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2022年の「アニメ」振り返り(前編:映画作品編) 映画「劇場版ソードアート・オンライン〜オーディナル・スケール~」「HELLO WORLD」やテレビアニメ「富豪刑事 Balance:UNLIMITED」など、数々の作品を手掛けた伊藤智彦監督とともに、その年のアニメ業界を振り返るインタビュー企画。前編は今年も話題作の多かったアニメ映画について聞きます。【徳重龍徳/エンタメ評論家】 【写真】興行的には明暗の「すずめ」と「ミライ」伊藤監督はどう観た? ――伊藤さんとの振り返りも今回で9年目になります。2022年のアニメについて、まずは映画の話をお聞きできればと思います。新海誠監督の「すずめの戸締まり」が現在もヒット中ですが、伊藤さんは作品をどう見ていますか。 まず大前提として、新海さんが「君の名は。」から3年おきに、メジャーなオリジナルの映画を作り続けているのは凄い! という思いがあります。そ
8月25日、世界最大規模の日本のアニメ―ションの総合データベース「アニメ大全」が一般公開された。一般社団法人・日本動画協会が主催する『アニメNEXT_100』プロジェクトの一環で、公開初日にはアクセスが集中し、一時サイトが見られないほどの注目を集めた。一方で「エヴァが入っていない」「これならウィキペディアの方がまし」など、さまざまな批判も寄せられた。賛否とも大きな反響のあったことについて、どう考えているのか。「アニメ大全」を担当する『アニメNEXT_100』プロジェクト事務局長・植野淳子さんに聞いた。【徳重龍徳/ライター】 メキシコで“マフィアの拷問焼き”を頂く…「鍋弾」原作者に聞く魅力 ――1910年代から現代まで、日本国内で制作、初出を定義の一つとしたおよそ1万5000作品の声優やスタッフの情報を網羅した「アニメ大全」には、公開後、大きな反響がありました。率直にどう思われますか。 多く
1976年の『犬神家の一族』からスタートした「角川映画」は、日本映画界を席巻した一大ムーブメントだ。この波は1983年公開の『幻魔大戦』でアニメにも及び、大人のためのアニメ映画を広く世の中に届ける契機となった。「角川アニメ」は日本のアニメ映画史においても、大きな転換点だ。 現在開催中の「角川映画祭」では、EJアニメシアター新宿会場で、そんな傑作が多数上映されている。今回、『幻魔大戦』や『カムイの剣』(1985年)などの監督で「角川アニメ」誕生に深く関わった、りんたろう監督(80)に当時のアニメ事情や現在との違いについて語ってもらった。【数土直志/ジャーナリスト】 *** 【写真】幻魔大戦、カムイの剣…角川映画祭で上演される監督作品 ――80年代の角川映画について教えていただけますか? 一大ブランドになった「角川アニメ」のスタートである『幻魔大戦』から、『カムイの剣』『火の鳥 鳳凰編』(19
たけしにとって「大恩」がある会社 ビートたけし(74)が、自身の監督作の著作権を巡り、バンダイナムコグループの「バンダイナムコアーツ」を相手取って訴訟を起こしたことが明らかになった。なぜ、長らくビジネスを共にしたパートナーともいえる会社を訴えることになったのか――。 *** 【写真】バンダイナムコエンターテインメント本社が入居する住友不動産三田ビル 物騒な訴状が東京地裁に提出されたのは今年2月10日のことだった。原告は北野武、つまりビートたけしご本人。被告と記されたのは「バンダイナムコアーツ」。バンダイナムコグループで映像コンテンツの制作などを主とする会社だ。古参の映画プロデューサーが、両者の深い縁について明かす。 「これまでたけしさんの撮った全ての映画をビデオやDVDで販売してきた。しかもそのほとんどの作品については出資し、製作者に名を連ねています。たけしさんの作品は、評価はともかく、興
『ちびまる子』と31年、いま引退を決めたわけ 日曜日夕方に放送される『ちびまる子ちゃん』(フジ系)といえば、誰でもお馴染みのTVアニメである。時にはコミカルに、時にはシビアに突っ込みをいれる独特の味わいのナレーターが、番組を盛り上げている。 このナレーター役を務めるキートン山田さん(75)が、昨年、21年3月末をもって声優・ナレーターの仕事から引退すると発表し、話題となった。キートン山田さんといえば、70年代から数々の人気アニメの主役をはじめ多くの役柄をこなし、またバラエティ番組・情報番組のナレーションもこなす声優業界の重鎮だ。 なぜいま引退を決めたのか、そして70年代の声優の仕事から、ナレーションの仕事まで。その時なにを思い、考えたのかを伺った。 *** ――誰もが気になっていることからお願いします。なぜこのタイミングで声優のお仕事から引退を決められたのですか? 皆さんそうおっしゃるので
傑作「イデオン」は、なぜ祝われなかったのか アニメ監督・演出家の富野由悠季(79)の名声は、国内のアニメ関係者の中でも際立っている。「機動戦士ガンダム」の生みの親として広く知られ、2019年には文化庁長官表彰受賞、2020年にはアニメーション・オブ・ザ・イヤーの功労賞部門に選出された。19年6月からは福岡市美術館を皮切りに全国6会場の美術館を巡回する大規模展覧会「富野由悠季の世界」が開催され、話題を呼んでいる。 現在、展覧会は富山県美術館で開催されているが、副題には「ガンダム、イデオン、そして今」とある。ガンダムに並び「伝説巨神イデオン」が、富野アニメの代表作であることを表している。 しかし「イデオン」と「ガンダム」の知名度、人気の差は大きい。実際、今年が「イデオン」誕生40周年だったことを知る人は、そう多くはないだろう。目立った周年イベントも行われなかったので無理はないが、2019年に「
「鬼滅の刃(きめつのやいば)」人気が衰えを見せない。原作は16年初めから「週刊少年ジャンプ」(集英社)で吾峠呼世晴(ごとうげ こよはる)が連載していた伝奇アクションマンガだが、19年4月にアニメ化されてから人気に火がついた。大正時代を舞台に、主人公の少年・竈門炭治郎(かまど たんじろう)が鬼に殺された家族の敵を打ち、鬼になった妹を人間に戻すために戦いに身を投じていくというストーリーだ。 半年にわたるアニメ放送を受け、作品は社会現象化。コミックスの累計発行部数は8000万部を超え、店頭販売の品切れ続出がニュースにもなった。19年9月28日にアニメ最終回((TOKYO MXほか)が放送されておよそ1年が経とうとする今も、10月16日に「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」の公開が迫ることもあって、ブームは加速化している。 *** アニメ終了→原作終了の“企み” 人気絶頂の今年5月に、マンガ連載を完結
金曜改革も大失敗!? ツイッターで「アニメ 左遷」と検索してみると、相当数のツイートが表示される。近年、少子高齢化を背景に多くのアニメ番組がゴールデンタイムから消え、歎き悲しむ声が少なくないということだ。 *** 特に今年はテレビ朝日が、誰もが国民的アニメと認める「ドラえもん」と「クレヨンしんちゃん」の放送時間を変更したことが大きな話題になった。 9月6日までは「ドラえもん」は金曜の午後7時、「クレヨンしんちゃん」は午後7時半から放送されていた。この時間帯がゴールデンタイムにあたることは言うまでもない。 ところが10月5日から、前者は土曜の午後5時、そして後者は、より早い午後4時半からの放送となった。 テレ朝は、金曜夜のゴールデンタイムで視聴率が低迷している「ドラえもん」と「クレヨンしんちゃん」を左遷。代わりに「ザワつく!金曜日」(19:00)、「マツコ&有吉 かりそめ天国」(20:00)
現在発売中 世界が安堵した裏に「トランプ大統領」の闇 「高倉健」三回忌!遺産総取り「養女」の愛憎深し 天皇陛下が肝を冷やす秋篠宮「悠仁殿下」の中央道「追突事故」 週刊新潮 2016年12月1日号 2016/11/24発売 庵野秀明氏 ■「庵野秀明」インタビュー 僕の原点「特撮とアニメ」とその危機(2) アニメ「エヴァンゲリオン」シリーズの作者で映画「シン・ゴジラ」の総監督でもある庵野秀明(56)への2時間インタビュー。勉強やスポーツはそっちのけで、特撮やアニメを夢中で享受していた庵野少年は、長じると、自分が作る側にも立ってみたいという欲求を抱くようになる。宇部高校時代にも少し試み、大阪芸術大学映像計画学科に進むと、さらに掘り下げる。そして学生イベントへの参加をきっかけに、プロへの道に進んだ。 *** 高2のとき、貯金をはたいて8ミリフィルムの撮影機材を買いました。僕らの世代は特撮もアニ
現在発売中 世界が安堵した裏に「トランプ大統領」の闇 「高倉健」三回忌!遺産総取り「養女」の愛憎深し 天皇陛下が肝を冷やす秋篠宮「悠仁殿下」の中央道「追突事故」 週刊新潮 2016年12月1日号 2016/11/24発売 庵野秀明氏 ■「庵野秀明」インタビュー 僕の原点「特撮とアニメ」とその危機(1) ロングラン上映中の映画「シン・ゴジラ」。CGを駆使した迫力の描写はもとより、ゴジラ来襲時の政府の危機対応がリアルに描かれていることも話題を呼んだ。その脚本を書き、総監督を務めたのが、アニメ「エヴァンゲリオン」シリーズの作者として一世を風靡した庵野秀明(56)である。山口県宇部市で生まれ育った庵野がアニメーター、映画監督としての今日を築く原点になったのが、テレビで見て夢中になった特撮番組やアニメだった。 *** 特撮との最初の出会いは、「ウルトラQ」(1966年1月~)辺りですが、やはり小
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