小型無人機「ドローン」を操り、電話1本で空撮に駆け付ける男性が秋田県仙北市にいる。同市生保内の元左官業田村清一さん(66)だ。趣味の無線操縦ヘリコプターで空撮を楽しんできたが、昨年秋にドローンに切り替えた。建物を写すなどして、報酬を得る機会が増えた。いずれは生計を立てたいと、軽トラックに愛機を積んで東奔西走する。 <ドローン>安価、小型…農薬散布に活用注目 巨大なハチのような音を響かせて、黒い機体が滑らかに高度を上げていった。 田村さんの自宅近くの河川敷にあるラジコンクラブの飛行場。ドローンには自動で発進地点に戻る機能もあるが、「自分で降ろせるようじゃないと」と送信機を操り、50センチ四方の枠にピタリと着陸してみせた。 「ドローンは超安定してる」。無線ヘリで培った操縦技術には自信があるが、技術の進歩も感じている。愛機は中国・DJI社製の「S900」。カーボンの骨組みにローターが六つ付い
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