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ブックマーク / choralbass.exblog.jp (7)

  • 大木社長のブログ : 金星探査機「あかつき」に思うこと(3)~サイエンス・コミュニケーションを、もっと!

    ...φ(・ω・` ) 大木社長が近況や日々思いつることを書き綴るブログ。スローペースで更新中。前回、「あかつき」の広報は、肝心のサイエンスの部分がやや弱いのではということを書きました。 科学の成果や意義を一般向けに伝える方法論はサイエンス・コミュニケーションと呼ばれ、この分野はここ10年ほどでアメリカやイギリスの先行によりかなり進歩しています。 サイエンス・コミュニケーションでは、科学をどう伝えればよいかについて、順を追って何段階かに分けて考えることがあります。 「あかつき」の場合であれば、こういうことを伝えるとよいのではと思うことを挙げながら書いてみます。 (1)まずは、興味喚起 興味のない人はそもそも話を聞いてくれないので、最初の興味を持つきっかけを与えます。 金星の場合、地球との比較により、金星の科学をより身近に感じてもらうことができます。 ・金星は、惑星の名前を覚えるときの順番で

    halca-kaukana
    halca-kaukana 2010/12/30
    理学衛星の広報をどうするか。興味喚起→情報伝達→具体的なメッセージを。あかつきだけでなく今後の理学・科学性要素の強い衛星にも。なるほど。/中村PM「自分の研究について、家族や恋人に説明しなさい。」
  • 大木社長のブログ : 金星探査機「あかつき」に思うこと(2)~試される、サイエンスの広報

    halca-kaukana
    halca-kaukana 2010/12/25
    理学衛星である「あかつき」の、サイエンスの面をどう広報するか、伝えるか。しかも6年間の長丁場をどうしたらいいだろう…。
  • 大木社長のブログ : 金星探査機「あかつき」に思うこと(1)~上手に転んでくれてありがとう

    ...φ(・ω・` ) 大木社長が近況や日々思いつることを書き綴るブログ。スローペースで更新中。今年1年を振り返ると、宇宙科学では2つの大きな出来事がありました。 それは、「はやぶさ」の小惑星からの感動的な帰還と、「あかつき」の金星周回軌道への投入失敗です。 今日は、あかつきの軌道投入失敗で私が感じたことについて。 あかつきの軌道投入用のスラスタの噴射が途中で停止し、軌道投入できなかったという知らせを聞いたとき、最初は血の気が引く思いがしました。 昔お世話になった先生方や先輩方が関わっておられ、探査機のことも、その方々のことも大変心配しました。 一方でその時、こうも思いました。 あかつきはむやみに止まったのではないだろう。 あかつきは、きっと何か考えがあって、自分自身のエンジンを止めたんだ、と。 あかつきは、のぞみ姉、はやぶさ兄の意志を受け継いだ賢い子で、地上からコントロールしなくとも自分

  • 大木社長のブログ : 月と金星と、宇宙センター

    ...φ(・ω・` ) 大木社長が近況や日々思いつることを書き綴るブログ。スローペースで更新中。今宵は月と金星のアプローチがあったので、筑波宇宙センターで写真を撮ってきました。 写真に写っているロケットは、H-IIロケットのほぼ実機の機体。 明後日の5月18日早朝、このロケットの改良版であるH-IIAロケットの17号機で、金星探査機「あかつき」がこの金星へ向けて出発します。 暁という言葉の意味は、皆が待ち望んでいたことの始まりであり、またこの「あかつき」が打ちあがるちょうどその時刻・・・

    halca-kaukana
    halca-kaukana 2010/05/17
    筑波宇宙センターからの月&金星。H2ロケットとの画像が素敵。
  • 大木社長のブログ : ジルベスターコンサート最高だった / 今年の新目標は宇宙芸術

    halca-kaukana
    halca-kaukana 2010/01/02
    東急ジルべスター、見たかったな。野口さんは龍笛を演奏したのか。/宇宙芸術も、これから多種多様な作品・企画が動き出すといいな。
  • 大木社長のブログ : 「かぐや」月面衝突騒動で知る、宇宙開発を正しく伝える難しさ

    ...φ(・ω・` ) 大木社長が近況や日々思いつることを書き綴るブログ。スローペースで更新中。2009年6月11日、「かぐや」が月面に落下し、1年半の観測を終えました。 10年以上観測を続ける衛星・探査機もある*1ので、それに比べるとあっけない短さでした。 軌道修正用の燃料が無くなれば低軌道の月周回はできないのでこれで精一杯です*2。 まだ使えるのになぜもっと長く観測しないのか?という声をいただきますが、これでも長いのです*3。 「かぐや」の運用終了については他にも多くの声をいただきましたが、「月に物を捨てるな」「なぜ回収しないのか」「月を汚染するな」「失望した」という意見が目立ちました。 月面に落下させずに地球に帰還させるだけの燃料は、重たい観測機器を載せた衛星には到底ありません。 「軟着陸させろ」という声もありましたが、これは高度な技術のため着陸に最適化された探査機が必要で、月周回専

    halca-kaukana
    halca-kaukana 2009/07/20
    「多くは宇宙開発や「かぐや」がよく理解されていないがための間違った内容で、宇宙開発を正しく伝えることの難しさを思い知らされます。」同感。なんだか悲しくなってきた。
  • 大木社長のブログ : それは違うでしょう。。。 ~ 「だいち」地図作成の報道

    ...φ(・ω・` ) 大木社長が近況や日々思いつることを書き綴るブログ。スローペースで更新中。新年早々、衝撃的な記事が出たので思わずのけぞってしまった。 1社目 550億円の陸域観測衛星、誤差やノイズで地図作れず : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) 2社目 asahi.com: 観測衛星「だいち」の精度不十分、地図作れず - サイエンス 3社目 NHKニュース 1社目が最初に記事を出し、それを見て各社があわてて同じニュースを流しました。 興味深いことには、1社目の記事が「陸域観測衛星『だいち』は実は役に立っていない」という最も否定的な内容である一方、後に出た記事ほど主張がやわらかくなっています。 例えば・・・ 1社目 「等高線を決める「高さ情報」の誤差の大半が6メートル前後に集中していた。」 3社目 「誤差が6メートル前後になるケースがある」 1社目 「同衛星単独での

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