アーノンクール指揮ウィーン・フィルとのザルツブルク公演を成功裡に終え、3月のノルウェー室内管との来日公演がますます楽しみになってきました。 現地取材をした青澤隆明さんによるインタビューの中で、日本で演奏予定でもあり、ザルツブルクでも喝采されたモーツァルトのピアノ協奏曲23番を含め、アンスネスがモーツァルトの音楽について語ってくれました。 モーツァルトの誕生日をまえに、アンスネスがザルツブルクで語ったこと ~アーノンクールとモーツァルト 「モーツァルはどこにいるかって? ここはザルツブルクだから、いたるところにいるような気がする。このカフェはザルツブルクでいちばん古いから、もしかしたらモーツァルトがそこの席に座って、なにか書いていたかも知れないよ」。 1705年創立のカフェ・トマセッリの席に着いて、レイフ・オヴェ・アンスネスが愉快そうに言う。明日は2010年1月27日、モーツァルトの254歳
日本にはリサイタルで何度も来日しているアンスネスですが、今回の来日では母国ノルウェーの室内管弦楽団を率いて自ら弾き振りをし“清冽なモーツァルト”を聴かせてくれるということで、大変注目を集めています。 アンスネスと言えば、ノルウェーを代表する素晴らしいアーティスト。 ノルウェーの芸術家と言えば、イプセン、ムンク、グリーグなどの名前が上がりますが、現代を代表するのはアンスネスと言っても過言ではありません! ヨーロッパの主要都市では不動の人気を保ち、母国ノルウェーでは国宝的な存在なのです。 彼については“アンスネス=いつもピアノを弾いてる”というぐらい、いつもピアノと一緒にいる、と周りの人は言います。そして、来日するや練習室に引きこもる彼。「本当にいつもこもってます!」(マネージャー談) さて、前述したように何度も日本を訪れ、かなりの日本マニア(?)と知られているアンスネス。今回はそんな彼が日本
第25回日本ピアノ教育連盟全国研究大会に参加して 池田 美保子 テーマ〜北欧のピアノ音楽〜 第25回日本ピアノ教育連盟全国研究大会が3月29、30日に東京音楽大学100周年記念ホールで行われました。今年も全国各地から教育連盟の会員、音楽大学の学生などが参加し、ネームプレートを見ると北海道、福島、兵庫、広島など遠方からの参加も目立ちました。 今回はグリーグを中心とする北欧のピアノ音楽について研究がなされました。海外からはハノーファー音楽大学教授のアイナル ステーン=ノックレベルグ先生が招かれ、リサイタル、講演、公開レッスンが行われました。また大束省三氏によるグリーグについて、舘野泉氏によるフィンランドのピアノ音楽についての講演も行われ、大変内容の濃い二日間でした。それらに先駆けて、荻原和子先生のソナチネの講演もあったので、そちらも併せてご紹介したいと思います。 (以下、講演内容より抜粋) 講
2007年8月7日 (火) アンスネス/『バラード・フォー・グリーグ』 ノルウェー出身でグリーグ作品解釈の第一人者として広く知られる世界的ピアニスト、アンスネスによるグリーグ没後100年企画。これまでに録音してきたベルリン・フィルとの共演による『ピアノ協奏曲イ短調』に、グリーグ自身が愛用していた1892年製のスタインウェイ・ピアノで演奏した『抒情小品集』に加え、新録音のバラード作品24が収録された、究極のグリーグ・アルバム。 『北欧のショパン』といわれるグリーグの曲はメロディと抒情に満ちており、日本人好み。2007年2月の日本公演で絶賛された美しい『バラード作品24』を新録して収録。収録されている『抒情小品集』は、アンスネスがグリーグの家にて、グリーグが愛用していた1892年製のスタインウェイ・ピアノで演奏されたもので、歴史的価値も。 ノルウェーTV制作のグリーグの50分のドキュメンタリー
アンスネス / ホライズン(HORIZONS) トップ・ピアニスト、アンスネスのヴァラエティに富んだ小品名曲アルバム。様々な作曲家の多彩なキャラクターからなる22曲、アンスネス自身がリサイタルのアンコールとして取り上げてきた曲で、彼のキャリアのキーとなりまた名ピアニストへのトリビュートとなる作品、さらに愛着の土地にちなんだ曲が選曲されています。2007年早々に予定されている来日公演での実演も期待されます。20ページ・ブックレット。 ・シベリウス:練習曲 Op.76-2 ・スクリャービン:即興曲第1番 Op.14 ・メンデルスゾーン:無言歌 Op.67-2 ・シュトラウス/ギーゼキング編:セレナード ・モンポウ:湖 ・J.S.バッハ/ブゾーニ編:主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ ・リスト:愛の夢 ・ショスタコーヴィチ:ポルカ ・アルベニス:タンゴ Op.165-2 ・モンポウ:歌と踊り 第1
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