ベートーヴェンといえばクラシック界を代表する音楽家の一人。どんな人でも顔や名前、代表曲の『運命』くらいは知っている巨匠だ。 では、ベートーヴェンはどんな人物だったのだろうか。難聴という不運に見舞われたにも関わらず作曲家として名を馳せたことは有名だが、教科書に載っているような情報以外はあまり知らないのでは? そんな彼の半生を描いたマンガ『ベートーヴェン4コマ劇場 ー運命と呼ばないで』が、4月22日に発売される。もともとクラシックの大手レーベル「ナクソス・ジャパン」のウェブサイトで連載されていたものだが、ベートーヴェンがオヤジギャグを連発したり、ポカをした弟子に“ギロチンチョップ”なる必殺技を繰り出したりと、ちょっと、いやかなりくだけた内容なのである。 このナクソス・ジャパンからは、これまでにも『交響戦艦ショスタコーヴィチ』などインパクトのありすぎるコンピレーションアルバムがリリースされ、Tw
大正12(1926)年に設立されて以来、大阪市が直営してきた大阪市音楽団(市音)が4月、民営化する。90年以上の歴史で大きな転換期を迎えるが、そのきっかけは橋下徹市長(2月27日に自動失職)が市長就任直後の平成24(2012)年1月、「じかに抱えていく必要はない」と発言し、在り方を見直す方針を示したことだった。 市音は日本最高峰のプロの吹奏楽団として認められ、全国の吹奏楽ファンの憧れの存在。世界的指揮者、佐渡裕(ゆたか)さんもファンを標榜(ひょうぼう)している。 高い水準の演奏活動と並行して、大阪市教委の管轄下にあることから、市内の園児や児童を対象とした「音楽鑑賞会」の実施や、中学・高校の吹奏楽部の指導など、教育活動にも熱心に取り組んできた。 橋下市長は、学校にプロが出向いて教育を充実させること自体は評価しつつ、音楽分野に限って市がプロを抱える必要はないと指摘していた。「税で無条件に支える
政府は2日付で、秋の褒章の受章者を発表した。受章するのは781人(うち女性174人)と14団体。3日に発令される。 学術や芸術、技術開発などの功労者に贈られる紫綬褒章は16人(同3人)。このうち芸術文化の分野では、「AKIRA」などの作品で知られる漫画家の大友克洋さん(59)や、クリエーティブディレクターの佐藤雅彦さん(59)、日本舞踊家の井上八千代(本名・観世三千子)さん(56)らが受章した。 危険を顧みず人命救助にあたった人への紅綬褒章は、9月の台風で増水する川に転落した男児を救った中国籍の厳俊(イエンチュイン)さん(26)ら男性2人が受章。社会奉仕活動に励んだ人に贈る緑綬褒章は16人(うち女性10人)と14団体。長年一つの仕事に打ち込んだ人への黄綬褒章は262人(同16人)に、公共の利益に尽力した人への藍綬褒章は485人(同145人)に贈られる。■紫綬褒章の受章者 (敬称略) 〈芸術
これまでに『神童』や『マエストロ』で音楽をテーマにした漫画を描いてきた、さそうあきらの最新作『ミュジコフィリア』は現代音楽に取り組む音大生を描いた青春群像劇だ。「漫画で描けないことはなにもない」と言ったのは手塚治虫だが、まさか現代音楽をテーマにした漫画があるとは思いもしなかった。難解と言われる現代音楽だが、『ミュジコフィリア』では近現代の名曲や実在の作曲家などが作中に登場する。もちろん、物語自体はフィクションだが、登場人物の音楽に対する考え方や、音が鳴る現場の表現にリアリティと愛情があり、この作品における作者のメッセージでもある、とても夢のある思いを感じることができる。 現代音楽やクラシック音楽に抵抗があっても、間違いなく魅力を感じられる内容であり、また、音楽好きにはいろんな発見があるので、ぜひ読んでみてほしい。私たちが普段、音楽というものを意外と狭い範囲でしか捉えていないことに気づかせて
舞台は1801年、ウィーン。ピアニスト志望の16歳の少年、フェルディナント・リースは、ベートーヴェンへの弟子入りを志願して扉を叩くが、そこに待ち受けていたものは、天才音楽家のとんでもない生活実態だった!? えーと、僕、この人の弟子でほんとうに大丈夫!? 「おもろすぎる…」「萌えてやばい」「当時の音楽家の成功というのがどういうものだったのだろうかと考えた」「まさかの激燃え展開」「続きが気になる」「単行本化したら買いたいよ」などSNSで大反響、クラシック音楽レーベル・ナクソスがお届けする前代未聞のコメディ4コマ劇場! [作:NAXOS JAPAN 画:IKE] ●2015.03.25 「リース: ヴァイオリン・ソナタ」がNAXOSレーベルよりリリースされました。また、これに伴い「運命と呼ばないで」アフター・エピソード~フェルディナント・リースの「卒業後」とヴァイオリン・ソナタ」を公開いたしまし
やまむらはじめ「天にひびき」第1巻(少年画報社)届く。 YOUNG KING「アワーズ」誌にこの7月から連載が始まったコミックスで、主人公は音楽大学でヴァイオリンを学ぶ青年、ヒロイン(ひびき)は指揮科に通う天才少女という(某「のXめ」とは逆パターンの)意欲作。 クラシック音楽界が舞台ということで「指揮者やクラシック音楽についてわかりやすく解説を」…と頼まれてただ今コラム(ひびきコラム)を連載中。この第1巻にも4回分が掲載されている。 冒頭、小学生のヒロインが、指揮者の父親の代理でリハーサルにふらりと現れ、いきなり〈ベートーヴェンの交響曲第4番〉を指揮してしまう…という展開からして、なかなか引き込まれるのだが、巻頭には、拙作〈交響曲第2番(地球にて)〉の曲目解説で私が書いた一文が・・・ 人間も音楽のように 大気から発生し、 音楽のように大気に 消えてゆく存在だったら どんなによかっただろう
「けいおん!」見たよー。 いやあもうね。いきなり極論ですがこれ見てみんなバンドやればいいじゃない!中高大生諸君!社会人諸君! 楽器弾くの楽しいよ!音合わせるの快感だよ!すっげーーー気持ちいいよへたでもいいから。 ハルヒのライブシーンもそうですが、京アニはそれを全力で描いてCD売って儲けちゃえばいいです。 そしてもっといいライブシーンをアニメーションで描けばいいです。 それを見てみんなバンド組めばいいです。ソロギタリストでもいいです。 というのは、自分がバンドやってて死ぬほど楽しかった経験があるのと、パワフルなガールズバンドが大好きだからです。 EDのあれは自分みたいな世代だと「うお、プリプリ(プリンセス・プリンセス)!」とド反応してしまいます。あるいはゴーバンズ、あるいはwink。一周回って90年代臭がぷんぷんするぜ。おっさんホイホイ。 はて、「けいおん!」の原作は演奏シーン皆無です。どち
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