欧州連合(EU)は、飛行機内で5Gサービスを利用可能にする方針を発表しました。機内に設置する小型5G基地局で乗客のスマートフォンと接続します。実現すれば、飛行機に乗る際に「機内モード」を設定する必要がなくなるかもしれません。 機内に小型基地局を設置 欧州委員会は現地時間11月24日、飛行機内で携帯電話に接続できるよう特定の周波数を割り当てることで、飛行機の乗客は地上にいる時と同様に電話、テキストメッセージの送受信、データ通信が可能になる、と発表しました。 この通信方式では、飛行機内に設置したピコセル(通信範囲数メートル〜数十メートルの小型基地局)による5Gネットワークを用いて携帯電話と通信し、機外との通信は(現在の機内Wi-Fiサービスと同様に)衛星通信を用いて地上のネットワークに接続されます。 携帯電話の周波数利用は米FCCが却下 なお、アメリカの連邦通信委員会(FCC)は2020年に、