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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/abduluzza (2)

  • 人は、こうやって排外主義に堕ちていくのかもしれない - abduluzzaの日記

    イスラーム, 差別, ウヨ 『アイシャの日記』*1というブログがあって、そこのブログ主は、イスラム教徒のパキスタン人男性と結婚して、宗教と伝統の名を借りた、その暴力と暴圧に日々苦しめられている。 そして、ブログ主は、ムスリムも含めた外国人を犯罪者予備軍とみなす、排外主義的な考えに染まってしまった。その辺は、2009年代の記事を見ればわかるだろう。 それだけでなく、コメント欄にも、彼女のような事例は、『日の侘び寂び、人情、思いやり、気遣いといった美しい文化』と、それと対比される『日に入り込もうとしている卑劣な、汚い、何を考えているのか分からないモンスターとしての外国人』との戦いの一例なのだと語るネットウヨが沸いている。そこには、皇国日の侵略責任に関して、否認主義を取り、韓国人・朝鮮人をゴミクズ扱いする言説をとく人間もいる。そして、ブログ主も、それに対しておおむね寛容だ*2。 確かに、パ

  • 『ニダ言葉』 - abduluzzaの日記

    言語学, 差別 『ヴァーチャル日語役割語の謎』(金水敏著、2003年、岩波書店)という社会言語学がある。 こので筆者は、近代日小説漫画ゲームなどの創作媒体において、共通日語(大日帝国では文章での公用語は漢文訓読体の古典日語であったが、口語では東京方言を基盤とした共通日語が公用語であった。日国では、無論文語口語共に、首都圏方言を基盤とする共通日語が、公用語である)から離れた言葉が、ある特定のステレオタイプをもった階層、民族、職種に属する登場人物の発話に使われ、その人物の性格や物語上の役割を、ステレオタイプを利用して簡潔に印象付けるという現象、『役割語』について紹介すると共に、そのような『役割語』を割り振られた人物は、創作媒体を利用する者が自己同一化を行う主人公(ヒーロー、ヒロイン)にはなりにくいような仕組みが存在していると述べている*1。そしてそれは、近代国民国家

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