1988年にスタートして以来、テレビや劇場でのアニメーション、コミック、小説、ゲームなどさまざまな方面に展開されて、広い世代から支持を得ている『機動警察パトレイバー』。そのプロジェクト発足時から、ロゴ、パッケージビジュアル等のアートディレクションを担当しているグラフィックデザイナーの田島照久氏による「PATLABOR artworks展」が2021年9月5日まで、東京・渋谷マルイの7Fイベントスペースで開催中だ。70点に及ぶ作品には、過去に使用されたものだけでなく、展覧会のために田島氏がデザインをリメイクしたものも多くあって、長年のファンでも新鮮な驚きを得られる。 この展覧会に、パトレイバーの企画を立ち上げたヘッドギアのメンバーで、メカニックデザイナーとして「AV-98イングラム」をはじめ数々のレイバーを世に送り出した出渕裕氏が来場。田島氏と2人で作品を観て回ったあと、IGN JAPANの