世の中 「大阪都構想住民投票」で浮き彫りになった大阪の「南北格差問題」(古谷経衡) - エキスパート - Yahoo!ニュース
大阪市民は大きな変革を望まなかった。5月17日行なわれた大阪都構想実現の是非を問う住民投票は、反対票70万5585票、賛成票69万4844票(大阪市選挙管理委員会発表)と反対が賛成を僅かに上回ったことから否決という結果に終わった。 橋下徹大阪市長悲願の都構想実現はならず、大阪市の存続が決まった格好だ。 同日深夜、橋下市長は残されている今年12月までの任期を全うした上で次の市長選には立候補せず、今後は政界からは身を引くとの考えを敗戦の弁を述べた記者会見上で表明した。 都構想実現の否決、橋下市長の政界引退表明により、大阪市役所や市議会関係者、市民の間にはピリピリした緊張感から開放された安堵にも似た空気感が漂っている。 とはいえ僅か1万票差での否決であることから、「大阪市への変革を期待する声がある」(公明党大阪市議会関係者)ことには間違いない。市長は人の米びつに手を突っ込んだらあかん! さて、今
5月18日、大阪市を事実上消滅させて大阪都の設置の是非を問う所謂「大阪都構想」の住民投票が投開票され、ごく僅差ながら「都構想反対」が賛成を上回った。これにより大阪都構想は廃案となった。 私は、大阪を含め関西に十年弱暮らし、橋下徹氏が大阪府知事に初めて立候補した時(2008年)には彼に一票を入れた経験のある元大阪府民だが、現在は千葉県に住民票を移して久しいがため、結果廃案となったこの「都構想」については、今でも特段、明確に賛・否を表明しているわけではない。が、私はその賛・否の結果以上に、大阪市の区別投票結果の内訳の方が、気になったのである。 以下の図は、18日の投票結果の「賛・否」を大阪市の区別に色分けしたものだ。 *図:筆者製作 青が「賛成」、赤が「否定」である。投票総数で観ると、賛・否の差は総数でわずか1万票強足らずで大差ないが、地域別に見てみるとはっきりとその地域差に傾向があることがわ
昨日、大阪都構想の賛否をめぐる住民投票が大阪市で行われた。結果はわずかな差で反対派多数となり、大阪都構想が一旦ストップする事となった。当日午後11時から行われた記者会見では、橋下市長は笑顔で負けを認め、12月までの任期をもって政界を引退すると明言した。引退後は弁護士に戻る意向も表明した。 今回の投票結果を受けて指摘されている事は「シルバーデモクラシー」によって賛成派が負けてしまったという事だ。 ■シルバーデモクラシーとは? シルバーデモクラシーとは、高齢者多数の状況により、ワカモノよりも高齢者の意見が投票を通じて実現されてしまう事を指す。日本は高齢化が急激に進み、高齢者の割合が急激に増えつつある、だからワカモノの意見が政策に反映されない理由はシルバーデモクラシーによるものだ……という考え方だ。特に昨日の投票結果を受けて、そのような意見をあちこちで見かけた。 これは感覚ではなく実際の数
論説「大阪都構想『住民投票』で問われるのは、大阪の大都市の将来についてだ」 ―藤井聡氏の「7つの事実」に反論する― 【後編】 【前編】【中編】では、藤井聡・京都大学大学院教授が主張している「大阪都構想」を批判するための「7つの事実」のうち、「『大阪都』にはならない」「大阪市を解体、5つの特別区に分割」「大阪市民の税金2200億円流出と使途」「特別区の人口比3割」について反論した。 【後編】では、まず残る「2つの事実」について反論する。 「東京市」がないから損している!? 争論6.「東京23区の人々は、「東京市」が無いせいで「損」をしている。」 →筆者など長らく都政を担当し、日常的に東京で生活しているが、東京区部に住む区民の方々から「区部に住んで損をしている」という話など聞いたことはない。いったい、どういう論拠と文脈でそう言えるのか。 もし類推でそう述べているのなら、特別区制度を積極的に評価
【前編】では、藤井聡・京都大学大学院教授が主張している「大阪都構想」に関する「7つの事実」のうち、「『大阪都』にはならない」「大阪市を解体、5つの特別区に分割」について反論した。 【中編】では、続く「3つの事実」について反論する。 藤井聡氏の大阪都構想を批判する「7つの事実」、当『現代ビジネス』での主張は以下を参照してください(編集部)「7つの事実」http://www.mitsuhashitakaaki.net/2015/01/27/fijii/「大阪都構想:隠された真実を考える~なぜ、大阪市民の税金は、市『外』に流用されるのか?」http://gendai.ismedia.jp/articles/-/42056「大阪構想のデメリット「市の五分割」によって行政コストが上がるというリスク」http://gendai.ismedia.jp/articles/-/42289 大阪市民の税金は「
論説「大阪都構想『住民投票』で問われるのは、大阪の大都市の将来についてだ」 ―藤井聡氏の「7つの事実」に反論する― 【前編】 1.住民投票の価値を大切にしよう 全国的に注目を集めているのが、5月17日の215万人による日本初の大規模な「大阪都構想」をめぐる住民投票についてである。国会、地方議会など代表を通じてしか決められなかった自分たちの行政の仕組みを、初めて1人ひとりの1票で決められる。この前例のない場面が生まれたのは、東京以外でも「都」という制度を採用できることを国会が認めた大都市地域特別区設置法(以下、大都市法と略称)の制定によるもの。 その法律の中に「特別区の設置について選挙人の投票に付さなければならない」(§7)、「有効投票の総数の過半数の賛成があったときは、総務大臣に対し、特別区の設置を申請することができる」(§8)と書いてある。 5年ほど前に地域政党・大阪維新の会により産声を
柳本顕Officialブログ〜柳本あきら新起動録〜 大阪市西成区の地に生まれ育った柳本顕(やなぎもとあきら)が綴るBLOG(ブログ)。 日本の縮図!?大阪3区(西成区・住吉区・住之江区・大正区)での活動から見えてくる新しい世界。 ◆25歳からの16年間の大阪市会議員活動。財政非常事態宣言下の磯村市政・大阪市大改革スタートの關市政・初の直前民間人市長の平松市政・大阪都構想動乱の橋下市政。激動の動きの渦中を体験した前大阪市会議員の立場を通じて見えてくる大阪市政の実態とは!? ◆2度の市長選挙を経験し、大阪市廃止分割の是非を問う2度の住民投票を最前線で戦ったことから学び得たものは。 ◆西成区のまちの変遷、大阪市の動き今その時、そして大阪・日本という国では何が起こり世界がどの様に回っているのか!身近な課題からグローバルな視点まで幅広くアプローチ。 ◇地域のことは地域で決める!大阪で決定できる国創り
橋下徹という人間 「大阪都構想」の賛否については不勉強で何とも言えませんが、「橋下徹」という人物についてはずっとウオッチし続けてきました。一言で言ってしまえば、「自分にできることが、他人にできないはずはない」と考える人だと思います。
阪急電鉄は2月13日、画面に触れると列車の停車駅や到着時刻などが表示される「タッチパネル式時刻表」を導入すると発表した。西日本では初の導入になる。 同社によると、タッチパネル式時刻表は2月18日から順次、梅田駅(大阪市北区)の改札内外18カ所に設置。画面に表示されている時刻表の列車時刻に触れると、その列車の停車駅と到着時刻が表示される。このほか、平日ダイヤ・休日ダイヤの切替表示や京都線・宝塚線・神戸線の切替表示も可能。各線ごとの停車駅案内や、梅田駅からの最終連絡時刻も表示できる。 阪急はタッチパネル式時刻表の導入により、「列車の発車時刻だけを案内していたこれまでの時刻表を、IT技術を駆使して多機能化することにより、お客様の求める情報を1 つの画面でご案内できるようになり、利便性が格段に向上します」としている。 《草町義和》
大阪府岸和田市で毎年11月3日、爆音を響かせてバイクや車が走り回る。「イレブンスリー暴走」と呼ばれ、ここ数年、千人を超える見物人が集まる。周囲の店は休業を余儀なくされ、今年も200人以上の警察官が出動する事態となった。 3日、午前0時前、岸和田市の国道26号。総合体育館前交差点の周囲に若者たちが鈴なりになっていた。拡声機から警察官の声が響く。「通行の妨げになります。直ちに移動してください」。歩道の一部は一般人が通行できないほどだ。 「イレブンスリー暴走」がいつから始まったのか判然としない。複数の暴走族で構成した「イレブンスリー連合」(解散)に由来するとの説や、昭和期からの伝統との説もある。 府警暴走族対策室によると、2005年に約50人の「やじ馬」が確認され、翌年から対策を始めた。全国の暴走族がピーク時(1982年)の2割弱の約7千人まで減る一方、群衆は増え続け、今年は2千人。府警は約21
大阪・ミナミの道頓堀川開削400周年にあたる平成27年6月の開業を目指していた「道頓堀プール」(全長800メートル)が、全面開業を断念したことが7日、関係者への取材で分かった。地元商店主らが出資した準備会社が発足していたが、運営会社への移行が難航。来年8月の1カ月間、当初の10分の1規模の約80メートルで開業する。 橋下市長の“知恵袋”イチ押し、30億円…10分の1ミニサイズでも実現は困難? プールは大阪府市特別顧問で内閣官房参与の堺屋太一氏が発案。道頓堀周辺にある商店主らが資本金1400万円を出資し、昨年4月に「道頓堀プールサイドアベニュー設立準備株式会社」を設立していた。 建設費には約30億円を見込み、費用が集まった段階で運営会社への移行を目指したが、運営を担う企業が見つからず、準備会社を中心に規模縮小して開業することを決めた。 (動画は SankeiNews<トム・クルーズさん道頓堀
対談 漂白される社会 なぜ、女の子は飛田新地で働くのか? 元遊郭経営者が語る飛田の現在 【スカウトマン・杉坂圭介×社会学者・開沼博】 Diamond online 2013年5月20日 売春島や歌舞伎町のように「見て見ぬふり」をされる現実に踏み込む、社会学者・開沼博。そして、大阪・飛田新地の元遊郭経営者であり、現在もスカウトマンとして活躍する杉坂圭介。『漂白される社会』(ダイヤモンド社)の刊行を記念して、異色の2人が漂白されつつある飛田の現在・未来をひも解く。 対談第1回は、大阪都構想に揺れる飛田のいま、そして飛田に生きる人々の意外な真実に迫る。 ■ベールに包まれた飛田新地の実態 開沼 『飛田で生きる 遊郭経営10年、現在、スカウトマンの告白』(徳間書店)は本当に興味深く拝読しました。僕は社会学を専門としていますが、まさに社会学の研究のように、こういう仕組みで飛田は成り立っているんだ、とい
第3回大阪880万人訓練は終了しました。 ご協力ありがとうございました。 実施日時平成26年9月5日(金曜日) 午前11時:地震発生(館内放送や屋外スピーカーなどでお知らせします。) 午前11時03分頃:大津波警報発表(訓練用のエリアメール・緊急速報メールが届きます。※緊急地震速報のブザー音ではありません。) 訓練の目的府民が、色々な情報源から地震発生情報を認識し、地震発生時に行動できるようにすること。 平成26年度訓練の想定及び方針想定 南海トラフ巨大地震 方針 訓練の着実な実施 市町村によるエリアメール/緊急速報メールを活用した訓練情報の発信を拡充 訓練情報発信ツールエリアメール・緊急速報メール エリアメール・緊急速報メールは携帯電話会社の防災情報サービスです。発信後数秒で到着します。 防災情報メール(外部サイト) 大阪防災ネットの防災情報メールは電子メールです。登録して頂いた方の中で
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