「仕様書の書き方」の一連のページをまとめて電子書籍化しました。 iBookstore で発売中です。 2015.05.11 この文章や、文章中で定義する用語は、株式会社ランバーミルの開発業務の中で蓄積されたノウハウを基にしています。業界一般や書籍等で定義されているものとは、必ずしもニュアンスが一致していない点に注意して下さい(業務の参考にはなるかもしれませんが、試験対策には使えません)。 テスト仕様書とは システムの振舞いを外部からチェックする手順を定めた仕様書です。システムの構築途中から、運用開始後に渡って少しずつ(後述するシナリオを)書き足されて行きます。”動作確認”という曖昧な作業の内容を可能な限り明確にし、迅速かつ確実なテストを実行できるようにすることが、この仕様書の目的です。 システムテストと単体テスト この仕様書がカバーするのは、所謂、「システムテスト」です。本稼動環境に似せた
テスト仕様書で絶対に必要な項目リスト テスト仕様書に記述すべきものとして、以下の事項があります。 テストを実施した環境 実施するテストの内容 テストを実施するためのシステムの操作手順 テストの実行結果 個々のテスト項目を識別するための番号や記号(通し番号など) テストを実施した年月日 テストを実行した担当者 障害報告票番号(発生した障害の詳細を開発グループに報告する帳票の識別番号) まずはテスト環境について明記する テスト仕様書の先頭には、「テストを実施した環境」を記述します。ここでは、ハードウェア環境やソフトウェア環境、ネットワーク環境など、「どのような環境でテストを行ったか」を説明します。 ただし、テストを実施した環境を記述するだけでは十分ではありません。「顧客にとって必要な情報は何か」を考えるのです。ここで必要なのは、「要件定義書で規定した環境」との関係が分かることです。 なぜなら、
「バグ数には興味ないのだよ」――顧客が喜ぶテスト仕様書とは?:誰にでも分かるSEのための文章術(11)(1/2 ページ) 「提案書」や「要件定義書」は書くのが難しい。読む人がITの専門家ではないからだ。専門用語を使わず、高度な内容を的確に伝えるにはどうすればいいか。「提案書」「要件定義書」の書き方を通じて、「誰にでも伝わる」文章術を伝授する。 メーカーが機械を納入する際は、耐久試験や性能試験などの結果を添付して、問題がないことを顧客に確認してもらいます。同様にシステム開発においても、テスト結果を顧客に提示してシステムに問題がないことを確認してもらう必要があります。 今回と次回の2回にわたって、「テスト仕様書」の書き方と表現のポイントを説明します。 今回は、「顧客にとって良いテスト仕様書」とは何か、「顧客にとって良いテスト仕様書」にするためには何を記述すればよいのか、テスト仕様書のおおまかな
ソフトウェアテストプロセスに関する一考察 ー V ⇒ W ⇒ V3 ー ソフトウェアテストプロセスに関する一考察 ソフトウェアテストプロセスに関する一考察 ー ー V V ⇒ ⇒ W W ⇒ ⇒ V3 V3 ー ー ソフトウェアテストシンポジウム 2007 東京 2007年1月30日 小川 秀人 (株式会社 日立製作所) JaSST '07 in Tokyo, 2007.1.30 Copyright (C) Hitachi Ltd. , 2007 モチベーション モチベーション モチベーション � 自己紹介 �(主に)大規模組込みソフトウェアを対象とした開発技術の研究 ¾ 開発プロセス,アーキテクチャ,コーディング,テスト…… �種々の製品やプロジェクトに対して技術開発・導入 � 問題意識 �違う組織に行くと,言葉が違う ¾ まったく異なる言葉を使っているのならまだいい ¾ 同じ言葉を違う
日科技連とSQiPの取り組み 1980年、日科技連では、日本におけるソフトウェア製品の品質向上と効果的開発の方法論の確立を目指して、「ソフトウェア生産管理研究委員会」(SPC, Software Production Control)を設置しました。 以来、「TQMとソフトウェア工学の結婚」を標榜し、日本的品質管理をソフトウェア生産に適用するための調査・研究・普及を行ってまいりました。 2007年に、この活動が「ソフトウェア品質に関する活動」であると分かりやすくすることと、ソフトウェア技術職という専門的職業の矜持を大事にしたいという思いから、SQiP(Software Quality Profession)に改称しました。 1980年の設立当初は、メインフレーマーで培われたソフトウェア品質技術・施策を議論する場でしたが、現在はソフトウェア産業に関わるすべての方々が議論できる場になっています
第3回次期バージョン1.8に見るTestLinkの過去・現在・未来 TestLink日本語化部会 2008-10-17
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