TOCANAでも度々インタビューに登場していただいている『奇界遺産』(エクスナレッジ)シリーズの著者、佐藤健寿氏が、今度は日本初の人工衛星写真集『SATELLITE』(朝日新聞出版)を発売した。『奇界遺産』シリーズで、世界中の人間が内包する不思議さ・不可解さを追求した佐藤氏のフィールドワークは、遺跡にとどまらず、UFO・UMA、廃墟や民俗学、奇病…と、あまりに広大だ。だが、それでも好奇心を満たすことができなかったのだろうか。なんと、今回は地球を飛び出して世界の不思議探しを始めてしまった。 世界最大の人工衛星撮影企業・米デジタルグローブ社全面協力のもと、超高解像度で捉えられた地球の人工衛星写真には確かに、我々が知らない地球という「惑星の風景」が広がっていたのだった――。 写真集は主に以下の5つのカテゴリーに分けられている。 ■その土地の環境・文化・風俗・政治・宗教・経済など人々が暮らす町
東京大と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は5日、小惑星探査機「はやぶさ2」を打ち上げるH2Aロケットに相乗りして、30日に宇宙に向かう超小型探査機「プロキオン」を公開した。地球と通信しながら小惑星などを調べる。他に2機の超小型衛星も一緒に打ち上げられる。 プロキオンは東京大とJAXAなどのチームが開発した。重さは、はやぶさ2の約9分の1の65キロ。2016年1月に地球と火星の間を公転する小惑星に接近して通り過ぎながら、小惑星の表面などを探る。地球から遠く離れた深宇宙を自力で探査する超小型探査機は世界初の試み。 衛星や探査機を打ち上げる際、ロケットの積載重量の余裕分を使って超小型機を一緒に打ち上げる「相乗り」は、大学や企業の技術開発の後押しや若手人材の育成が目的。巨額の費用がかかる宇宙開発に低コストで挑戦でき、将来の多様な利用に向けた実証実験にもなる。09年に始まり、「まいど1号」など22機
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