5月24日、3月28日にトラブルを起こして機能を停止し、4月28日に復旧を断念したX線天文衛星「ひとみ」の「異常事象調査報告書」が、宇宙航空研究開発機構(JAXA)から文部科学省・宇宙開発利用部会・X線天文衛星「ひとみ」の異常事象に関する小委員会に提出された。 一言で言って、日本では珍しい、かなり“攻めた”内容の中間報告である。 事故が起きた原因は、今回の中間報告でほぼ判明した。そして、報告書からは、宇宙科学研究所(ISAS、以下宇宙研)という組織にかなり大きな問題があったらしいことが読み取れる。 この報告書は、組織文化の問題まで遡って原因を究明しようとする姿勢を見せている。よくここまで関係者がきちんと証言するだけの、話しやすい環境を作ったと思う。 前回、この連載で「JAXAから独立した強い権限を持つ事故調査委員会を立ち上げ、調査対象となる関係者に免責特権を与えて、すべての情報を引き出すこ
3/22(日) 御茶ノ水 明治大学リバティータワー 凄い人やった。。。 久しぶりの技術系検定。 曰く Quality Control 略して QC検定。 品質管理における統計的手法活用の技量に。 品質マネジメント関連の諸々の知識を計る試験。 3月と9月の計2回行われ、1級から4級まである。 それぞれの想定対象者はといいますと。 1級 品質管理部門のスタッフ、技術系部門のスタッフ 2級 小集団活動、改善活動のリーダー 3級 小集団活動、改善活動のメンバー 4級 学生 って、ことらしい。 じゃぁ、2級ねぇって。 それにしては難易度高いゾォ。。。 驚いたのは、その受験者数。 まずは、過去10回の受験者数と合格率の推移を見て頂きましょう。 特筆すべきはオレンジ点線で示した3級の受験者数。 過去5年で倍増、3万人弱にも及ぶ盛況ぶり。 その分。 2級・3級の合格率は近年急激に難化傾向。 1級は超難関っ
お断り1:内容に一貫性はありませんし責任ももてません。 読んだあなたが不愉快になるかもしれません。 お断り2:所詮,素人集団の雑文です。 色々な方の論文などを参考にさせて頂きましたし 引用もさせて頂きましたが 充分に理解できていないと思います。 「聞きかじり」のような所もあるでしょうし、 「知ったかぶり」もあると思いますがお許し下さい。
はじめに 今更いうことではないのだけれど、自分は凡ミスの多い人間だという自覚がある。例えば、このブログを書いていたとしても、結構な割合で「てにをは」を間違えることが多いし、また予定等を勘違いして、実は期日を過ぎていたということもある。 そういうこともあってか、「こういう単純な凡ミスを無くす」ことが出来ないかなと思って、本を手に取ったのだけど、いい意味で裏切られた。いい意味、というのは、その本のタイトルに反して、要するに「ミスをエンジニアリングするということがどういうことか」ということが書かれていたからだ。この本はタイトルで純粋に損しているとは思う。 個人において「ミスをする」ということはどういうことか 大抵、人間が何かをミスする場合、そのミスというのは無能であるか、あるいはうっかりといったような「能力の欠如」として捉えることが多い。しかし、本書の場合、それよりかは、むしろ「人間の知恵が働き
2014年7月2日更新 2014年5月30日公開 独立行政法人情報処理推進機構 技術本部 ソフトウェア高信頼化センター 概要 社会生活になくてはならない製品・システムにおいて、ソフトウェアが重要な位置付けとなるにつれて、その信頼性の確保が重要視されます。 IPA/SECでは、ソフトウェア高信頼化の活動の一環として、ソフトウェア開発における先進的な取組み事例を数多く調査・収集しています。 それらの事例を広く紹介・共有することで、我が国のソフトウェア開発水準の向上や、製品・システム利用者の安全・安心につなげることを目的に、ソフトウェア開発プロセスのうち、最近開発手法が充実してきた「設計」、および「検証」の工程に着目して事例を取りまとめました。 ※2015年11月18日に「先進的な設計・検証技術の適用事例報告書 2015年度版」を公開しました。 本報告書の特徴 先進的な取組みや手法は、実際の
この記事は、英語ブログエントリ"How to make it better ? - Extracting implicit knowledge via GSN"の日本語訳です。 -あまりうまくない「かぶと」- 折り紙をうまく折る 折り紙には上手い人とそうでない人がいます。また、外人に折り紙を教えると、手順はうまく伝えることができても、あまり奇麗にできることはありません。折り紙をうまく織るには、「ここは角がしっかり合うように気をつけて」などというコツをうまく伝える必要があります。 ソフトウェア開発においてドキュメント、コード、報告書などをレビューしていても、同じ悩みがあります。作成する手順、プロセスだけではだめ。この小記事では、折り紙を例題に、このあたりのことを考えてみたいと思います。 折り紙の「かぶと」1つ1つのステップは難しくありません。でもステップにはコツやポイントがあります(暗黙知と
【どうした?!日本メーカーの品質】 いまさらFMEAが人気のワケ 國井技術士設計事務所所長の國井良昌氏に聞く トラブルを未然に防ぐために使われるFMEA (Failure Mode and Effects Analysis:故障モード影響解析)が今、日本メーカーの技術者の間で注目されている。FMEAは、システムを構成する部品やモジュールに故障が発生した場合に、そのシステムにどの程度の影響が及ぶかを解析する手法。これにより、各故障モードの致命度を明らかにし、対策の優先順位を相対的に判断できるようにする。。 だが、FMEAは従来からある手法。なぜ今、FMEAが注目されているのか。実務系セミナー「ものづくり塾」において「シンプルで強力なFMEAとDR ─導入事例とその体験実習─」〔2015年2月23日(月)〕の講座を持つ、國井技術士設計事務所所長の國井良昌氏に聞く。(聞き手は近岡 裕) ──自
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く