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ブックマーク / bijutsutecho.com (143)

  • 東京都人権部が飯山由貴の映像作品を検閲。上映禁止は「極めて悪質」|美術手帖

    東京都人権部が飯山由貴の映像作品を検閲。上映禁止は「極めて悪質」東京都人権プラザの主催事業として開催されているアーティスト・飯山由貴の企画展「あなたの当の家を探しにいく」。この展示の附帯事業として上映とトークが予定されていた映像作品《In-Mates》(2021)に対し、東京都人権部が作品上映を禁止する判断を下した。この「検閲」に対し、10月28日、厚生労働省で飯山由貴、FUNI(ラッパー/詩⼈)、外村⼤(東京⼤学教員)、小田原のどか(アーティスト)が記者会見を行った。 文=橋爪勇介(ウェブ版「美術手帖」編集長) 会見を行った小田原のどか(会見司会・アーティスト)、FUNI(ラッパー/詩⼈)、飯山由貴(アーティスト)、外村⼤(東京⼤学教員) 東京都人権プラザの主催事業として開催されているアーティスト・飯山由貴の企画展「あなたの当の家を探しにいく」(〜11月30日)。この展示の附帯事業と

    東京都人権部が飯山由貴の映像作品を検閲。上映禁止は「極めて悪質」|美術手帖
    Nean
    Nean 2022/10/28
  • 2つの原爆資料館、その「展示」が伝えるもの。小田原のどか評「広島平和記念資料館」

    2つの原爆資料館、その「展示」が伝えるもの。小田原のどか評「広島平和記念資料館」2019年4月、広島平和記念資料館で1955年の開館以来3度目となる展示リニューアルが行われた。「実物資料で表現すること」などを展示方針に掲げたこのリニューアルでは何が変わり、何をもたらしたのか? もうひとつの資料館である長崎原爆資料館における加害展示論争とともに論じ、彫刻家・彫刻史家の小田原のどかが、いまだ見ぬ「国立の戦争博物館」における展示の未来について問う。 文=小田原のどか 平和資料館館の「ホワイトパノラマ」 提供=広島平和記念資料館 被ばく者なき後に 2019年4月、広島平和記念資料館の全面改修が完了し、1955年の同館開館以来3度目となる展示リニューアルが行われた。これに際し広島では、2010年から有識者を交えた検討会議が25回開かれ、どのような展示がつくられるべきかの議論が重ねられていた。ここで

    2つの原爆資料館、その「展示」が伝えるもの。小田原のどか評「広島平和記念資料館」
    Nean
    Nean 2022/08/06
    2019年7月28日付記事。
  • カールステン・ニコライ

    カールステン・ニコライは1965年旧東ドイツ・カール=マルクス=シュタット(現ドイツ・ケムニッツ)生まれ。アルヴァ・ノト名義でミュージシャンとしても活動。現在ベルリンを拠点に、人間の知覚や自然現象の持つ特性やパターンをテーマとして、美術、音楽、科学の領域を横断する作品を発表している。 99年にレーベル「raster-noton」を設立し、多様な実験音楽や電子音楽の作品をリリース。坂龍一、池田亮司とのコラボレーション「cyclo」や、ほかのミュージシャンとの共演でも国際的に知られている。ドクメンタ5(1997)、第49・50回ヴェネチア・ビエンナーレ(2001、2003)など国際展へも多数参加。日では山口情報芸術センター(YCAM)での個展(2010)のほか、大地の芸術祭 越後有アートトリエンナーレ(2003、2012)、第4回ヨコハマトリエンナーレ(2011)などに参加し、科学的なシ

    カールステン・ニコライ
    Nean
    Nean 2022/06/06
    “アルヴァ・ノト名義でミュージシャンとしても活動”
  • 博物館法よ、お前もか。

    博物館法よ、お前もか。2月22日、博物館のあり方を定義する「博物館法」の改正案が閣議決定された。博物館への登録要件を緩和するかたちとなった今回の改正の問題点を、博物館法が専門の名古屋大学教授・栗田秀法が指摘する。 文=栗田秀法 文化文化観光施設へと突き進む博物館 保存から活用へと大きく舵を切った文化財保護法改正が、「稼げない文化財は存在意義がないのか?」などの議論を巻き起こしたことは記憶に新しい。進め方に性急感の否めない今回の博物館法改正も官邸主導のものであったことが判明し、博物館法の目的に社会教育法に加え「文化芸術基法の精神に基づく」ことが定められるほか、博物館の事業に「地域の多様な主体との連携・協力による文化観光、まちづくりその他の活動を図り地域の活力の向上に取り組むこと」を努力義務として追加するのだという。「文化の振興を,観光の振興と地域の活性化につなげ,これによる経済効果が文

    博物館法よ、お前もか。
  • マリー・ロージー展(代官山ヒルサイドフォーラム)

    高祖父ポール・セザンヌの魂を継承する画家、マリー・ロージーの日初となる展覧会「マリー・ロージー展 〜予測不可能な画家・終わりのない変革〜」が開催される。 マリー・ロージーは1961年フランス・マルセイユ生まれ。幼少より、描くこと、デッサンすることに親しむと同時に、生物が好きで生物学を学び、またあらゆることに興味を抱く探究心旺盛な少女だった。18歳になる時に進路の選択を迫られ、画家になることを決意。パリのエコール・デ・ボザールに進み、卒業後はヨーロッパ各地の画廊で作品を発表してきた。また子供向けの美術教育『Cut, Stick, Draw(切る、貼る、描く)』を刊行するほか、画家の活動と並行して、パリの公立小学校Chomel Public Schoolの教師として絵画の教鞭もとっている。ロージーは表現者として、そして30年以上にわたる小学校の美術教師としての経験を通して「芸術は自分自身を

    マリー・ロージー展(代官山ヒルサイドフォーラム)
    Nean
    Nean 2021/12/02
  • 東京藝大、次期学長に日比野克彦。4月1日に就任

    東京藝大、次期学長に日比野克彦。4月1日に就任東京藝術大学は26日、同大次期学長として美術学部長・日比野克彦が就任することを発表した。 日比野克彦 撮影=齋藤陽道 日で唯一の国立総合芸術大学である東京藝術大学は、次期学長として日比野克彦が就任することを明らかにした。 日比野は1958年岐阜県生まれ。東京藝術大学美術学部デザイン科卒業後、同大学大学院修士課程を修了。大学在学中よりダンボールを使った作品で注目を浴び、修了後間もない86年にシドニー・ビエンナーレに参加。95年にはヴェネチア・ビエンナーレに参加し、顔が描かれていない赤ん坊《AURO》をはじめ、阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件を経た日社会を反映した作品を出品した。近年は各地で一般参加者とその地域の特性を生かしたワークショップを多く行っている。1995年には藝大美術学部助教に就任。その後、准教授、教授、学部長とキャリアを重ねてき

    東京藝大、次期学長に日比野克彦。4月1日に就任
    Nean
    Nean 2021/11/27
  • キャナルシティ博多のナムジュン・パイク作品はいかに修繕されたのか。メディア・アートの「魂」を未来へ運ぶために

    キャナルシティ博多のナムジュン・パイク作品はいかに修繕されたのか。メディア・アートの「魂」を未来へ運ぶために福岡市のキャナルシティ博多にある、ナムジュン・パイクのビデオ・アート作品《Fuku/Luck,Fuku=Luck,Matrix》。近年、機器の劣化によって上映を停止していたが、今年10月に修繕された。 ナムジュン・パイク Fuku/Luck,Fuku=Luck,Matrix 1996 (C)YSK 福岡市のショッピングモール・キャナルシティ博多にある、ナムジュン・パイクのビデオ・アート作品《Fuku/Luck,Fuku=Luck,Matrix》。同施設のクリスタルキャニオンの南側ガラス壁面に設置された、180台ものブラウン管テレビが並ぶ作品だ。 ナムジュン・パイクは1932年に韓国に生まれ、日ドイツアメリカでも活動し、ヴィデオ・アートの開拓者と称される。一昨年から昨年にかけては

    キャナルシティ博多のナムジュン・パイク作品はいかに修繕されたのか。メディア・アートの「魂」を未来へ運ぶために
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    Nean 2021/11/06
    “「パイクだったら『液晶に変えたらいいと思う』というのでは」”
  • 学者の愛したコレクション (すみだ北斎美術館)

    すみだ北斎美術館は、「学者の愛したコレクション―ピーター・モースと楢󠄀﨑宗重―」展を開催。同館が有するピーター・モースコレクションより江戸時代の風俗・流行が窺える作品、そして楢󠄀﨑宗重コレクションより江戸から昭和期にかけてとくに人気や評価が高かったとされる絵師・画家の作品を厳選し、約140点を展観する。 葛飾北斎の研究者であり、世界有数の北斎作品コレクターであったピーター・モース(1935〜93)。北斎の「諸国瀧廻り」シリーズに関する論文を執筆し、「百人一首乳母かゑとき」シリーズに関する単著『Hokusai:One Hundred Poets』を刊行、また北斎のカタログレゾネ(全作品目録)の作成を試みた。 北斎作品や研究資料など総数約600点におよぶピーター・モースコレクションは、欧米における北斎の個人収集としては最高・最大の内容と言われており、研究者の眼で収集された希少価値の高い作品

    学者の愛したコレクション (すみだ北斎美術館)
  • フェルメール《窓辺で手紙を読む女》が修復完了。2022年に東京上陸し、所蔵館外で世界初公開へ

    フェルメール《窓辺で手紙を読む女》が修復完了。2022年に東京上陸し、所蔵館外で世界初公開へ2022年に来日予定のフェルメール《窓辺で手紙を読む女》の修復が完了した。作品の背景に弓矢を持ったキューピッドの立像が現れ、その意味が大きく変わった。 修復後の《窓辺で手紙を読む女》(1657-59頃) (C) Gemäldegalerie Alte Meister, Staatliche Kunstsammlungen Dresden, Photo by Wolfgang Kreische 2022年1月に東京都美術館で開催される「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展」に展示予定のフェルメール初期の傑作《窓辺で手紙を読む女》。8月24日、ドレスデン国立古典絵画館は作の修復が完了したことを発表した。 窓から光が差し込み、室内で手紙を読む女性の姿が描かれた作。1979

    フェルメール《窓辺で手紙を読む女》が修復完了。2022年に東京上陸し、所蔵館外で世界初公開へ
    Nean
    Nean 2021/08/25
  • 草間彌生の「無限の網」と関連資料のNFTが約17.8億円で落札。オークションレコードを更新

    草間彌生の「無限の網」と関連資料のNFTが約17.8億円で落札。オークションレコードを更新草間彌生の「無限の網」シリーズ2点とその関連資料のNFTが、7月24日に中国のオークションハウス「上海嘉禾」(Shanghai Jiahe)にて行われたセールで約17億8000万円で落札。シングルロットとして出品されたこれらの作品の落札は、草間のオークションレコードも更新した。 左から草間彌生《無限の網(1959,c1979)》《無限の網(MGPP)》 出典=上海嘉禾のウェブサイトより 7月24日に中国のオークションハウス「上海嘉禾」(Shanghai Jiahe)にて行われたシングルセールで、草間彌生の「無限の網」シリーズ2点とその関連資料のNFTが1億500万人民元(約17億8000万円)で落札された。 このセールは、上海嘉禾とNFTマーケットプレイス「CryptoArt.Ai」が共同企画したもの

    草間彌生の「無限の網」と関連資料のNFTが約17.8億円で落札。オークションレコードを更新
    Nean
    Nean 2021/08/11
  • マンガ家・谷口ジローの作品世界に浸る。世田谷文学館で「描くひと 谷口ジロー展」開催へ

    マンガ家・谷口ジローの作品世界に浸る。世田谷文学館で「描くひと 谷口ジロー展」開催へ『遠い声』や『孤独のグルメ』で知られるマンガ家・谷口ジロー。その作品世界を自筆原画など約200点でたどる大規模個展「描くひと 谷口ジロー展」が、世田谷文学館で開催される。会期は2021年10月16日~2022年2月27日。 「坊っちゃん」の時代 (C)PAPIER 国内外に多くのファンを持つマンガ家・谷口ジロー(1947〜2017)。その作品世界をたどる大規模個展「描くひと 谷口ジロー展」が、世田谷文学館で開催される。会期は2021年10月16日~2022年2月27日。 谷口ジロー ©IsabelleFranciosa 谷口ジローはアシスタント生活を経て、1975年の『遠い声』で第4回ビッグコミック賞佳作を受賞。以降、『犬を飼う』(第37回小学館漫画賞審査員特別賞・1992)、『「坊っちゃん」の時代』(第2

    マンガ家・谷口ジローの作品世界に浸る。世田谷文学館で「描くひと 谷口ジロー展」開催へ
  • 「東京ビエンナーレ2020/2021」が開幕。コロナ禍の東京で思考したアーティストたちの軌跡をたどる

    「東京ビエンナーレ2020/2021」が開幕。コロナ禍の東京で思考したアーティストたちの軌跡をたどる東京を舞台に2年に1度開催される国際芸術祭「東京ビエンナーレ」が開幕した。「見なれぬ景色へ ―純粋×切実×逸脱―」をテーマに、東京都心の各所で幅広いジャンルの作品や、観客参加型のインスタレーションの展示、トークやイベントなどを実施。会期は9月5日まで。 展示風景より、宮永愛子《ひかりのことづけ》(2021) 来、2020年に開催予定だったものの、新型コロナウイルスの影響で開催延期となっていた新たな芸術祭「東京ビエンナーレ」が、「東京ビエンナーレ2020/2021」として1年越しの開幕を迎えた。 展示風景より、東京Z学研究所《東京Z学》(2021) 今回は「見なれぬ景色へ ―純粋×切実×逸脱―」をテーマに、東京都心の北東エリア各所で幅広いジャンルの作品や、観客参加型のインスタレーションの展示

    「東京ビエンナーレ2020/2021」が開幕。コロナ禍の東京で思考したアーティストたちの軌跡をたどる
    Nean
    Nean 2021/07/26
  • ボルタンスキー、「アート」と「アーティスト」のあるべき姿について語る

    ボルタンスキー、「アート」と「アーティスト」のあるべき姿について語るクリスチャン・ボルタンスキーが、日では過去最大規模となる回顧展「Lifetime」(国立新美術館)を開催するとともに、映像インスタレーションに特化した個展「アニミタスⅡ」をエスパス ルイ・ヴィトン東京でスタートさせた。展は、これまで未公開のフォンダシオン ルイ・ヴィトン所蔵作品を東京、ミュンヘン、ヴェネチア、北京にあるエスパス ルイ・ヴィトンで広く一般に向けて公開する「Hors-les-murs (壁を越えて)」プログラムの一環。これら2つの展覧会を中心に、ボルタンスキーにとっての「神話」である「アニミタス」シリーズと、アートそのものに対する思想について、2016年に彼の個展を担当した東京都庭園美術館学芸員・田中雅子が話を聞いた。 聞き手=田中雅子(東京都庭園美術館学芸員) クリスチャン・ボルタンスキー 撮影=稲葉真

    ボルタンスキー、「アート」と「アーティスト」のあるべき姿について語る
    Nean
    Nean 2021/07/16
  • 目[mé]が東京都心に浮かばせた巨大な「顔」。プロジェクト「まさゆめ」とは?

    目[mé]が東京都心に浮かばせた巨大な「顔」。プロジェクト「まさゆめ」とは?ビル6〜7階分にも相当する巨大な顔が、東京都心に出現した。様々なプロジェクトで注目を集める現代アートチーム・目[mé]による「まさゆめ」だ。 《まさゆめ》目[mé], 2019-21, Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13 撮影=金田幸三 東京・原宿に突如として出現した巨大な「顔」。これはアートチーム・目[mé]によるプロジェクト「まさゆめ」だ。 「まさゆめ」は、目[mé]のメンバーであるアーティスト・荒神明香が14歳のときにみた、人間の顔が月のように浮かぶという夢から着想されたもの。これを実現すべく、1000名以上の膨大な公募のなかからひとつの「顔」を選定するための「顔収集ワークショップ」を都内各所で15回行い、最終的に荒神がひとつの「顔」を選び、作品化。見る人の視線を「はね返す顔」が選定のキ

    目[mé]が東京都心に浮かばせた巨大な「顔」。プロジェクト「まさゆめ」とは?
    Nean
    Nean 2021/07/16
  • アートが助けてくれたおかげで、私の人生は「可能」そのものでした。クリスチャン・ボルタンスキーインタビュー

    アートが助けてくれたおかげで、私の人生は「可能」そのものでした。クリスチャン・ボルタンスキーインタビュー雑誌『美術手帖』の貴重なバックナンバー記事を公開。4月は、先月に引き続き、現代美術のキーパーソンたちのインタビューや解説記事を掲載する。記事では、2016年に行われたクリスチャン・ボルタンスキーのインタビューを公開。 聞き手=三木あき子 2019年、ポンピドゥー・センター(フランス)でのクリスチャン・ボルタンスキー「アニミタス」シリーズの展示風景 Photo by DELFINO Claire ©Getty Images 歴史や記憶、人間の存在の痕跡をテーマに作品を生み出し続けるクリスチャン・ボルタンスキー。記事では、2016年に行われたボルタンスキーのインタビューを公開する。 2019年には日で大回顧展を行い、22年に開館予定の宮城県南三陸町の震災伝承施設のために作品制作を行うな

    アートが助けてくれたおかげで、私の人生は「可能」そのものでした。クリスチャン・ボルタンスキーインタビュー
    Nean
    Nean 2021/07/15
    “本記事では、2016年に行われたボルタンスキーのインタビューを公開する。”
  • クリスチャン・ボルタンスキーが逝去。歴史や記憶、人間の存在の痕跡を探求

    クリスチャン・ボルタンスキーが逝去。歴史や記憶、人間の存在の痕跡を探求フランスを代表するアーティスト、クリスチャン・ボルタンスキーが逝去した。『ル・モンド』が伝えた。76歳だった。 クリスチャン・ボルタンスキー 撮影=稲葉真 フランスを代表するアーティスト、クリスチャン・ボルタンスキーが7月14日、がんのため逝去した。『ル・モンド』などが伝えた。享年76。 クリスチャン・ボルタンスキーは1944年フランス・パリ生まれ。55年より独学で絵画制作を開始し、58年から約10年間、表現主義的な作品を手がける。68年に写真と映像作品の制作を始め、パリのラヌラグ劇場で初個展「クリスチャン・ボルタンスキーの不可能な人生」を開催。72年に初めて参加した「ドクメンタ5」で、生活空間に残された様々なものを並べた《資料陳列ケース》や、中産階級の家族写真をグリッド状に配置した《D家のアルバム、1939-1964》

    クリスチャン・ボルタンスキーが逝去。歴史や記憶、人間の存在の痕跡を探求
  • パブリック・アートの制作に約27億円の助成金。ニューヨーク市の「City Artist Corps」プログラムとは?

    パブリック・アートの制作に約27億円の助成金。ニューヨーク市の「City Artist Corps」プログラムとは?ニューヨーク市文化局は、パブリック・アートの制作を支援するため、「City Artist Corps」を通して2500万ドル(約27億円)を拠出する。 ニューヨーク市 Photo by Sophie Nengel on Unsplash 新型コロナウイルスの影響を受けた地元のアーティストを支援し、パブリック・アートの制作を促すため、ニューヨーク市文化局は今年5月に「City Artist Corps」プログラムを立ち上げた。 2500万ドル(約27億円)という規模のこのプログラム。そのうち、ニューヨーク芸術財団による助成プログラム「City Artist Corps Grants」では、ニューヨーク市の5つの行政区在住の3000人以上のアーティストに、それぞれ5000ドル(約

    パブリック・アートの制作に約27億円の助成金。ニューヨーク市の「City Artist Corps」プログラムとは?
    Nean
    Nean 2021/07/03
  • ミューズたちと繰り広げた作品世界を見る。「マン・レイと女性たち」がBunkamura ザ・ミュージアムで開催

    ミューズたちと繰り広げた作品世界を見る。「マン・レイと女性たち」がBunkamura ザ・ミュージアムで開催様々な愛と別れ、知的な発見や冒険を体験し、写真やオブジェなどを手がけた20世紀を代表する芸術家、マン・レイ。その時々に登場する女性たちに焦点を当て、250点以上の作品を展覧する「マン・レイと女性たち」が、Bunkamura ザ・ミュージアムで開催される。会期は7月13日〜9月6日。 マン・レイ 眠る女(ソラリゼーション) 1929 ゼラチン・シルバー・プリント(後刷) 個人蔵 Photo Marc Domage, Courtesy Association Internationale Man Ray , Paris / (C) MAN RAY 2015 TRUST / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2021 G2374 20世紀を代表する芸術家マン・レイ

    ミューズたちと繰り広げた作品世界を見る。「マン・レイと女性たち」がBunkamura ザ・ミュージアムで開催
  • アーツ前橋の作品紛失問題はなぜここまでこじれたのか。美術館の運営状況から見えてきた労務問題も

    アーツ前橋の作品紛失問題はなぜここまでこじれたのか。美術館の運営状況から見えてきた労務問題も アーツ前橋の作品紛失をめぐり、いまだ事態が収束しない。前橋市に情報公開請求して入手した資料をもとに、作品紛失に関する経緯や問題点を整理。また同館の労務管理に関する問題も取材した。 文=白坂由里 アーツ前橋 アーツ前橋(群馬県前橋市)が、高崎市出身の作家2人の遺族から借用した6作品(木版画4点、書2点)を紛失した問題をめぐり、2020年11月の公表からいまだ事態が収束しない。2021年3月、作品紛失の原因や対応について調査委員会がまとめた調査報告書に対し、すでに退任を発表していた住友文彦館長(当時)が反論会見を開き、館長を退任した。 作品紛失にも増して問題となっているのは、遺族への報告の遅れだ。2020年1月に紛失が確認されてから遺族への謝罪まで約6ヶ月もかかっている。この原因として、調査報告書では

    アーツ前橋の作品紛失問題はなぜここまでこじれたのか。美術館の運営状況から見えてきた労務問題も
    Nean
    Nean 2021/06/11
  • 国立新美術館の「マティス 自由なフォルム」展が来年以降に延期へ

    国立新美術館の「マティス 自由なフォルム」展が来年以降に延期へ東京・六木の国立新美術館で9月15日より開催予定だった展覧会「マティス 自由なフォルム」が来年以降に延期されることとなった。 アンリ・マティス ブルー・ヌード IV 1952 切り紙絵 103×74cm オルセー美術館蔵(ニース市マティス美術館寄託) © Succession H. Matisse Photo by François Fernandez 東京・六木の国立新美術館で9月15日より開催予定だったアンリ・マティス(1869~1954)の展覧会「マティス 自由なフォルム」が来年以降に延期されることになった。 「マティス 自由なフォルム」は、フランスのニース市マティス美術館の所蔵作品を中心に、切り紙絵に焦点を当てながら、絵画や彫刻、素描、版画、テキスタイルなどの作品や、マティス旧蔵のオブジェなどを紹介するもの。 同展は

    国立新美術館の「マティス 自由なフォルム」展が来年以降に延期へ
    Nean
    Nean 2021/06/07