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ブックマーク / koulu.blog76.fc2.com (2)

  • スオミの森の陰から 月の光

    明け方、目を覚ますと月の光がこうこうと窓から差し込んでいた。半月だった。 明け方の半月だから下弦の月かあ…。と寝ぼけた頭で考えつつ、あれ何かおかしいなとも思ってみる。西の空に出ているから実は上弦の月だ。日での、上弦の月は夜半には沈むものという考えがこびりついていて勘違いしたのだが、「夏の月」で書いたように高緯度地方では月が妙な時間に妙な位置に出ていることがあって日で習ったようにはいかない。 月の出が毎日50分ずつ遅れる、というのも小学校の理科で習って疑いもしなかったが、実は高緯度になると前日より早く月が出ることもあれば2時間遅れることもある。だいたいなぜ月の出の時刻で教えるのだろう。せめて南中時刻が50分ずつ遅れるといえばまだ近い値になるし、月の入りはその前に月が見えているから時刻を実測しやすいけれど月の出はいつ起こるか分かりにくいというのに。 また金星は日の入りのすぐ後か日の出前と習

    halca-kaukana
    halca-kaukana 2008/07/17
    フィンランド・高緯度地域での星の見え方も、日本とかなり違う。
  • スオミの森の陰から 夏の月

    では月が観測されたようだが、フィンランドでは月は起こらなかった。月の出より前に月が終わっていたからである。 月といえば28日のAamulehti紙に載っていた記事。 フィンランド南西部フイッティネンで月曜日の未明、消防署に町はずれで炎と煙が上がっているとの通報があった。署員が駆けつけて付近を1時間ほど探索したが、火事らしきものははあとかたもなかったという。 状況から考えられるのは、そのころちょうど地平線近くにあった月とその回りの雲に月明かりが反射したのが火と煙に見えたのではないかということだ。 フィンランドは緯度が高いので、夏の満月は南から出ると昇っていかずに地平線すれすれを右へ右へとすべるように動き、そのまま沈んでしまうことが多い。しかも山がないので、ふと気がつくと空の低いところに不気味に赤い月が鎮座していたりして、ぎょっとすることもある。火事と見まちがえるというのはありそうな

    halca-kaukana
    halca-kaukana 2008/07/17
    高緯度地域での夏の月の動き。これは興味深い。
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