急増する予約名「宮下」 ファン主導で「聖地」となった経緯 志村けんさんも愛した名店 アニメやマンガの舞台を旅する「聖地巡礼」は、アニメが放送され、舞台が取り上げられてから盛り上がることがほとんどです。しかし、中にはアニメ放送前で、直接舞台に登場していないにもかかわらず、ファンが押し寄せている場所があります。「ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」の「聖地」と言える、東京都江東区・門前仲町にあるもんじゃ焼き屋「門前仲町 三久(さんきゅう)」の例を紹介します。 急増する予約名「宮下」 「今年5月の連休明けぐらいのことです。『宮下』さんという予約名の方が急に増え始めたんです」 こう打ち明けるのは、東京都江東区・門前仲町で40年近く続く老舗もんじゃ焼き屋「門前仲町 三久」のおかみ、飯島ゆりさんです。 「宮下」という名前で店を訪れる男性客の中には、金色の髪をした白目のキャラクターが寝そべっ
4日午後1時45分ごろ、松本市梓川梓の山林でやぶから出てきた熊に左足をかまれた―と市に通報があった。松本署によると、市内の会社員男性(46)が左足をかまれ、軽傷のもよう。署員や市職員らが捜索。午後4時ごろ、猟友会員が熊らしきものを見つけ発砲したが、逃げたという。 同署によると、成獣とみられる。男性は当時、1人で松枯れの調査作業をしていた。現場は金松寺の南側の山林。周辺には収穫間際のリンゴ畑や民家があり、畑の周りには熊のふんなどがあった。松塩筑猟友会梓川支部によると、10月以降、目撃が相次ぎ、おりを置いたりパトロールをしたりして警戒を強めていた。 中沢信利支部長(69)は「昨年の目撃は少なかったが今年は多い。山に餌となるドングリが少ないためではないか」と推測した。近くのリンゴ農家の男性(78)は「早く仕留めてもらわなければ怖くて仕方がない」。近くの建築業男性(72)は、1週間ほど前に家族が熊
伊那市荒井の電器店で3日午前10時33分、熊1頭が捕獲された。伊那署や市によると体長約40センチ、推定体重約5キロで子熊とみられる。けが人はいない。同日午前に市内で目撃が2件あり、同署は捕獲された熊と同一とみている。 電器店は商店街の一角で、JR伊那市駅から100メートルほど。1人で店にいた男性社長(70)によると午前10時半、自動ドアが開いた。入り込んだ動物は「犬か猫かと思うほど小さかった」。約30平方メートルの店内をゆっくり歩き、一角におとなしくうずくまったという。間もなく来店した女性客が近くの交番に通報した。 駆け付けた伊那猟友会員が棒の先端に付けたワイヤを胴体に巻いて固定、店から引きずり出した。伊那市職員が店から西に約8キロ離れた山奥で解放。社長は「まさか、市街地で出るなんて」と話した。 この日は、店から約700メートル離れた伊那中学校近くで午前9時35分、200メートルほど離れた
警察が摘発に本腰を入れている 「いま、新宿・歌舞伎町を凌ぐ勢いで、秋葉原に悪質なぼったくり店が急増しています。そのため、緊急事態宣言が解除されて以降、警察内部で重点的に取り締まる動きが本格化しているのです」(警視庁関係者) 今年7月、千代田区は秋葉原一帯を「客引き行為等防止重点地区」に指定。連日、管轄の万世橋警察署の警察官が深夜の立哨を行うなど、摘発に本腰を入れている。 「実際にキャッチが集まる裏通りを進むと、様々なコスチュームに扮した女の子たちが道を塞いでいる。数m背後には、秋葉原には似つかわしくない、首までタトゥーを入れた色黒のスウェット姿の男性の姿も。彼らがぼったくりグループです。 彼らの店に入ると、高額なボトルの注文をせがまれ、ドリンク1杯で帰ろうとしても席代などを理由に数万〜十数万円を請求されてしまいます」(風俗産業に詳しいルポライターの國友公司氏) そもそも秋葉原は山手線や総武
コロナ禍で在宅勤務が広がれば、地方移住が進む-。地域経済の低迷、人口減少に悩む地方では、こんな希望的観測の下、移住者受け入れに向けたプロモーションに力を入れる自治体が相次いでいる。しかし、不動産市場を冷静に見ると、移住に向けた動きは弱い。在宅勤務は限界を露呈し始め、コロナ禍で都会地からの来訪者を過剰に警戒する「村社会」の弊害もイメージを悪化させた。地方の希望は「幻想」に終わるのか。全国の住宅事情に詳しく「不動産の法則」(ダイヤモンド社)などの著書がある住宅評論家の櫻井幸雄氏が、現状を解説する。 ▽災い転じて福と…ならず コロナ禍による緊急事態宣言が出た4月以降、「郊外」や「地方」に注目する人が多くなった。 テレワークが広がれば、毎日通勤する必要がなくなる。だったら、都心から離れている分、広くて安いマンションや一戸建てを買ったり、借りたりすることができる「郊外」もわるくない。 いや、いっその
斜面が崩落し、仮設道路の整備が進む通行止め区間。奥が伊那市側=19日午後1時59分、木曽町日義(県木曽建設事務所などの承諾を得て小型無人機で撮影) 7月の大雨で土砂崩れが発生し、通行止めが続く木曽郡木曽町日義の国道361号の現場を19日、県木曽建設事務所などの承諾を得て小型無人機で撮影した。2カ所で大きく崩落した斜面と、12月下旬の利用開始を目指して急ピッチで進む仮設道路整備の様子が見られた。 現場一帯は4・9キロにわたって通行止めになっている。崩落現場を迂回(うかい)する幅3メートル、長さ200メートルの仮設道路を整備中だ。この日は地元の建設会社が、神谷川に流れ込む沢を仮設道路が遮ることがないよう、沢の水を通す金属製の管を埋設する作業をしていた。 崩落現場周辺の9カ所ではボーリングが進んでおり、水位計やひずみ計を設置して観測を順次進めるという。得られたデータを基に斜面の対策工法などを検討
\【お知らせ】SPOT、引きこもりメディアはじめました/ この記事はコタツ記事です。 皆さんはコタツ記事というものをご存じでしょうか。 簡単に説明しますと、「取材などをせずにネット上にある情報を収集して、再構成して書く記事」のことを指します。コタツに入ったまま完結するからそう呼ばれているわけです。 コタツから出ることなく適当に作っている内容の薄い記事、みたいな文脈で使われることの多い「コタツ記事」ですが、ここSPOTにはその「コタツ記事」が存在しません。 なぜならSPOTのコンセプトは「実際に行ってみて体験したこと観たことをもとに熱量のある記事を書く」です。このコンセプトに共感し、我々は時には死ぬほどの乗り継ぎを経て取材先に行き、時には100キロ歩き、時にはシベリアまで行かされるわけです。そうなるともちろんのこと経費がかさみ、赤字も膨らんでいくわけです。 それでも、ただコタツに入りながら再
話す人が減り消滅の危機にあるとされている沖縄県与那国町のことばで話す孫と祖父の動画がインターネット上で話題となりました。日本には与那国町のことばやアイヌ語など、ユネスコが消滅の危機にあるとしている8つの言語・方言がありますが、専門家は「消滅の危機にあるとされていることば以外でも全国各地の方言がなくなっていく可能性がある」と指摘しています。 「あったや、んまんきや?」=明日はどこに行きますか? 「いさなやんき つりとぅいんでぃ」=病院へ薬を取りに行くよ などと与那国町のことばで会話をしています。 ユネスコが日本で消滅の危機にあるとしているのは、アイヌ語や与那国語・方言など8つの言語・方言ですが、国立国語研究所の副所長・木部暢子教授によりますと、全国各地の方言もなくなっていく可能性があるということです。 木部教授は「沖縄などで話されていることばは標準語と大きく違っているため、両者が混ざり合うこ
そんな状況に陥るニュータウンが多い中で、奇跡的に今でも成長を遂げている街がある。千葉県佐倉市の「ユーカリが丘」だ。 「成長管理」型のデベロッパー山万が開発 ユーカリが丘住宅地は1971年に、デベロッパーの山万によって開発が始められた。山万という会社は、もとは大阪の繊維問屋であったものが、1965年に本社を東京に移転、以降住宅開発分譲業に進出したという変わり種だ。 山万は1979年からユーカリが丘の分譲をスタートさせるが、その開発手法は大変ユニークなものだった。多くの自治体や民間宅地開発業者は、開発して分譲してしまったら「はい、おしまい」という「分譲逃げ切り」型のビジネスモデルであるのに対して、山万は長期にわたって住宅を少しずつ分譲していく「成長管理」型ともいえるビジネスモデルを採用したのだ。新規住宅分譲は、年間200戸程度に抑え、分譲地全体の年齢構成や街の発展の度合いに目を配りながら、街そ
東京都内の1路線のみ走る都電には「東京さくらトラム」という愛称がついている。正式な路線名は「荒川線」だったが、2017年4月に東京さくらトラムの愛称が決まった。 ところが、命名から3年半が経っても未だに「都電荒川線」と「東京さくらトラム」が東京都の公式な表記ですら並立し、愛称が定着しているかどうかは微妙なところだ。 「さくらトラム」「荒川線」の優先順位が逆転? 東京都交通局は都電荒川線の愛称を2017年3月17日から4月7日まで公募した。4月28日に発表された愛称は「東京さくらトラム」に決まった。 もともと愛称は交通局により「東京〇〇トラム」になることが既定路線で、最多得票の「さくら」が採用された。しかし愛称への、特に鉄道ファンからの反応はいま一つだった。それでも「東京さくらトラム」は交通局のプレスリリースや出版物、駅の乗り換え案内に使われていた。東京メトロやJR東日本でも、都電との乗換駅
県が29日発表した基準地価(7月1日時点)で、住宅地は前年比マイナス1・1%と24年連続、商業地はマイナス1・1%と28年連続でそれぞれ下落した。下落幅はともに前年まで9年連続で縮小していたが、新型コロナウイルスの影響で10年ぶりに前年より拡大。住宅地は、昨年10月の台風19号で浸水被害が出た長野市豊野町豊野が下落率で全国2番目となった。一方、商業地は、北安曇郡白馬村北城のエコーランドの上昇率が30・3%で全国4番目の高さとなった。 県内の地価を評価する評価員の寺沢秀文代表幹事(不動産鑑定士)=下伊那郡松川町=は「新型コロナで経済が落ち込み、地価にも影響が出た。早期回復は難しい」とする。 住宅地の平均価格は、1平方メートル当たり2万5千円。上昇したのは松本市17地点や長野市10地点など計45地点で、前年より11地点減った。市町村別では北佐久郡軽井沢町が9年連続、塩尻市が4年連続で上昇した。
横浜市郊外に新交通システム「(仮称)上瀬谷ライン」を建設する計画が明らかになった。相模鉄道本線の瀬谷駅から北へ約2.6kmの複線で整備する。開業予定は2026年度。1車両は約8.5mのサイズで、ゆりかもめとほぼ同じ。最大8両編成で、ラッシュ時間帯で上下36本を運行する。ゆりかもめは6両編成でラッシュ時間帯に上下30本だから、上瀬谷ラインはゆりかもめを上回る輸送力になる。この輸送力の想定は上瀬谷地区の大規模な再開発計画に基づいている。 2020年7月20日、朝日新聞は「横浜にディズニー級テーマパーク構想 米映画会社の名も」と題して、横浜市郊外の上瀬谷地区に大規模な再開発計画があると報じた。これは横浜市が6月30日に発表した「旧上瀬谷通信施設における国際園芸博覧会の開催及び基盤整備に向けた検討について(報告)」を受けて追加取材した記事だと思われる。 「旧上瀬谷通信施設」とは? 旧上瀬谷通信施設
北野天満宮(京都市上京区)と天台宗総本山・延暦寺(大津市)が合同で営む「北野御霊会(ごりょうえ)」が4日、同天満宮で約550年ぶりに再興された。同天満宮で、神仏習合による祭典が実施されるのも1868(明治元)年の神仏分離以来。神職と僧侶が並んで境内を進み、新型コロナウイルスの早期終息や国の安寧をともに祈った。 北野御霊会は、平安時代に始まった勅祭「北野祭」の一環として延暦寺の僧侶を迎えて催されてきたが、応仁の乱の後に途絶えた。また、天満宮は神仏分離までは延暦寺の管轄下にあり、宮司の役割を担う「別当」職を天台宗の京都五箇室門跡の一つ、曼殊院(左京区)の門主が代々務めていた縁がある。 天台宗を開いた最澄の1200年大遠忌を来年に控え、北野天満宮も祭神・菅原道真の1125年半萬燈(まんとう)祭を7年後に迎えることから、互いの節目を契機に歴史的なつながりを見直そうと、応仁の乱以来となる神仏習合での
ラーメン店「スガキヤ」を展開するスガキコシステムズ(名古屋市)は28日、全店舗の1割に当たる約30店を来年3月までに閉店すると発表した。北陸地区では9月末までに全店舗の営業を終了する。新型コロナウイルス感染症の影響で売り上げが減り、不採算店舗を中心に閉店に踏み切った。 同社は8月1日現在で、2府9県で322店舗を展開。今回は福井、石川県の北陸地区(計9店舗)のほか、9月末までに閉店する兵庫県と奈良県の店舗を公表した。
新型コロナウイルスの感染拡大によるバス会社の経営悪化で、長野―飯田間、長野―松本間といった県内高速バス路線の運行が苦境に陥っている。これまで県内と首都圏などを結ぶ高速バスの収益で県内路線の赤字をカバーしてきたが、その「稼ぎ頭」の収益が激減。南北に広い県内の移動を支えてきた交通機関の維持に向け、アルピコ交通(松本市)は26日、公設民営化による支援を県に求めると明らかにした。 同社は県内で、長野市と飯田市を結ぶ「みすずハイウェイバス」(信南交通、伊那バスと共同運行)と、長野市と松本市を結ぶ「長野―松本線」を運行。通勤通学の利用が多いものの、以前から年間を通じて赤字が続いている。県内と首都圏や関西圏を結ぶ高速バスの収益で、県内の高速バスや路線バスの赤字を埋め合わせる収益構造だった。 しかし、同社によると、県内路線と県内外の路線を合わせた高速バス事業の本年度の売上高は、前年度の11%にとどまる見通
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