タグ

ブックマーク / www.neribun.or.jp (2)

  • 三島喜美代―未来への記憶 | 展覧会 | 練馬区立美術館

    三島喜美代(1932-)は、絵画を出発点に現代美術家としての活動を1950年代にスタートさせました。60年代には新聞や雑誌などの印刷物をコラージュした作品やシルクスクリーンを用いた平面作品を制作していましたが、70年代に入ると表現媒体を一転、シルクスクリーンで印刷物を陶に転写して焼成する立体作品「割れる印刷物」を手掛け、大きな注目を集めます。日々発行され、膨大な情報をあふれさせる印刷物と、硬く安定しているかに見えながら、割れやすく脆い陶という素材を組み合わせることで、氾濫する情報に埋没する恐怖感や不安感が表現されました。しかし、大量の新聞や雑誌がすぐに消費されてゴミとなるように、情報からゴミへと三島の問題意識も次第に移っていき、空き缶や段ボールなど身近なゴミを題材に陶で再現した作品、産業廃棄物を高温で処理した溶融スラグを素材とする作品を発表しました。近年は、自ら集めた鉄くずや廃材を取り込ん

    gurinekosan
    gurinekosan 2024/04/23
    20240519(日)〜20240707(日) | 休月 | 1000〜1800
  • 「電線絵画展-小林清親から山口晃まで-」 | 展覧会 | 練馬区立美術館

    街に縦横無尽に走る電線は美的景観を損ねるものと忌み嫌われ、誰しもが地中化されスッキリと見通しのよい青空広がる街並みに憧れを抱くことは否めません。しかし、そうした雑然感は私たちにとっては幼いころから慣れ親しんだ故郷や都市の飾らない、そのままの風景であり、ノスタルジーと共に刻み込まれている景観でありましょう。 この展覧会は明治初期から現代に至るまでの電線、電柱が果たした役割と各時代ごとに絵画化された作品の意図を検証し、読み解いていこうとするものです。 文明開化の誇り高き象徴である電信柱を堂々、画面中央に据える小林清親、東京が拡大していく証として電柱を描いた岸田劉生、モダン都市のシンボルとしてキャンバスに架線を走らせる小絲源太郎、電線と架線の交差に幻想を見出した“ミスター電線風景”朝井閑右衛門。一方で、日古来よりの陶磁器産業から生まれた碍子(がいし)には造形美を発見することができます。 電線、

    gurinekosan
    gurinekosan 2020/12/25
    「電線絵画展ー小林清親から山口晃までー」練馬区立美術館 | 2021.02.28(日)~2021.04.18(日) | 10:00-18:00 | 月休
  • 1