロシアの反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏(44)が、移動中の飛行機内で意識障害となり、ベルリンで治療されている件に関し、ドイツ政府は、旧ソ連の軍事用神経剤「ノビチョク」に属する毒物が使われたと発表しました。政治的な話は今回触れません。医学の面から、ノビチョクを説明してみたいと思います。 ノビチョクは、いくつかの神経剤をあらわし、ロシア語で「新人」を意味します。医学的にはコリンエステラーゼ阻害剤に分類されます。主にアセチルコリンエステラーゼを阻害するものとして、有機リン系農薬(マラチオン[商品名マラソン]、フェニトロチオン[スミチオン]など)が有名です。その他、悪名高きVXやサリンなどもコリンエステラーゼ阻害剤です。早い話が、ノビチョクはこれらの仲間で、新人、つまり新しいものです。 アセチルコリンエステラーゼ阻害剤アセチルコリンエステラーゼと言われてもピンとこないと思われ
9日未明、沖縄県の尖閣諸島沖の接続水域内に中国海軍とロシア海軍の艦艇が進入し航行しました。これまで中国はこの海域には海警局の巡視船までしか送り込んでおらず、海軍艦艇を送り込んできたのは初になります。そしてほぼ同じ時間帯にロシア海軍の艦隊も現れました。これが中国海軍と呼応した動きとするならば、ロシアの態度は異例のものとなります。なお領海への侵入は行われていません。 確認された中国海軍の艦艇はジャンカイ1級フリゲート1隻。ロシア海軍はウダロイ級駆逐艦1隻、補給艦1隻、外洋曳船1隻の3隻です。 中国海軍に付いてはジャンカイ1級(054型)は2隻しかないので、東海艦隊所属の「525 馬鞍山」あるいは「526 温州」のどちらかです。 防衛省幕僚監部より、中国海軍ジャンカイ1級フリゲートロシア海軍に付いては3月28日にウダロイ級駆逐艦「アドミラル・ヴィノグラドフ」、ドゥブナ級補給艦「イルクート」、バグ
ソ連崩壊後、活動が低調になっていたロシア空軍ですが、最近になって偵察飛行を再開し、失われていた士気を取り戻しつつあるようです。ですが、だからといってこれは一体・・・ 冷戦時代に逆戻り? 「自信とプライド」を取り戻すロシア空軍兵たち - AFP通信■偵察飛行は「善意のしるし」 Dmitry Kostyunin副司令官は、長距離偵察の再開は「力の誇示ではなく、世界の融和を目指したもの」だと強調した。スクランブル発進を受けたとしても、ロシアのパイロットは仲間意識のようなものを感じるという。「スクランブルをかけた側も、幸せな気分なんじゃないかな。若いパイロットたちはロシア軍機を見ることができるし、ロシア軍機がいかに美しいかを知ることもできる」 だが、こうしたコメントは、西側諸国から寄せられる数多くの不満とは矛盾している。2月には日本の領空を侵犯したとして、外務省は直ちにロシア大使館に厳重抗議した。
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