【ニューヨーク時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は7日、米アップルと主要出版5社が電子書籍の価格つり上げで談合したとして、司法省が反トラスト法(独占禁止法)違反での提訴も辞さないと各社に警告したと報じた。現在は和解協議も行われているもよう。 報道によれば、2010年のアップル初のタブレット型多機能携帯端末「iPad(アイパッド)」発売を前に、昨年死去したジョブズ最高経営責任者(CEO)は自ら、出版社側が書籍の価格を決め、アップルがその3割を受け取ることを提案。さらに、同じ本をこの価格より安くアップルの競合社に提供しないよう求めたという。 【関連記事】 〔写真特集〕新iPad〜画質鮮明、日本語音声認識も〜 【特集】通信費は安くなるか?〜固定回線とiPhoneセット導入「自腹」レポート〜 新型iPad、当面販売せず=KDDI 新iPadを16日発売=画質鮮明、日