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創業した最初の数年間で、僕の一番の悩みの種は、資金でもなく、信用でもありませんでした。実は一番悩んだのは社員の退職でした。人数が少ない中小企業では、1人でも辞めると仕事が完全にストップしてしまう危険が常につきまといます。 創業間もない頃は、自信のない僕の周りに自信のない社員が集まっていたのです。社員が1人でも辞めるとその動揺が社内に伝わり、その余波を沈めるには多くの心労と時間がかかりました。社員の誰かに真剣な顔で「社長、ちょっと相談したいことがあります」と声をかけられると、「『辞めたい』と言わないで」と祈ったものでした。 はかない願いもむなしく、社員はよく辞めていきました。今となって考えてみれば仕方のないことだったと納得できるのですが、当時は本当に辛かったことでした。 警察官になった青年 ある年、非常に気に入ったタイプの営業社員が入社してくれました。就職先はマスコミと警察を志望していたその
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 日本の友人や知人から「4大文明の1つである中国文明」や「孔子、老子などの歴史偉人」について関心を示される時、僕はいつも複雑な気持ちになります。今の中国は世界に後れを取っていますし、現在は世界の人々が納得するような偉人も生み出していないからです。 「日本の文化の多くは、中国からやってきた」と言われる時も困惑します。恐らくは、僕への心遣いも込めての表現だとは思います。にもかかわらず戸惑ってしまうのは、文化は国に属するものではなく地域の風習や自然と歴史から育まれてきたものだ、と言うのが僕の持論だからです。人類の長い歴史において国の興亡は果てしなく繰り広げられてきましたが、文化は人間を媒体に人類のものとして伝わり発展したものなのです。 朱子学を日本に
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 2年前に安倍晋三さんと、たまたまコンサートで会いました。これが僕が安倍さんと知り合うきっかけでした。その後、知り合いの経営者のホームパーティーなどで同席したりなど会う機会が増すごとに交友を深め、赤坂プリンスホテルのレストランでご夫妻と会食するようになりました。 その安倍晋三さんが総理大臣になりました。知り合った当時も官房副長官など政府の要職にありましたが、今は首相という身分。このコラムで安倍さんと私的に築き上げた関係を書くべきかどうかは悩みましたが、実際に忌憚なく意見を交換するような関係にならないと分からないような感覚を読者の皆さんに伝えたいと思い筆を執りました。 最初にお断りしますが、僕は何も総理大臣とのつき合いをひけらかしたいから書くので
日本は、美しさにあふれる国です。 風景では、日本の象徴とも言うべき富士山、天橋立、金閣寺といった名勝旧跡はもちろんですが、稲穂に満ちた田園とその向こうに見える山景色、道端にこじんまりとたたずむお地蔵さんといった日常の情景にもえも言われぬ美しさがあります。これらの日本の自然美は、オーストラリアの雄大さ、そしてニュージーランドの華麗さと違い、盆栽に凝縮されたような繊細さの調和を感じます。 文化、芸術もそうです。歌舞伎や文楽といった伝統芸能に限らず、宝塚歌劇そしてお笑いなどの現代文化にも、考え抜かれ、そして研ぎ澄まされた端麗な美があります。それは奥深さとも言うべきものです。 例えば、日本の土器に見られる非対称性と偶然性がもたらす温もりや神秘は、言葉で伝えられぬ感動を与えてくれます。また懐石料理を筆頭にした和食が醸し出す味・色・形の美しさは、カロリーと刺激を求める人には分からないでしょう。 自然や
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 今日、8月31日は僕にとって特別な日になります。明日の9月1日から、僕はソフトブレーンの取締役会長から、マネージメント・アドバイザーになるからです。取締役は退任し、今後経営には一切タッチしません。現在保有する株は持ち続ける方針なので、ソフトブレーンと全く縁がなくなるワケではなりませんが、かつてのような経営の最前線に立つことはありません。 札幌のマンションの一室で創業したのは14年前。当時の僕は「不渡り」を「渡り鳥が来ない」と誤解していたように、日本語もそして経営の知識もヨチヨチ歩きのような状況でした。そんな僕が、よくもずうずうしく会社のトップを務めてきたものだと、我ながら感心してしまいます。 僕は、今でこそ講演会に呼ばれ、コンサルティングを頼
ソフトブレーンは、創業者で取締役会長を務める宋文洲氏が、8月31日で取締役を退任すると発表した。退任後は新たに設ける「マネージメント・アドバイザー」に就き、現経営陣への助言を行うが、経営の一線からは退く。 宋会長は、かねてより「創業者がいつまでも経営トップに居座っているのは間違っている」との持論を展開し、今年1月には自らも代表権を返上。松田孝裕社長への権限委譲を進めてきた。この半年で現経営陣による事業運営を見届けたことで、委譲までの過度期は終わったと判断。取締役会長を退く決断をした。 また、ソフトブレーンと、宋会長が個人で精力的にこなしている講演活動やメディアへの執筆活動との間に一線を画すための退任でもあるようだ。退任のリリースでは、「(既に経営から退いているのに)、社外の多くの方々が、いまだ私が“実力会長”としてソフトブレーンを動かしていると誤解し、私の個人としての言動を、会社とリンクし
親愛なる読者の皆様へ 前回の記事「8月15日に北京にいました」を読んでいただき本当にありがとうございました。 皆様のコメントを全部読ませていただきました。コメントの多さは予想した通りですが、内容の厳しさは予想を超えていました。「とても参考になった」とアンケートに答えた方は67%でした。 これは以前の記事「中国人が靖国神社に行きました」の結果とかなり異なりました。あの時、読者の方々の90%が「とても参考になった」と答えてくださいました。もっと厳しいご意見があると思っていた自分はびっくりしました。 よく考えると、この違いは記事を書く環境の違いに由来すると思いました。「中国人が靖国…」の記事は日本にいて日本の友人や知人と話した後に書きました。「8月15日…」の記事は中国にいて中国の友人、知人と話した後に書きました。 中国では日本の代弁をしていると 「中国人の代弁をしている」という趣旨のコメントが
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既にご存じと思いますがインサイダー取引疑惑で東京地検特捜部に6月5日に逮捕された村上世彰容疑者は、当社の社外取締役に就任していました。逮捕のわずか前ですが彼には当社取締役を辞任してもらいましたが、彼が今年の3月半ばから6月初めまで当社の取締役であったという事実は消えません。当社がそして私がなぜ、彼を社外取締役として迎えていたのかを、できる限りの説明をしたいと思います。 私が村上氏と最初に会ったのは昨年の2月25日でした。彼が面会を求めてきました。私の時間調整が困難だったため、当社のCFO(最高財務責任者)に対応を頼みました。しかし、翌日にそのCFOはお手上げ状態になりました。村上氏から「お前には用がない」と言われたからです。 いきなりこんな失礼なことを言う人は見たことがなかったので、私はかえって彼に興味を持ちました。これが彼と知り合うきっかけになりました。 後日、村上氏はMACコンサルティ
このようなタイトルを見て不愉快に思う女性がいるかもしれません。しかし、ご心配はいりません。ニートとフリーターを悪く扱う内容ではありませんから。 日本には30代で自分の会社を上場させた若い社長が七十数人もいます。僕はその彼らの大半と、知人や友人の関係にあります。意外かもしれませんが、彼らの多くはニートかフリーターの経験を持っています。 実は僕も数カ月の準ニートをやりました。どこにも就職せず、アルバイトもしませんでした。就職した会社が倒産し、似たような会社にもう一度就職したくなかったからです。今のソフトブレーンを起業すべきかどうかを悩んでいたからです。何も悩まずに世間のお決まりコースを歩む人と、周りの非難を受けても自分の心に素直に問いかける人、どちらがより人間らしいでしょうか。 一時期の生き方に過ぎない ニートとフリーターは職業ではなく、人種でもなく、普通の人のある一時期の生き方に過ぎません。
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