スクラッチパッドとは? iアプリのような携帯端末で動くプログラムは、「ファイル」へのアクセスができません。そもそもメモリしかない機器でファイルを保存するディスクさえないのですから。では、必要なデータを保存する場合はどうするのでしょうか。 このような場合のために用意されているのが「スクラッチパッド」というものです。これは、一種の「メモリディスク」のようなものと考えればいいでしょう。メモリの中に区画を用意し、そこにデータを保存できるようにしたものです。これはiアプリを終了した以後も常に値を保持し続けます。 このスクラッチパッドを使う場合、iアプリではADF(jamファイル)に必要なメモリサイズを記述しておく必要があります。これにより、そのiアプリ用に必要なメモリが確保されます。スクラッチパッドはiアプリごとに用意され、他のiアプリが保存したスクラッチパッドのデータにアクセスすることはできませ