日本航空(JAL/JL、9201)は、貨物輸送実験を長崎県内の離島空港間で2月18日に実施した。無人のヘリコプターで空港間をつなぐ実験で、静岡県から遠隔操作した。無人ヘリを遠隔操作し、空港間を目視外飛行するのは国内では初の試みで、事業化の可能性を探る。また翌19日には、長崎・五島列島で収穫した鮮魚を無人ヘリで運び、旅客機で都内へ空輸する実験も行った。 18日の離島間輸送は、五島列島の上五島空港と小値賀(おぢか)空港間の往復46キロで実施した。医薬品を想定した模擬貨物を保冷容器に入れ、空港間を無人ヘリで輸送。温度計測データを用い、輸送中の温度などを確認した。 19日の鮮魚空輸実験では、上五島空港と羽田空港間を無人ヘリと陸送、JAL便を用いた。上五島で水揚げされたクエなど約20キロの鮮魚を、上五島空港から対岸の西海市崎戸まで35キロを無人ヘリで運んだ。西海市から長崎空港までは陸送し、午後0時4
互換チップが次々と生まれる中国、半導体業界の新たな潮流:製品分解で探るアジアの新トレンド(45)(1/3 ページ) 中国では今、STMicroelectronicsのArmマイコン「STM32シリーズ」の互換チップなどが次々と開発されている。これが、中国半導体業界の新たな方向性の一つとなっている。 2019年は米中貿易摩擦の問題がエレクトロニクス業界にも大きな影響を及ぼした。政治に翻弄される状況はまだ続きそうだが、そんな中、中国の半導体がもう一つの進化の方向を持ち始めているので実例をもとに取り上げたい。こうした方向性は以前からもあるもので、特に2019年に顕著になったわけではないが、2020年を迎え、ますます加速する可能性があるので、あえて今、取り上げたい。 高度なドローンは半導体の塊 図1は、2019年に発売された中国DJIの新型ドローン「Mavic Mini」。軽量小型ながら高度な能力
AIドローン開発の米Skydioが日本市場に参入することになった。ドローンでのインフラ点検ソリューションを提供する株式会社ジャパン・インフラ・ウェイマーク(本社・大阪市、JIW)は1月22日、米Skydio.Inc(カリフォルニア州、Skydio)と、点検のための特別仕様機「Skydio R2 for Japanese Inspection」(J2)の開発を完了したと発表した。また両社は同時に、この開発機J2を使った橋梁点検を、東南アジアと日本で展開する独占パートナーシップを締結したことも発表した。点検のトライアルを実施することも決め、希望事業者の募集も開始した。 点検機「J2」を共同開発 オフセット50㎝、上向きカメラ、GPS座標取得の特別仕様点検向けの「J2」は橋梁裏の撮影ができるようカメラが真上を向く特別仕様だ 米SkydioはAIとコンピュータビジョンに高度なロボティクスを組み合
ジャパン・インフラ・ウェイマーク(JIW、東京・中央)は、障害物を自動で回避するインフラ点検用ドローン「Skydio R2 for Japanese Inspection(J2)」を米スカイディオと共同で開発した。経験が浅い操縦者でも、橋桁と橋脚との間や対傾構の部材間など幅や高さが1mに満たない隙間を縫って安全に飛ばせる。 開発した「Skydio R2 for Japanese Inspection」。機体前方の可動式カメラで点検対象を撮影し、上下に搭載する計6つのカメラで自機の位置を把握する。衝突の危険性の判断には風の影響なども考慮する。バッテリーは磁石による着脱方式を採用。万が一墜落した際は簡単に外れ、衝突される側への衝撃を和らげる(写真:日経クロステック) 近年、橋や法面といったインフラ構造物の点検で、ドローンを活用する事例が増えている。そこで課題として挙がるのが、飛行の安全性だ。橋
Mavicシリーズ 高性能フラッグシップドローン Airシリーズ オールインワン型ドローン Miniシリーズ すぐに飛ばせる軽量ドローン Inspireシリーズ プロ向け空撮ドローン
ドローンの開発研究分野でスイスは最先端を行く。連邦工科大学のローザンヌ校とチューリヒ校をつなぐ区域には、過去数年の間に80社ものスタートアップ企業が設立され、関係者はシリコンバレーならぬ「ドローンバレー」と呼ぶ。この快進撃の要因は何か?そして空の混乱を避けるための対策とは? 「ロボット工学を生かして自分のアイディアを実現するには、欧州でスイスが最も適した場所だ」とプルツェミスラフ・コルナトフスキーさんは言う。 「この分野では我々が最先端だ。開発をここで進めるために米国からわざわざスイスの『ドローンバレー』に移転する企業があるほどだ」とマキシミリアン・ブースフェルドさんは言う。 コルナトフスキーさんとブースフェルドさんは二人ともスイスでスタートアップ企業を立ち上げた創立者だ。コルナトフスキーさんは小包を配達する保護ケージ付きのドローンを製造。また、社員45人のウィングトラ社を率いるブースフェ
By Shepard4711 誰もが簡単に飛ばすことができるドローンは、飛ばして楽しいオモチャだけでなく物流や建設業界、芸術、はたまた文化人類学における発見をもたらすなど、実にさまざまな用途を可能にするデバイスです。そんなドローンのさらなる発展を目指して、約80社ものスタートアップが利用するシリコンバレーならぬ「ドローンバレー」がスイス国内に存在しています。 Welcome to the Drone Valley - SWI swissinfo.ch https://www.swissinfo.ch/eng/sci-tech/swiss-innovation_welcome-to-the-drone-valley/44375836 「この場所は、ロボティクスの研究を行ってアイデアを実現するためのヨーロッパで最高の場所です」と語るPrzemyslaw Kornatowski氏と、「ドローンの
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