本家/.でも取り上げられていますが、ロシアの銀行でATMにマルウェアが仕掛けられる事件があったとのことです。そのATMはWindowsベースのものですが、製造元のDiebold社でも1月にそういう事件があったことを認めており、ユーザに注意喚起しています。詳細は明らかではないのですが、このマルウェアは物理的アクセスにより仕込まれたようです。 一方、SophosのVanja Svajcer氏は、次のように説明しています。 ATMはしばしば、非標準のOSで動いている。たとえWindowsで動いているとしても、組込みWindowsはカスタマイズされている。ATMは特殊な、文書化されていないハードとソフトのインターフェースを使っていて、リバース・エンジニアリングは非常に難しい。ATMは通常、独立したプライベート・ネットワークに接続されており、マルウェアがたやすく侵入することはないだろう。物理的なアク