ガレソ起因でまとめ作るのは癪なんですが… 「淘汰されそう」と具体的に発言した人は見つかりませんでしたが、諸々の反応を残しておきたかったので少し長いですがまとめ。 本文構成上後ろに回してしまってますが本題的には、後半の”AIコスプレイヤー”に対する危惧についてのアレコレの方が見といてもらいたいモノかなとは書いておきます。
前回記事「Midjourney、Stable Diffusion、mimicなどの画像自動生成AIと著作権」は、おかげさまで沢山の方に読んで頂き、いろいろな意見や御質問や取材を頂きました。 それらの意見・御質問や取材を通じて、自分の中で新たな整理ができたので、続編の記事を書きたいと思います。 第1 どのような場合に著作権侵害になるのか みなさんの興味関心が強いトピックとして「画像自動生成AIを利用して画像を自動生成し、既存著作物の類似画像が生成された場合に著作権侵害に該当するか」があります。 前回の記事では「学習に用いられた画像と同一の画像が『偶然』自動生成された場合、著作権侵害に該当するか」について解説をしましたが、今回の記事では、もう少し多くのパターンについて検討をしたいと思います。 まず、その前提として「著作権侵害の要件」と「著作権侵害の効果」について説明をします。 この「要件」と「
ホーム ブログ 人工知能(AI)、ビッグデータ法務 Midjourney、Stable Diffusion、mimicなどの画像自動生成AIと著作権|知… はじめに Midjourney、Stable Diffusion、mimicなど、コンテンツ(画像)自動生成AIに関する話題で持ちきりですね。それぞれのサービスの内容については今更言うまでもないのですがMidjourney、Stable Diffusionは「文章(呪文)を入力するとAIが自動で画像を生成してくれる画像自動生成AI」、mimicは「特定の描き手のイラストを学習させることで、描き手の個性が反映されたイラストを自動生成できるAIを作成できるサービス」です(サービスリリース後すぐ盛大に炎上してサービス停止しちゃいましたが)。 で、この手の画像自動生成AIのようなコンテンツ自動生成AIですが、著作権法的に問題になる論点は大体決ま
二次創作と著作権についてはココを見たらいいよ、と言われるくらいのつもりで、力を込めて書きました。 昨今流行りの人気ゲームのひとつが「版権に厳しい」ので有名な企業の作です。二次創作と版権について考えると「へええ、そういうことだったんだ」と認識を新たにすることがすごく多かったので、私の「へええ」をまとめておきます。 法律の専門家ではないので、間違いがあったらご指摘ください。 また本稿は客観的なまとめと、すべての役職を取り払ったスガ個人の感想であり、二次創作を推奨または禁止する意図はありません。 ご指摘を受け、改定、追記、しております。文末を参照してください。 (2021/07/11) ポケモン事件について複数人からの批判がありました。「おおごとになった一因」と表記し、事件の原因という書き方はしていませんでしたが、念のために補足しました。 (2021/07/21) 「二次的著作物」と「二次創作」
「モクドナルド」とか「パミリーマート」、「ヘラーリ」みたいな音をちょっといじっただけ系のもじりが出てくると途端にその世界そのものが揺らいだような感じがしてくる だいたいの名付けにはそれなりに理由とかバックグラウンドがあるものだから、そこの理屈付けが全然見出せないと怖いんだよな ファミリーマート→フレンドマートとかだったらまあ創業者の気分の違いだろうと思えるんだけど、パミリーマートとかになってくるとパミリーっていうのはどういう意味を持つ単語なのか問題とかが出てきて落ち着かなくなる マクドナルドのMcはゲール語で「息子」を指す、とかのクソ細かい設定みたいなのが現実には大量にあるので下手にいじるべきではない パラレル系でいくべき
【意見の趣旨】 静止画や小説等ダウンロードの違法化/処罰化に強く反対する。 【意見の理由】 1 懸念とされている著作権侵害行為に対する対策として効果がない。いわゆる海賊版サイトにおけるコンテンツの消費行為は、公的なダウンロードに該当しないので、取り締まれない。 2 文化の発展を阻害してしまい、著作権法第1条の定める「これらの文化的所産の公正な利用に留意しつつ、著作者等の権利の保護を図り、もつて文化の発展に寄与することを目的とする。」という理念に反する。 創作行為の大前提となるのは、構想をまとめる為の資料の収集、整理行為である。インターネットが発達した社会においては、インターネット上から画像や文章などをメモ代わりにダウンロードして創作の構想を練るのが通常であり、これはインターネット以前の時代における記事などのスクラップブックを作るのに相当する行為である。静止画や小説等ダウンロードの違法化がな
最近「一部の過激派による自重やマイルールの押し付け」の迷走っぷりにちょっと戸惑っていて、このままでは迷走どころか二次創作の自滅・低迷にも繋がりかねないのでそれを危惧しています。 本当にざっくり言いますので、これなら大丈夫やろという一つの目安としてお考えください。 ちなみに私は現役で何らかの創作する側として働いている訳ではありません。「元・どこかの版元側の人間」とぼんやり覚えておいて頂けると助かります。色々な意味で身バレが本当に恐ろしいのでこんな曖昧な表現になってます。ご容赦願います。 版元が「こういう作品は禁止」と具体的な例を挙げない理由は二つあります。 ファンの創作意欲を削いだり表現の自由を侵害する事を望んでいないというのが一つ。 それともう一つは何か有った時に「自分達は関係ありません」というスタンスを貫く為。 具体例を出してしまったら「版元からの指示・創作条件が有る」、つまり関与が有る
ブログを始めることにした。いろんなことを書く。 前置きは省いて、いきなり本題に触れよう。 今話題のこのインタビュー。 @Copy_writing中の人インタビュー!「インターネットは、すべての話を良い方向に持って行こうとする傾向があるけど、暗いことは暗いことでいいじゃない、と言いたい」 | 青春基地 (追記: @Copy__writingって何? という方はこちらをご参照) novtan.hatenablog.com penguin-diary.hatenablog.com インタビュアー・書き手は女子高生である。だから、インタビューや記事そのもののクオリティに関してはひとまず言及を控える。大人の手がどこまで入っているか知らないが、ここまで書けていれば立派なものだろう。 @Copy__writingとそのアカウントの管理者であるFall™氏に言いたいことは5万字くらいあるが、それもぐっとこ
アクセス増やしたくないのでアーカイブでどうぞ。 いわさきちひろ記念事業団が多摩美術大学のパロディ卒業制作に抗議する意思を表明 | netgeek これ、同人誌の世界だとご法度の「著作権者に同人誌を出していいか尋ねる」という行為とほぼ同じだよな。 ダメって言うに決まってんだろ。 つか実際どういう声明を出すのかは知らんけど、これで抗議じゃない別の声明が出た時はネットギーク切腹して死んで欲しいんだけどまあ死なないよな。 で、これに著作権の非親告罪化が加わるとジャパニーズカルチャーイズデッドになるわけで、まあ同人誌どころか少しでも似てるものはどんどん訴えられるよな。 ワンピースとフェアリーテールでも死ぬ可能性がある。 似てるパクリだと馬鹿が騒げば捜査しないといけないわけで、そんな状況で誰が漫画なんか描くのさ。 田中圭一なんか即死だよ。 あと、この件で「画風が抗議対象になる」という前例ができてしまう
「人の褌で金儲け」が悪であるという風潮が高まってきたのでついでに馬鹿の片岡K(@kataoka_k)も燃えればいいのに - 今日も得る物なしZ id:denkiiruka イケダハヤト氏も以前同じようなこと言ってたけど、被害を受けてないどころか、事態に関係のない第3者が口出しするようなことではない。というのはこの片岡氏の言うとおりだと思いますよ。問題があるのならば著作権者が訴えれば良いだけの話でしょう。問題行為か?どうかを確実に判断できるのは著作権者だけでしょう?違いますか? 今回の記事は、結局片岡氏に対する何の反論もされておらず、ただの暴言を吐いただけの雑記になっている気がしますけど。 はてなブックマーク - 「人の褌で金儲け」が悪であるという風潮が高まってきたのでついでに馬鹿の片岡K(@kataoka_k)も燃えればいいのに - 今日も得る物なしZ denkiiruka 批判コメントを
2014 - 07 - 25 音楽業界が衰退しているのは「プラットフォーム」をちゃんと確保できてないからだよ シェアする Twitter Google Pocket Line 興味深い記事を見つけた。 新聞が終わる前に音楽業界が先に終わりそうな件 音楽業界の衰退について元記事では ・ Youtube にやられた説 ・ダンスや振り付けがついたものが主流になったから ・若者の車離れでCD聞く時間が減った(車の中を盛り上げる必要がなくなった)から という要因が挙げられている。 それらを読んでさらに書き加えたくなったことを幾つか掘り下げてみたい。 そもそも、知らない音楽を聞かせる場所自体が減った 読んで気づいたが 「車離れ=CD離れ」なら、同時に「車離れ=ラジオ離れ」でもある 。ラジオなんかCDやラジオのプレーヤーを買わなくなった現在では車でのほうが聞くんだから。 「ラジオ」というメディアは
■ニトロプラスが定義した「二次創作のガイドライン」 ガイドラインによると、これまでグレーゾーンとされてきた二次創作(範囲:同人誌、同人グッズ、コスプレ、痛車、フィギュアなど)について、認める形でその利用範囲を明記。 1.創作性があること 2.直接販売であること 3.販売数量の総累計数が200個以内であること 4.売上予定額が小規模(10万円未満)であること 5.その他、絶対的禁止事項に該当しないこと 直接販売については、通信販売であっても自分のホームページで受注し、自分で梱包し個別発送するものについては認めるが、「委託販売」や「オークション」など第三者を仲介して行うものについては認めない。 売り上げ予定額が10万を超えるものについては、救済策として「アマチュア版権申請窓口」より申請し版権利用料(ロイヤリティ)を支払えば、例外的かつ部分的に許諾可能。禁止事項については「公序良俗に反しない」な
http://www.nitroplus.co.jp/license/ ニトロプラスの著作物ガイドラインが改定された。 私も二次創作をしているので衝撃はすごかったが、商業の世界ではちゃんとライセンス料とってグッズ等出すのでそらそうだなあと思った。 ただTwitterで見かけた「ファン活動なら200部はけた段階でネットで無償公開してもいいのでは?」という意見をみて「えっ」ってなった。 本を出す、漫画を描くまでどれだけの労力がかかっているのかわかってるのだろうか。 画材を買い、仕事や学業の合間に原稿を描き(まずネーム、下描き、ペン入れ、そして仕上げ)、印刷所と連絡を取り、お金を振り込み、イベントに申し込み、イベント会場まで行き、設営し、頒布し、撤収の手続きをし、ダンボールを持ちながら長蛇の列にならぶのだ。 確かにファン活動は金儲けの手段ではないのかもしれない。 ただ、たくさんの時間や思いをかけ
なんなん……。 めんどくさいので最初に言っときます ↓原理主義的ツインテール(2012年版)のオリジナルはここです。 http://www.halcana.jp/archives/1039 ↓原理主義的ツインテール(2013年版)のオリジナルはここです。 http://www.halcana.jp/archives/1485 2014/2/4 12:10 追記3 Twitterサポートへの権利侵害の申立ての結果、転載画像は削除されました。 一応の解決を見たということで、本記事は一通り修正しました。 なお、申立ての流れと結果は下記ページにまとめてあります。 Twitterで著作権侵害の申立てを試してみた
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