2027年度にJR東京駅前に高さ日本一となる、およそ390メートルの超高層ビルが開業する予定です。現地で工事が進む大規模な再開発事業の詳細が、17日発表されました。 不動産大手の三菱地所などは、JR東京駅の北側にある常盤橋の周辺、3.1ヘクタールの敷地で大規模な再開発を進めています。 会社は17日、事業の詳細を発表し、2027年度の開業を目指す再開発地区の名前を「TOKYO TORCH」とします。 新たに建設されるビルは、高さおよそ390メートルの地上63階建てで、ホテルや大規模なホールのほか、高さ350メートル余りのところに展望施設を作ります。 完成すると大阪市にある高さ300メートルの「あべのハルカス」や、東京 港区に「森ビル」が建設中で2023年に完成予定の高さ330メートルのビルを超えて、日本で最も高いビルになります。 また新型コロナウイルスの感染拡大で、屋外スペースのニーズが高ま
2020年06月13日09:18 55億円詐欺舞台!西五反田の『海喜館』の解体状況(2020.6.12) 昨日の昼休みに撮影してきた解体工事中の「海喜館」です。積水ハウスが地面師グループに架空取引で土地購入代金55億5000万円をだまし取られた事件の舞台です。ちなみに解体工事の事業主は積水ハウスではなく正式に土地を取得した旭化成不動産レジデンスです。 少し遡って5月27日時点です。このときは建物は解体されていますがまだ塀などは残っていました。 さらに遡って4月3日時点です。この頃は解体工事が始まったばかりでした。 それでは昨日6月12日に撮影した解体工事中の「海喜館」です。建物の解体は終わり数日前からは塀の解体工事も行われ、今は仮囲いの設置が始まっていました。 仮囲いは中を覗けないくらいの高さがあります。 西五反田本町会防災資機材倉庫は解体されずに残っていますが、その隣の隙間は敷地の一部の
東急東横店西館・南館の解体および渋谷駅西口エリアの本格的な再開発工事の向け、渋谷駅と渋谷マークシティを接続する「西口仮設通路」の供用が2020年7月中旬に始まる。 ▲渋谷駅西口モヤイ像付近 既に多くの人がお気づきだと思うが、モヤイ像頭上に巨大な屋根のような構造物が出来つつある。これが、「西口仮設通路」だ。 ▲渋谷マークシティと東急東横店西館をつなぐ連絡通路。巨大壁画「明日の神話」の下に白い囲いが出来ている。この辺りから新しい歩行者デッキにつながる入口ができる予定。 ▲「明日の神話」から東急東横店南館の大階段前まで新しい歩行者デッキが伸びる。 東急東横店西館と渋谷マークシティを結ぶ連絡通路の途中、岡本太郎の巨大壁画「明日の神話」の下あたりから、東急東横店南館の「しぶそば」の向い側まで、地上2階レべルの仮設の歩行者デッキでつなぐ。 現在、京王井の頭線渋谷駅を降りて渋谷ヒカリエ方面への移動、銀座
鉄道ガード下の通路のなかでも、その天井の低さで知られる、港区の通称「提灯殺しのガード」は、なにゆえそのように低いのでしょうか。付近にも天井の低いガードが見られ、そしてこれらにはある共通点がありました。 その名も「提灯殺しのガード」 歩行者は屈んで通過 タクシーの「提灯」がぶつかることも 2020年3月14日(土)、品川駅(東京都港区)と田町駅(同)のあいだにJR山手線と京浜東北線の新駅「高輪ゲートウェイ」が開業しますが、これにともない、そのすぐ近くで見納めとなる光景があります。 拡大画像 「提灯殺しのガード」の異名を持つ高輪橋架道橋下の区道。JR山手線や京浜東北線、東海道新幹線などをくぐる(2020年2月6日、内田宗治撮影)。 高輪ゲートウェイ駅の北側に、JRの線路をくぐるガード下の通路があります。ガードの正式名称は「高輪橋架道橋」ですが、地面から天井までが大変低いため「提灯(ちょうちん)
『週刊ダイヤモンド』12月14日号の第1特集は、「駅・空港パワーランキング」です。多種多様なランキング21連発。そこからニッポン、地域の未来が見えてきます。 渋谷ヒカリエ4階の空間 花開くときを待ち続けてきた 渋谷駅エリア再開発のヤマ場となる地上47階、地下7階の超高層複合ビル、渋谷スクランブルスクエア(第1期東棟)が11月に開業した。道を挟んでその隣に並ぶ複合ビルの渋谷ヒカリエには、4階部分にガランとした空間がある。 家賃の高い駅前一等地なのに、開業した2012年から7年もの間、空間を遊ばせたまま。設計大手の日建設計で都市計画事業を統括し、03年から渋谷再開発に携わってきた大松敦取締役常務が特別の思いを寄せるのが、実はこの4階部分だ。 ヒカリエの基本設計が始まった07年ごろは、スクランブルスクエアを含め駅街区開発の具体的な事業化見通しが確実ではない時期だった。最悪の場合は、ヒカリエが建っ
何かとダンジョン呼ばわりされる渋谷駅の縮尺模型が観られるということで行って参りました。 渋谷駅模型を観るのは初めてではないのですが、なんせ渋谷駅はリアルタイム更新中なので模型も都度アップデートされているのです。 場所が大学なので守衛室で名前と住所を書いて入構証を受け取る。 今回の展示は渋谷駅模型中心。遍歴を細かく追った小型サイズや、起点を絞った中型サイズ数点も展示されていますが、目玉は1/100の大型サイズ。来館して初めて知ったのですが、渋谷駅の遍歴の中で最も複雑だったver.2012と、予定を含めたVer.2020の2点が展示されていました。手前はVer.2012、奥がVer.2020。 Ver.2012の埼京線ホームから駅を臨む。他のホームが遠い。 ヒカリエ側からの景色。個人的見解ですが、渋谷のダンジョン呼ばわりの原因は、ヒカリエ側(宮益坂方面)の導線の悪さだと思っていて、下側の丸い穴
前回の記事(まぼろしの「博物館動物園駅舎」復活の舞台裏)では、旧博物館動物園駅が21年の廃駅を経て、どのような経緯で再び扉を開けたのか、その裏話を関係者に取材した。 今回は、1933年に代々引き継がれてきた世伝御料地にオープンしたその壮麗な姿、そして歴史を感じさせる佇まいを、いかに壊さぬよう修復をしたのか、まさに芸術ともいえる改修工事について、東京藝術大学の日比野克彦美術学部長と、京成電鉄の鉄道本部施設部工務課・久保田真矢氏に話を聞いた。 駅舎が解体されると記憶も消えてしまう まずは東京藝術大学出身であり、博物館動物園駅を文字通り身近に感じていたであろう日比野氏に1980年頃の学生時代の印象を聞いてみた。 「友人が京成線沿線に住んでいたので、よく使っている身近な駅でした」と、さらりと言ったあと「でもね」と続けた。「身近だったけれど、博物館動物園駅にはあの駅にしかない魅力があった。普通の駅と
名称が「渋谷リバーストリート」に決まった遊歩道。写真奥の左は「渋谷ストリーム」、その右には建設中の「渋谷スクランブルスクエア東棟」 東急東横線の代官山駅-渋谷駅間の地下化(2013年3月)に伴い、旧ホームと高架橋を解体し生まれた、渋谷~代官山エリアをつなぐ南北に伸びる細長い用地の再開発で生まれた遊歩道。官民連携で再生された二級河川「渋谷川」に沿い約600メートルにわたって整備され、遊歩道の先には、保育所やホテルなどが入る複合施設「渋谷ブリッジ」も開業した。 東急電鉄と東横線隣接街区の権利者が主体となり進めてきた駅南エリアの一連の再開発では、これまで国道246号線で地域が分断されアクセスが不便だったことや、旧東横線の高架橋の影響で薄暗かった印象の川沿いの環境も一変。それぞれ橋を中心に整備された2つの広場「稲荷橋広場」「金王橋広場」も供用を始め、にぎわいや「良好な水辺空間」の創出を目指し、渋谷
▲意外なほどバリエーションに富んだ「団地の給水塔」。ここにある給水塔の画像は、すべてひとりのサラリーマンによって撮影された いらっしゃいませ。 旅するライター、吉村智樹です。 おおよそ週イチ連載「特ダネさがし旅」。 特ダネを探し求め、私が全国をめぐります。 ■団地の給水塔を探求する「日本給水党」の党首、その正体は? あなたは「団地の給水塔」を気にしたことはありますか? 「団地の給水塔? 団地のはしっこに立ってるちんちんみたいなやつ?」 おそらく多くの人が団地の給水塔を風景のごく一部としてとらえ、気にも留めていなかったのではないでしょうか。 そんなひっそりとそびえる団地の給水塔を探し求めて全国をさまよい、撮影採集し続けている人がいます。 それが大阪市内のとある団地に住むサラリーマン、小山祐之(こやま ゆうし)さん(36歳)。 ▲団地の給水塔を撮影しつけている小山祐之さん 小山さんは「日本給水
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