長門改ニ @88_nagato コマンドRPG、舐められがちだが、どんなおじいちゃんおばあちゃんや子どもでもゆっくり考えてボタンを押せばちゃんと戦いになる、ということがどれだけ物凄いことかを知っている人は少ない 2024-01-23 16:05:09
長門改ニ @88_nagato コマンドRPG、舐められがちだが、どんなおじいちゃんおばあちゃんや子どもでもゆっくり考えてボタンを押せばちゃんと戦いになる、ということがどれだけ物凄いことかを知っている人は少ない 2024-01-23 16:05:09
Intro タイトルを見て「Cookie の新しい仕様か、キャッチアップしよう」と思って開いたのなら、以降を読む必要はない。 Cookie History 2000 年に発行された Cookie の仕様である RFC 2965 では、仕様中に Set-Cookie2/Cookie2 (以下 Cookie2) という 2 つのヘッダが定義されている。しかし 2011 年に改定された現行の RFC 6265 ではそれらヘッダは deprecate されており、実際の Web でこれらのヘッダが交換される場面を、少なくとも筆者は見たことがない。存在すら知らない開発者も多いだろう。 筆者はずっと、この仕様がどのように出てきて、どうして消えていったのかが気になっていた。 Web 上にも情報が少なく、「歴史上の理由で」とか分かったようなことを言ってる人がたまにいるくらいだ。四半世紀前のことなので経緯を
これは Chromium Browser アドベントカレンダーの十日目の記事です。本記事では Chromium における JavaScript のスレッド並列実行環境について仕様・実装・API の面から包括的に紹介します。ブラウザの内部実装に興味がある人を対象に、各機能の使い方ではなく実行モデルに焦点を当てて説明しているため、難易度は高いです。使い方を知りたい人は MDN などの記事を読んでください。この記事をきっかけに実装解読に挑戦してみる人が一人でも増えると幸いです。 本記事を書くにあたり、yuki3 さんに多くのコメントをいただき、議論に付き合っていただきました。ありがとうございました。なお、文責はすべて私 (nhiroki) にあります。誤りや補足、質問などは気軽に GitHub Issue もしくは Twitter へお寄せください。 更新履歴 2018/01/15 Layout
JavaScriptの仕様はECMAScriptで、ECMAScript 2015(ES2015)、ECMAScript 2016(ES2016)...というように毎年進化を続けています。 これまでの仕様はES2021でした。 本日6月22日、ES2022は正式仕様として承認され、ES2022が最新仕様となりました。 22.06.2022 Ecma International approves new standards - Ecma International ブラウザ対応も完了しており、全モダンブラウザ(Google Chrome・Firefox・Safari・Microsoft Edge)でES2022の全機能が使えます。 本記事では、ES2022すべての新機能を紹介します。「何が使えるようになったのか?」「どうしてそれが必要だったのか?」が、できるだけわかりやすいように解説しました
2021年について、プロトコル周りの動向を振り返っていきたいと思います。 今年は、個人的には次の2点がホットトピックと挙げられると思います。 QUICやHTTP/3を活用した応用系プロトコルの作業が進む プライバシー系の取り組みが活発化 それでは、個別に補足していきます。(IETFの動向がメインです。なお、個人的にキャッチアップできてないトピックもあります...) HTTP関連 まずは、HTTPです。HTTP/3の標準化が注目を浴びていますが、HTTP/1.1やHTTP/2なども改定作業が行われております。あわせて、HTTPセマンティクスは各バージョンから独立し、各バージョンから参照される形となりました。それぞれRFC出版の最終段階となっています。 書いた記事はここらへん HTTPのバージョンについて、現在のまとめ HTTPセマンティクス仕様の改訂版 まとめ HTTP/2の改定版仕様の変更
11 月 11 日に、以前から一部で注目されていたある Pull Request が tc39/ecma262 にマージされました。 この Pull Request がマージされたことで、識別子ではなく文字列リテラルを使った import/export が可能になりました。 この仕様変更はプロポーザルという形で扱われてはいませんが、構文上の影響があるので、JavaScript ユーザーとして知っておくに越したことはないものになります。 概要 まず具体例を示します。 今回の変更によって、次のように import/export する際の名前として文字列リテラルを使えるようになります。 基本的にはこれだけです。 詳解 ここからは仕様上の用語を使って解説をします。 この変更が入る前の ECMAScript では ImportSpecifier で as を使う場合 as の左側は Identifi
新しいHTTPメソッドを定義する「The HTTP QUERY Method」という提案仕様が議論されています。 もともとは、SEARCHメソッドという呼び名が候補としてあげられていましたが、長い議論ののち、一旦QUERYと呼ぶ方向となっております。最終的なFixについては、この draft 02の公開とともに改めてコンセンサスを求めた後に行われます。 QUERYメソッド 「GETリクエストにボディを付けたいという」という質問は長らく有りました。しかし、GETやHEADリクエストでボディをつけることは非推奨となっています (参考URL)。 そのような要望のなかで、リクエストでボディを含められる冪等性の保証された新しいHTTPメソッドが検討されました。それがQUERYメソッドです。冪等性があるため、ブラウザやProxyは自動でリトライすることができます。(なお、POSTはセマンティクス上冪等
はじめに 本記事はLinux環境における次のようなことをざっくり理解するための記事です。 Application Programming Interface(API)って何? Application Binary Interface(ABI)って何? システムコールとAPIとABIの関係って? それぞれ何がどう違うの? この手の情報はググればwikipediaやらにいろいろ情報が載ってるんですが、初心者が理解するには細かいことまで書かれすぎていて、かつ、それぞれの関係がわかりにくいです。なので、用語を逐一解説するのではなく、ありがちな質問のQAという形をとりました。人によって用語の意味の揺らぎがあったりするんですが、私の解釈ということで。あからさまに間違っていたら指摘していただけると嬉しいです。 これを書こうと思ったきっかけは、以前こんなtweetを見かけたことです。それから「そういえば最
リンク集 - Populating the page: how browsers work: https://developer.mozilla.org/en-US/docs/Web/Performance/How_browsers_work/ - How Browsers Work: Behind the scenes of modern web browsers: https://www.html5rocks.com/en/tutorials/internals/howbrowserswork/ - Let's build a browser engine!: https://limpet.net/mbrubeck/2014/08/08/toy-layout-engine-1.html/ - W3C: https://www.w3.org/ - WHATWG: https://html
Twitterにも投稿したのだけど、広くいろいろな人からも意見をもらいたく、noteにも転載します。 ※バズったので宣伝です:ふだんはユーチューバーしていますが、先週からポッドキャストをはじめましたのでよろしければ購読をお願いします。 このnoteの背景YouTubeが規約改定、仕様変更を行いました。子供向け(13歳未満)の動画は子供向けと投稿者が設定するように、としました。 背景としては、米国で13歳未満からは親の同意なくcookieをとっちゃダメよ、というところから。YouTubeは制裁金を払うことで和解したみたい。 で、その要件を満たす動画にするよう、クリエイター側にも要請をしてきた、というのが話しの本質。 クリエイターも、13歳未満向けの動画からは、親の同意なくcookieとっちゃだめよ、と。 重要なのは、YouTubeは「俺らは仕様変更したから、今度はクリエイターが直接FTCから
セブンイレブンのQR決済「7Pay」がリリース翌日から大規模な不正アクセスの被害を受け、少なくとも約900人が、計約5500万円の被害を受けた。原因は杜撰なIDの設計にあり、被害者はいずれもIDを乗っ取られて、クレジットカードから不正にチャージされた。 自分の設定したIDとパスワードを入力して、どちらも正しい場合にログインできる仕組みは1960年代前半に発明されて以来、今もインターネット上で最も広く利用されている。GAFAはじめYahoo!や楽天といった大手企業が今も使っていることから、十分に安全と思われがちだ。 ところが実際のところ特にここ数年は非常に激しい攻撃に晒されており、血の滲むような努力と不断の改善によって維持されている。利用者は自分が入力したIDとパスワードしか意識しないけれども、その裏では端末環境の特徴やアクセス元のIPアドレスや位置情報、同時に利用している他の端末など、実に
あけましておめでとうございます、@1000chこと泉水翔吾です。2018年に続いて、2019年のWeb標準技術の動向も予測していきます。 Microsoft EdgeへのChromiumプロジェクトの採用 2015年7月にMicrosoft Edge(以下、Edge)が発表されてから早3年が経ちます。Microsoftは、古くなったアーキテクチャの刷新とWeb標準技術へより高速に追従することをゴールに、レンダリングエンジンEdgeHTMLの開発をゼロベースで進めてきました。 ところが2018年12月、MicrosoftはEdgeのレンダリングエンジンにChromiumプロジェクトを採用することを発表しました。公式ブログの記事には「Chromiumというオープンソースソフトウェアへのコラボレーションを通じて、Webプラットフォームをより良いものにしていく」と、あります。この決定に至るまでにど
先日、安倍首相が2時間時刻を進めるサマータイムの導入検討を自民党に指示したという報道がありました。 実は、このサマータイムが導入されると、我々の生活に身近なある物をすべて買い換えなければならなくなるかもしれません。 というか既にタイトルでネタバレしているのですが、そのある物とは、電波時計です。 定期的に自動で時刻を合わせてくれるため、手動で時刻を合わせる手間がなく大変便利な時計なのですが、実は、現行の電波時計では現在検討が進められている2時間のサマータイムには対応できないのです。 電波時計の仕組み 電波時計は、「情報通信研究機構(略称:NICT)」という国の機関が送信している「JJY」という無線局の電波を受信して正確な時刻を取得します。 NICTは「日本標準時」を決定・維持している、まさに日本の時を司っている機関です。 何年かに一度行われる「うるう秒」の挿入のとき、大きなデジタル時計の前で
「flex box layoutで中に長いテキストなどを含む幅可変要素のレイアウト - くらげだらけ」という記事が興味深いです。過去に「長い英単語を途中で折り返したいときの CSS の指定方法」にて、word-wrap: break-word と display: inline-block などの組み合わせには注意が必要 (word-wrap の指定が効かないように見えることがある) と述べたのですが、似たようなことが display: flex にも言えるようです。 この挙動は認識していなかったので CSS Flexible Box Layout Module Level 1 (flexbox 仕様草案、2016 年 4 月 2 日時点のもの) を見てみたところ、「4.5. Implied Minimum Size of Flex Items」(flex アイテムの暗黙的な最小サイズ)
PDFのファイル構造を理解すると、テキストエディタでも直接PDFファイルを作ることができるようになります。このエントリーではPDFファイルの基礎要素を説明し、簡単なPDFファイルを例にしてファイル構造を説明します。更に、テキストを渡すとPDFファイルを吐いてくれる簡単なプログラムや、PDFを読み込んで簡単な解析をするプログラムを書いてみます。 目次 目次 まえがき オブジェクト 間接参照 ファイル構造 Hello, world! ヘッダ トレーラ 相互参照テーブル 本体 PDFを生成するプログラム 日本語の扱い方 日本語を含むPDFを生成するプログラム グラフィックス PDFを読むプログラム あとがき まえがき 1990年代前半、アドビシステムズは、どのプラットフォームやデバイスでも文書を確実に表示・共有できることを目的としてPDFファイルフォーマットを開発しました。 PDFの表示ソフト
ワーキングドラフトが公開されたり、IEBlogでも言及されるなど、注目度が一層高まってきた感のあるWeb RTC (Web RealTime Communication)仕様について、改めて調べてみました。 Web RTCは、Webアプリからカメラやマイクでメディアデータを取り込んたり、リモートホストとのP2Pのデータ送受信を行うためのJavaScript APIです。 Web RTCは、以前はWHATWG HTMLの一部として仕様が提案されていましたが、分離して一つの仕様になりました。分離したのはつい最近です。 API自体は単純なので、これまでは仕様書流し読みしてわかった気になっていたのですが、「ローカルからのメディアデータの取り込みとP2Pがなんで同じ仕様にあるんだろう?」とふと疑問に思って、きちんと仕様書を眺めて見ました。同じように疑問に思う方が居らっしゃれば、お役に立つ記事かと思い
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