CNNによると、本法案は州内の宗教職者に、同性愛者の結婚式を含む儀式開催を拒否する権利を与え、税金で運営される団体には、同性愛者にサービス提供を断る権利を付与するものだ。 また、ビジネスインサイダーによると、この法案は、宗教団体の雇用にも影響するという。法案では、宗教団体を教会、宗教系の学校、キリスト教系団体と定めている。しかし、専門家の中には、幅広い解釈が可能な本法案の表現では、宗教団体だけでなく、企業、病院、養子縁組センター、ホームレスシェルターにも影響するのではと懸念する声もある。 つまり、この法案自体は「信教の自由」を守るためのものであるが、その反面、反LGBT法案とも解釈できるのだ。 反LGBT法案に立ちあがったディズニーとセールスフォース この動きに、多くの有力企業が反応した。まず、ディズニーが声を挙げた。ディズニーは映画キャプテン・アメリカシリーズを製作するマーベルスタジオと