Hayabusa2 Current Position 00d 00:00:00 from launch 0000.00 km from earth com delay 00.00 sec 00/00/00 00:00:00 on Earth(UTC) 00/00/00 00:00:00 Spacecraft Event Time
何百回、何千回と見慣れた画面、見間違えるはずもない。すぐにそれが自分の作品だと直感したものの、どうしても信じられなかった。いや、だって、一介のアマチュアプログラマが作ったWebアプリが、ミッションの中でも一番クリティカルな大気圏再突入前のミッションコントロールセンターの画面に映っている*1。これで信じろという方がおかしい。見慣れたアイコン、昼夜境界線、ISS/シャトルの軌道を示す赤いグラウンドトラック、うっすら見える左上の設定アイコン、全部同じだ。でも... そして、すぐに一つの事実に気づいた。いつもは、軌道離脱噴射の終了を見届けた後シャトルのトラッキングを止める。公開されているデータではここから先の軌道を追うことはできない。放っておけば徐々にずれが大きくなる。でも、もし、あそこに映っているのが本当に自分の作品なら、ここで設定を変えるとあの画面からシャトルが消える、そんなことをしていいのか
§ [clip] 小惑星探査機「はやぶさ」の帰還運用の再開について(JAXA) 2010年の地球帰還を目指して飛行を続けている小惑星「はやぶさ」ですが、11月4日以来、稼働中のエンジン2台のうちの1台の電圧が上昇し停止するというトラブルに見舞われていました。~ ref.JAXA|小惑星探査機「はやぶさ」のイオンエンジン異常について これで4台あるうち3台が不具合を起こしていることになり、稼働できるエンジンは残り1台。このままでは地球に帰るために必要な加速が得られません。不死鳥「はやぶさ」もこれまでか、と思われましたが、どうやら運用チームはトラブルシュートに成功した模様。「はやぶさ」再び復活です。もう何度目でしょうか?すごい探査機/運用チームです。 現状、「はやぶさ」は機体の姿勢を変えるためのスラスターが全滅、同様の機能を持つリアクションホイールも3台のうち2台が故障しているという状態。太陽
§ [clip] NASA - Station Module Named 'Tranquility' to Honor Apollo 11 ISSに設置されているNode3に"Tranquility"という名前が付けられた、というお話。 Node3は2010年にISSに接続される予定のモジュール。リサイクル型の排水処理装置や空気活性化装置など最新型の生命維持システムを備え、またドッキングハッチやキューポラと呼ばれる観測用窓も設置されます。この名前は公募で選ばれたもので、人類初の月面着陸が行われた「静かの海(Sea of Tranquility)」にちなんだものです。 さて、この名前が初めて発表されたのは、NASAのカンファレンスではなく、アメリカの人気コメディ番組 "The Colbert Report"の番組内のことでした。なぜこんなことになったかというと... その騒動は、"The C
§ 嘘のような、本当の話、続き そして、僕はその日、その場所にいた。 アメリカ東部標準時5月31日午後、打ち上げの2時間前。フロリダ州、ケネディ宇宙センター、39A発射台から約6kmの地点。ビジターコンプレックスから見学用のバスに詰め込まれて10分ほど、サターンVセンター脇にある常設の見学席。ここは打ち上げの時に発射台に最も近くなる地点の1つ*1。打ち上げの係員が発射台から退去すると、ここから先には宇宙飛行士しかいなくなる。 遠く、クリークの向こうに発射台が見える。大きさは小指の先ぐらいかな?どうやら機体は発射台の向こう側らしい。こちらからは構造物に隠れて見えない。双眼鏡で覗くと陽炎の向こうに発射台。チラッと見えるオレンジ色は外部燃料タンクだろうか?そこここで鳥が上昇気流に乗って遊んでいる。楽しそう。 CBSのMr.Harwoodから電話、全て順調とのこと。ラッキーだねと言われる。というか
日本人が大きく関わるフライト、全てが予定通りにいった打ち上げ、絶好の天気・・・ 近年まれにみる、すばらしい打ち上げでしたね。 映像ならば、望遠カメラでいつまでも追いかけられますよね。 現地では、ロケットはすぐに見えなくなってしまうけれど、それに代わって、雄大な余韻をいつまでも感じていることができる・・・ そんな現地の感動が、この1枚の写真から伝わってきます。 この写真を見ているだけで、じわじわと目が潤んできます。
§ 嘘のような、本当の話 それは、一通のメールから始まった。GoogleSatTrackをとても気に入ってくれたという、ごく普通の感想メール。でもそこには、こんな言葉が... "I cover space flight for CBS News, and this is a great help." え、CBS News? CBSって、あのアメリカで一番大きなニュースネットワークの?後で調べてみたら、実はこの方、アポロ7号の頃からCBSで宇宙関連ニュースのプロデューサーをやっているというこの業界の重鎮中の重鎮。というか、何でそんな人が僕のページなんか見てるんですか? で、恐る恐る「その道のベテランの方に気に入ってもらえるなんて、すごく光栄です!」と返事をしたら「やー、友達と一緒に見てたんだけどさ...」といって、山ほどリクエストが来た。曰く、精度を上げてほしい、グラウンドトラックを表示して
§ *『水からの伝言』の話 ref.「水からの伝言」を信じないでください(田崎晴明)~ ref.この記事を巡るネットの議論のあれこれ(たとえば、はてなブックマーク「水からの伝言」) さて、残念ながら(?)、僕は『水からの伝言』をサイエンスとして楽しむことができなかった。読んでいてもちっともワクワクしない。その理由は、ずいぶん前に「ゲーム脳」の本を読んだときに書いた。だから今回は少し違う話をしよう。~ ref.「!」と「?」(Junkyard Review) たとえば、この本を科学の話じゃなくて、ただのお話として読んだらどうだろう? 実は、僕はこういう話があまり好きじゃない。なにしろ、これは「物事の善悪や美醜の判断を、自分以外の何かにゆだねる」という話だし、「正しいものは美しい」という話だ。正しい言葉は美しい結晶を作り、間違った言葉は醜い結晶を作る。ここでは、正しいことが美しさと、間違ってい
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