すでに御存知のように、映画はすぐれた意志媒体として私達の生活の中に深く根を下ろしています。私達が映画作りを始めてすでに4作目の作品になるこの『ふたつの地平線』ですが、いつもの事ながら、創り始める時には、スタッフ一人ひとりの想いをのせてどんどん広がり、とてもういういしい気持ちになったものです。特に、今までは、障害者解放運動に関わるものばがりでひとりよがりのスタッフ集団であったものが、今回は、私達の親しい友人である詩人の芝充世さんに加わっていただく事で、より改まった気持ちで映画作りに取り組むことができたと思います。 私達の創る映画は、原則として8mmを採用しています。それは、16mmにない細かな感情が見る人々に伝わる事と、どんな小さな集まりにも活用され得るという特性を備えている事によります。私達にしても、もっと映画的な手法を駆使できる16mm映画に魅力がないわけではありません。しかしながら、私
こんにちは。 六号通り診療所の石原です。 今日は胃カメラの日なので、 カルテの整理をして、 それから今PCに向かっています。 それでは今日の話題です。 昨年発売された「告白」という小説があって、 ベストセラーになっています。 お読みになった方も、 多分いらっしゃるかと思います。 少年犯罪と学校との関係などを、 ややどぎついタッチで描いた小説ですが、 「本屋大賞」に選ばれるなど、 本好きの評価も高い作品とされています。 その中にHIVの話が登場します。 その内容に100パーセントの嘘はないのですが、 以前取り上げたドラマの「ヴォイス」と同じように、 医学的知識なく内容を読むと、 HIVに対するかなり誤った認識に、 繋がりかねない部分があると僕は思います。 そこで、今日はちょっとその点について、 僕なりの検証をしてみたいと思います。 重箱の隅を突くようなことばかりしているように思われると、 本
24時間監視されました。ルイ・シホヨス監督 - Photo:Nobuhiro Hosoki 和歌山県で行われているイルカ大量捕獲についてのドキュメンタリー映画『ザ・コーヴ』(原題)の監督であるルイ・シホヨスが「この事実をもっと日本人に知ってもらいたい」とインタビューに答えた。 今年のサンダンス映画祭のドキュメンタリー部門で、観客賞を受賞した本作は、和歌山県太地町で行われているイルカの追い込み漁に焦点を当て、捕獲されたイルカの一部が水族館に売られ、そこで選ばれなかったイルカは、その場で殺され肉として売られているという事実を暴く。そしてその肉には大量の水銀が含まれているだけでなく、偽装してクジラ肉として売られたり、学校の給食として出回っていたりする現実を見せ付ける。 初めて太地町を訪れたときの印象について。「太地町に入って橋を渡ると2つのイルカ像が出迎えてくれて、道はイルカの絵のタイルで埋め尽
松嶋×町山 未公開映画を観るTVは、あまりにもアレすぎて日本では公開できなかった数々のドキュメンタリー映画を紹介していく番組なのだそうで、その中の『スーパー・ハイ・ミー』の回。 この映画はマリファナを30日間吸い続けるとどうなるのかを描いた人体実験映画で、30日間マクドナルドのハンバーガーばかり食べる『スーパー・サイズ・ミー』の亜種。最後に町山智浩氏が、政府がマリファナを禁止している理由をわかりやすく説明してくれています。精子の量が増えるのは本当らしいです。 町山智浩氏の解説によると、政府がマリファナを禁ずる理由としては、健康上の理由からではなく、「戦争をしたくなくなる」、「働かなくなる」、「セックスが大好きになる」ってことで、国にとって有益な国民にならないってことなんだそうですが、詳しくは最後の動画を見ればわかるかと思います。 今日からはじめるアソコのエチケット 携帯用アソコティッシュ
厚生労働省の「患者調査」(05年)などによれば、日本の精神科患者数は現在、入院・通院を合わせて約300万人を超える。生活していく中で精神を患うことは、もはや誰にとっても他人事ではなくなった。しかし、いまだ精神疾患は「実は……」という前置きで打ち明けられ、周囲に隠している人も多い。 想田和弘監督が映画『精神』を撮ろうと決めたのも、この状況に危機感を抱いたことが理由のひとつだという。岡山県にある精神科診療所「こらーる岡山」にカメラを入れ、そこに通う人々を、モザイクなしで映し出す。カメラに向かって話す患者たちは、”健常者”からそう遠いところにいる人には見えない。 「僕が子どもの頃も、精神病院はタブーな存在でした。従兄弟の家の近くに精神病院があり、肝試しみたいに中を覗いて遊んでいました。精神障害者は異星人というか、お化け屋敷の住民というイメージを持っていましたね。でも、大学時代にそれが180度変わ
僕が見たこと 追体験する 精神科診療所に集う患者たちの姿を赤裸々にとらえたドキュメンタリー「精神」が13日から、渋谷・シアター・イメージフォーラムで公開される。 監督は、ニューヨーク在住の映画作家、想田和弘=写真=。地方選挙の内幕を追った前作「選挙」同様、被写体を観察し、彼らが生きる日本の現実を浮き彫りにする。 精神科という場所で映画を撮る契機の一つが、自身の経験だ。約5年前、テレビ番組制作のために日本に滞在していた時、ストレスで精神的に追いつめられた。その時、周囲を見渡すと、「似たような状況にいる人がいっぱいいる」と感じた。「精神科に通っているとか、同僚が自殺してしまったとかいう話もよく聞く。『もしかして、これ日本全体に蔓延していない?』と」 精神的危機は身近にある。にもかかわらず、患者たちの世界からは目がそらされている。「見えざるカーテン」を取り払うべく、岡山市にある精神科診療所「こら
◇精神障害者の日常感じて--山本明子さん(48) 06年9月の公開以来、全国各地で自主上映会が続くなど静かなロングランを続けている岡山発の映画がある。実在する岡山市内の精神神経科診療所「こらーる岡山」に通う精神障害者の日常に焦点をあてたドキュメンタリー「キチガイの一日」だ。監督は診療所の事務員として働く山本明子さん(48)。「技術も機材もなかった素人」だったという山本監督が、映画に込めた思いを聞いた。【松井豊】 --制作のきっかけを教えて下さい 米国のマイケル・ムーア監督の「華氏911」が日本で公開された際、映画ウェブサイトの日本語掲示板に「広島や長崎(の被爆のこと)もムーア監督が撮ってくれないか」と書き込みがありました。長崎県出身の私は「日本人として無責任だな」と思っていると、「映画を撮れ」と突然“お告げ”が来たのです。当時ビデオ録画もろくにできなかったのですが(笑)。その後、診療所に勤
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