新型コロナウイルスの猛威は収束するどころか拡大の一途を辿り、世界を覆い始めている。イタリアでは累計の死者が中国を上回り、収束の気配は一向に見出せない。世界中の医師が患者を救うため様々な取り組みを行う中、日本の医師が自らの研究成果を無償で提供し、人工呼吸器不足にあえぐ地域への迅速な供給体制を整えようと動き始めている。 国立病院機構・石北直之医師開発の「3Dプリントできる人工呼吸器」 取り組みを始めたのは、国立病院機構新潟病院 臨床研究部医療機器イノベーション研究室 室長の石北直之氏。小児科医として小児のてんかん患者への早期治療を行いやすくするため、手動でガス麻酔を可能にする「嗅ぎ注射器」の開発を思いつき、株式会社ニュートンと共にプロトタイプを開発した。てんかん発作への最終手段とされるガス麻酔を、簡単で誰もが使える機構の「嗅ぎ注射器」を開発することで、治療の質を改善しようとしたのである。 この
ストーリー by hylom 2018年12月05日 17時59分 3Dプリンタでその場でいきなりステーキができる日も近い? 部門より 動物の肉の「繊維質」を再現したという人工肉が開発された。この人工肉は植物性タンパク質を元に下ペーストを3Dプリンタで積層するという手法で作られるという(DEZEEN、Slashdot)。 この人工肉は「free steak(フリーステーキ)」と名付けられており、米、豆、海藻などを元に作られた食品ペーストを3Dプリンタによってステーキ状に整形することで完成する。 動物肉に似た味の模造肉はすでに存在している。しかし、いずれの製品もステーキや鶏の胸肉のような「繊維質の肉」は再現できていなかった。研究室で培養された動物細胞から人工肉を作っている企業も存在するが、この方法は製造に時間が必要でかつ高価だ。100グラムのfree steakを製造するのに必要な時間は約3
3D-printing Technology Salvages Collections Lost in Brazil Museum Fire - CCTV Video News Agency , YouTube 今年9月に全焼したブラジル国立博物館のことは今も記憶に新しい*1。その失われた収蔵品を、残されていた3Dデータから3Dプリンタで復活させようというお話。 収蔵品の9割がたは消失してしまったものの、ブラジルのNational Institute of Technologyが、過去18年間にわたって収集していた300点に及ぶ稀少収蔵品の3Dデータを3Dプリンティング技術で復旧しようとしているとかなんとか。 残されたデータはそれほど多くの収蔵品にわたったわけではなかったようだし、表面の彩色や質感の再現についての言及もないようだ。けれど、なるほど3Dプリンティングの技術はこうした方面にも活
“実写にしか見えない”3DCG女子高生「Saya」、制作者の愛 「貯金を切り崩しながら制作を続けてきた」:CEDEC 2018(1/3 ページ) 「貯金を切り崩しながら制作を続けてきた」——3DCGの女子高生キャラクター「Saya」を制作する「TELYUKA」(テルユカ)の石川友香さんはそう話す。2015年にネット上で「実写にしか見えない」と話題になり、18年にはAI(人工知能)技術と融合したプロジェクトも披露された。TELYUKAがSayaに込める思いは。 「貯金を切り崩しながら制作を続けてきた」――3DCGの女子高生キャラクター「Saya」を制作する「TELYUKA」(テルユカ)の石川友香さんはそう話す。2015年にTwitter上で初披露し、ネット上で「実写にしか見えない」と注目を集めたSayaは、AI(人工知能)技術と融合し、対面する人間の感情を推定してリアクションするまでに進化し
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