世界初の宇宙ヨット「イカロス」の開発に携わった宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所の横田力男・共同研究員が27日、加古川市の加古川商工会議所で講演し、企業関係者や学生ら約70人が聞き入った。 イカロスは本体から14メートル四方の帆を広げ、太陽光によるかすかな“風”を推進力にする。昨年5月、金星探査機「あかつき」とともにH2Aロケットで打ち上げられ、現在も宇宙を航行中だ。 横田研究員は帆の素材を研究し、難関だった耐久性と加工性に優れた樹脂フィルムを開発。フィルムにアルミを薄く付着させるときには、加古川市の東レKPフィルムの技術が用いられた。 講演では「あかつきを乗せるH2Aロケットの搭載能力に余力があったおかげでイカロスが承認された」と裏話を披露。アルミの蒸着では「(同社の社員に)何度も研究所に来てもらい開発した」と話した。 イカロスの技術を使って木星の小惑星帯をヨットで探査する計
子どもたちがお気に入りのぬいぐるみを一晩、図書館に預けると、翌日、夜の図書館でぬいぐるみが冒険している様子を撮影した写真がもらえる‐。こんなイベントが「ぬいぐるみの図書館のおとまり会」と銘打って11日夕から翌12日にかけて、宝塚市立西図書館(同市小林2)で開かれる。(上杉順子) 子どもたちに本に興味を持たせよう‐と米国で取り組まれている催しで、最近、日本に紹介された。国内での実施はまだ珍しいという。 「国民読書年」を記念した企画の一環。本の読み聞かせ会にお気に入りのぬいぐるみを持ってきてもらい、子どもたちは終了後、ぬいぐるみを置いて帰る。その後、図書館職員が館内のさまざまな場所でぬいぐるみが遊んでいる写真を撮り、翌日、迎えに来た子どもたちに、その写真や、ぬいぐるみが読んで気に入ったという設定の絵本を貸し出す‐という趣向。 米国では、簡単で安全な上、子どもが非常に喜ぶ‐と、各地で催されている
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く