人口減である。 一方で社会の枠組みは、維持されやすく、ポストの数は変わらない。 そうなると、「1つのポストに対して、たくさんの人が立候補し、その中から選抜して最も良い人がなり手となる」、という方法論が成り立たなくなる。 誰もなり手がいないが、それでも誰かやらないといけない。 地方議会で表面化し始めている。 www.asahi.com 地方議会で「無投票」の増加が止まらない。朝日新聞が全国の全ての地方議会にアンケートしたところ、直近の選挙が無投票だった地方議会は271(15・2%)あり、4年前より37(2・1ポイント)、8年前より65(3・6ポイント)増えていた。このうち18市町村では、候補者数が選挙定数に満たない「定数割れ」の事態も起きた。議員のなり手不足が一層深刻化している。 政治の世界では、「選挙に言っても選択肢がない、能力のある人がいない」みたいな嘆きをする人がネットで多いが、それは