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ブックマーク / ray-fuyuki.air-nifty.com (10)

  • 麻生おろしなんてやってる場合か - [間歇日記]世界Aの始末書

    「右舷船首に被弾ッ!」 「船殻に修復不能のダメージ!」 「浸水が止められませんっ!」 「……よし、艦長を替えよう!」 「いいいやしかし、敵艦の砲撃はまだ続いています」 「この艦には、艦長を替えれば弾が当たりにくくなるというジンクスがある。先人はこうやって危機を乗り越えてきたのだ」 「いいいやしかし、水がどんどん──」 「艦長を替えれば水は入ってきにくくなるものなのだ。われわれの経験を信じたまえ」 「たわけものっ! この期に及んで艦長を替えてどうなるというのだ!? 見ろ、敵艦の砲撃が──うわぁああああああーーっ!!」 「さ、参謀長ーーーっ!!」 「ほうらみろ、さっさと艦長を替えないからこういうことになる。ただいまより、副長を艦長とする」 「…………」 「副長っ! ふ、副長っ──?」 「さきほどの被弾で名誉の戦死を遂げられました」 「な、なに? じゃ、次は誰だ? 誰か、誰か艦長候補はおらんか!

    麻生おろしなんてやってる場合か - [間歇日記]世界Aの始末書
  • こりゃ、いまの日本には絶対作れないものだよなあ - [間歇日記]世界Aの始末書

    ▼米連邦政府,IT支出情報の開示コーナー「IT Dashboard」と専用YouTubeチャンネルを開設 (ITpro) http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090701/332965/ 米連邦政府の最高情報責任者(CIO)であるVivek Kundra氏は米国時間2009年6月30日,政府の支出情報公開サイト「USASpending.org」内に,IT支出情報の開示コーナー「IT Dashboard」(ベータ版)を新設したと発表した。またビデオ共有サイト「YouTube」内に専用チャンネル「USAspending」も設けた。 IT Dashboardでは,国防総省(DOD)や国土安全保障省(DHS),保健社会福祉省(HHS)といった組織におけるIT支出状況や投資プロジェクトの件数などをグラフ形式で示す。全体的な状況に加え,組織ごとの支出や

    こりゃ、いまの日本には絶対作れないものだよなあ - [間歇日記]世界Aの始末書
    umeten
    umeten 2009/07/06
    >政治家と役人が馴れ合って国民不在の政治と行政を自分たちだけのために回し、そんでもって、それだけコケにされても、ろくろく選挙にも行かない国民が大勢いる日本人の、どこがチームプレイが得意なものか
  • 詐欺から身を守るための二つの呪文 - [間歇日記]世界Aの始末書

    (1)AとBに相関関係があるからといって、因果関係があるとは言えない。 (2)AとBが無相関であるからといって、それらが常に独立であるとは言えない。 べつにそれほど高度な数学や論理学を万人に教える必要はないと思うが、このふたつを高校卒業までにちゃんと納得させておけば、日の詐欺の被害者は相当減るんじゃないかと思う。幼稚な詐欺のほとんどは、ごくごく基的な集合と統計の知識で防御できる。というか、ある意味、悪魔はしばしば聖書を引用すると言われるように、報道から推察するに、稚拙な詐欺の多くが集合と統計の詐術に属する。 え? 集合とか統計とかは学校教育では軽んじられているんですか? そうかなあ、はっきり言って、高校出てからいちばん実生活に役立った数学は、集合と統計だと感じるんだけどなあ……。

    詐欺から身を守るための二つの呪文 - [間歇日記]世界Aの始末書
    umeten
    umeten 2009/06/11
    (1)AとBに相関関係があるからといって、因果関係があるとは言えない。(2)AとBが無相関であるからといって、それらが常に独立であるとは言えない。
  • ♪必殺パワー、サンダーブレーク! - [間歇日記]世界Aの始末書

    先日、ホームセンターで三百九十八円で売ってたので、試しにわが家にも“配備”してみた。そう、あの「電撃殺虫ラケット」である。たかがハエ・蚊の類を一千数百ボルトの電圧で退治しようという大げさ加減がすばらしく、“購入”などという言葉は似つかわしくない。“配備”だ、配備。むかしは日橋くらいでしか見かけなかったものだが、最近はホームセンターで大量に売っているのだな。 ちゃんと使えるのかな、早く試してみたいものだと手ぐすね引いて待っていたら、昨夜、パソコンのディスプレイに小さな羽虫がぶち当たってきたではないか。来たきた、最初の獲物が来た、おれの家に入ってきたのがこいつの運の尽きである。 おれはラケットのメインスイッチを入れ、通電スイッチに指をかけて下段に構えた。安全のために、スイッチは二段階になっている。羽虫はふらふら飛び回っている。 いまだ! おれは通電スイッチを押しながら、軽くラケットを振った。

    ♪必殺パワー、サンダーブレーク! - [間歇日記]世界Aの始末書
    umeten
    umeten 2009/05/24
    構造的に対ゴキブリにはつかえなさそうだなぁ
  • もしおれがすでに狂っていたとしたらごめんなさい - [間歇日記]世界Aの始末書

    酒を飲んでいると、ふとわれに返ることがある。酔って“われに返る”というのも妙だが、正直、ほんとにそういう感じなのだ。ここ一、二か月を酔って冷静にふりかえってみると、冗談としか思えないようなことばかりが立て続けに起こる。ごちゃごちゃ言うからややこしくなるので、端的に箇条書きにしてみたとしようや── ・国が金をくれはじめた。 ・政府が勝手に金を刷って配れば景気がよくなると、いろんな人が言っている。 ・言っていたやつの一人は、置き引きで書類送検された。 ・大臣がへべれけになって会見した。 ・誰でもやってるようなことで最大野党代表の秘書がいきなり逮捕された。 ・隣国がミサイルを撃ってくると大騒ぎした。 ・二十四年前に川に投げ込まれて以来行方不明だったおじさんが戻ってきた。 ・アイドルが酔って脱いで騒いで逮捕され家宅捜索された。ミサイルと同じくらい騒いだ。 ・怖い病気が世界的に流行しそうになっている

    もしおれがすでに狂っていたとしたらごめんなさい - [間歇日記]世界Aの始末書
    umeten
    umeten 2009/04/28
    2009年の時事問題の非現実感について/行方不明のおじさんは道頓堀のカーネル・サンダース像か
  • 日本沈没、さよならジュピター - [間歇日記]世界Aの始末書

    北朝鮮がロケット(ミサイル?)を打ち上げたと政府が誤報を流してしまったことに関して、やたらマスコミが「こんなことで国民を守れるのか」といった論調で批判的な報道をしているが、そりゃあちょっと政府がかわいそうだよ。日の政府や防衛省に国土や国民が守れるわけがないことは周知の事実でしょうが。というか、おれたちが、おれたちの一票を以て、そういう政府や防衛体制を作ってきたのだから、今回のことで政府を非難するのは、天に唾しているようなものだ。おれたちは、自国の国土や国民を、自国の力で物理的な脅威から守ることから目を背け、放棄してきたのだから、こういうことに直面してにわかに政府を非難するのはいかがなものかと思う。自国の力で自国を守れなくてもいいという覚悟を前提にしておれたちはやってきているはずであって、マスコミもそういう世論をいままで作ってきたはずだ。いまさら、どの口が「政府は国民を守れるのか」などとほ

    日本沈没、さよならジュピター - [間歇日記]世界Aの始末書
    umeten
    umeten 2009/04/15
    だから、「投票」だけをフレームアップするから、「行動する右翼」がのさばるんだよ。
  • たまたま日本で生まれた人々がノーベル物理学賞を受賞 - [間歇日記]世界Aの始末書

    ▼ノーベル物理学賞、素粒子研究の日人3氏に (asahi.com) http://www.asahi.com/science/update/1007/TKY200810070297.html スウェーデン王立科学アカデミーは7日、今年のノーベル物理学賞を、素粒子物理学の理論づくりに貢献した米シカゴ大名誉教授で大阪市立大名誉教授の南部陽一郎氏(87)と、新たな基粒子の存在を共同で提唱した高エネルギー加速器研究機構(茨城県つくば市)名誉教授の小林誠氏(64)と京都大名誉教授で京都産業大理学部教授の益川敏英氏(68)の日人計3人に贈ると発表した。日人が一つの賞で同時受賞するのは初めて。 おおお、ひさびさにめでたいニュースだ。日人がノーベル賞を取るたびに、いままでの受賞者をちゃんと憶えているか指折り名前を挙げてゆくのがおれの習慣なのだが、記憶力が衰えてきているうえ、今回のようにいっぺんに

    たまたま日本で生まれた人々がノーベル物理学賞を受賞 - [間歇日記]世界Aの始末書
  • 打ち水が「温暖化対策」なわけないだろう - [間歇日記]世界Aの始末書

    ▼打ち水で「温暖化止めよう」 暑さ日一の岐阜・多治見 (asahi.com) http://www.asahi.com/national/update/0816/NGY200808160002.html 昨年8月16日に最高気温が40.9度となり、74年ぶりに国内記録を更新した岐阜県多治見市は、毎年この日を地球環境を考える「たじみクールアースデー」と定めた。今年は1日早い15日に催しがあり、市が打ち水や消灯など身近な温暖化対策への取り組みを呼びかけた。 市役所前での打ち水には、貯水槽にためた雨水が使われた。市民ら約200人のほか、「住民票」を交付された市のマスコットキャラクター「うながっぱ」も登場。約500リットルをバケツやひしゃくで道路にまいた。 市立精華小学校の近くでは、市街地の地下を流れる虎渓用水の水をくみ上げる手押しポンプ「ガチャポン」がお披露目され、地域の人たちがくんだばかりの

    打ち水が「温暖化対策」なわけないだろう - [間歇日記]世界Aの始末書
  • 硫化水素自殺対策に関する控えめな提案 - [間歇日記]世界Aの始末書

    最近やたらむかついているのが、硫化水素による自殺である。そりゃまあ、自殺するのは、この際、個人の自由であるとしよう。するなとは言わん。おれは牧師じゃない。ここでは、専らその方法のみを問題とする。 気体の硫化水素を発生させて自殺しようとする場合、当然、人はそれがたいへんな毒ガスであることを知っているわけである。つまり、不特定多数の無辜の市民が、ことによると巻き込まれて、死んだり障害を抱えたりすることになると知ったうえでそのような毒ガスを発生させ、おのれの目的のみを果たそうとしているわけだ。手前の都合だけしか考えていない。同じ死ぬにしても、もう少し他人に迷惑のかからん方法がありそうなものだ。まあ、人が死ぬということは、どんな死にかたであろうが自動的に他人になにがしかの迷惑がかかるものなのであるが(かからない方法があればどんなにいいだろう)、よりによって、他人も巻き込まれて死ぬことを織り込んで

    硫化水素自殺対策に関する控えめな提案 - [間歇日記]世界Aの始末書
    umeten
    umeten 2008/05/23
    「自殺ボックス」というテロルの提案は実に「いい」。だが、毒ガスという手段でなければそれがテロルだと見なされない現状は、既に「自殺ボックス」化しているといえるのではないか。
  • 暗黙知 - [間歇日記]世界Aの始末書

    今日はたいしてネタもないので、近年気になっていることをぼやく。 どうも、いつのころからか“暗黙知”という言葉が気色の悪い使いかたをされるようになっているのである。ナレッジマネジメントとやらがふつーのビジネス用語になってしまったあたりから、なにやらヘンになっている。どうやら、ナレッジマネジメントの伝道師(?)野中郁次郎が諸悪の根源らしい。 たとえば、「2007年問題を乗り切るには、団塊の世代の暗黙知をいかに形式知として表出し、若い世代に伝えるかがポイントだ」みたいな使いかたを、ビジネス雑誌やなんかでは平気でするわけである。おいおい。そもそも原理的に表出できないから暗黙知なのとちがうのか? おれも恥ずかしながらニューアカが流行ったころにはいろいろな思想書を読み漁ったものだが、少なくとも、おれがマイケル・ポランニーを読んだかぎりでは、暗黙知というのは、「(面倒くさいので)いまだマニュアルとして整

    暗黙知 - [間歇日記]世界Aの始末書
    umeten
    umeten 2006/01/21
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