前回チェーンの武器を作った際に、ちゃんと鎖の形状を造形することに成功しました。 【前回作ったチェーンが、こちら】 なので、今回はさらに小さい鎖を使った武器をデザインしていこうと思います。 ただ、今回は造形物の量が多く細かいデザインもあるため、一気に全てのパーツをプリンターで出力することはしません。 一部のパーツだけ印刷してみて、パーツの寸法や全体的なデザインのバランスなどをチェックしていこうと思います。 目次 今回作る武器の説明 CADの3Dデザイン 3Dプリンターで出力 今回作る武器の説明 今回は鎖をふんだんに使った、多機能な「銃剣」をデザインします。 デザインのモチーフは、ずばり「ヴェール」です。 下手な絵ですみませんが、イラストで描くとこんな感じです。 鎖でつながれている銃剣を、手足に装備して戦う武器になります。 では、CAD(Fusion 360)のデザインから始めていきましょう。
従来は瞬間接着剤とエポキシ接着剤を、交互に塗布して接着してた。瞬間接着剤が良好なのは知ってたけど、僕的にはUコン時代から使ってきたエポキシ接着剤が最強という認識だった。瞬間接着剤って一発勝負だから、神経使うのが苦手。 ところがちょっと前、エポキシのみで接着したパーツ部分を不用意に持ち上げたらポロッと取れたorz 接着部分に残ってたエポキシ接着剤は、爪で強く掻いたらベロベロと剥がれた。ぜんぜんくっついてないじゃん! ってことで、今回のテスト。いろいろ用意した。 ラベルをよく見たら、ボンド「GPクリヤー」は合成ゴム系=両側に塗ってしばらく乾かして圧着するアレで、今回の用途には適してないと判明。まあついでなので、以前ウレタンスポンジを接着するために購入したけど、「やわらかめ」なので、今回のテストから外してあったボンド「SU」もラインナップに加えてみる。 今回の中ではセメダイン社おすすめだし、使い
今回は光造形で作ったものを塗装する方法をご紹介していきます。 ▼光造形で作ったものを塗装する方法 造形物はさまざまな方法で塗装が可能です。 ■アクリル絵の具を塗る 教育機関など子供が色を塗るのに参加する場面では、アクリル絵の具がおすすめです。 アクリル絵の具には次のように種類があるので、好みのものを選びます。 レギュラータイプ…水やメディウムを加えて使う(そのままでも塗れる) ソフトタイプ…そのまま塗れるように絵の具が軟らかくなっている アクリルガッシュ…つや消しでムラのない仕上がりになる またアクリル絵の具には「透明」「半透明」「不透明」といった種類もあります。 不透明のものは塗ると下にある色を覆い隠します。 ちなみにアクリル絵の具で塗装する際は「塗って乾かす」を何度か繰り返さないと、ムラが出てしまい均一な仕上がりになりません。 ■光沢のある仕上がりにする 光沢のある仕上がりにするには、
アサヒペンの石調スプレーを使えば、3Dプリンタで印刷した積層痕が消える。話としては二番煎じだ。ただ、前回試したモデルは、積層痕と言っても、トッププレイヤーの跡が消えるという話だったのに対して、今回は、地層のように重なった、まさに積層痕が消えるのか、それでいてモデルのディテールが保てるのかというのを試してみたい。 印刷したモデルは、Thingiverseにあったヤモリのモデル。これがなかなかかわいい。 I originally made a gecko because it was the logo of a local festival that my maker space (MESH Melbourne Eastern Suburb... 実際に印刷したヤモリがこちら。頭蓋の部分や背中、四肢にも典型的な積層痕が見える。いかにもFDM方式で印刷をしたという感じ。この子に石調スプレーをして
電子工作であると便利なグッツ。 中華キットのあるあるなんですが。 同梱されてるネジ類は分類されておらず、どれもが一緒にまとめて袋詰めされている。。。 キット製作前にこれらのネジ類の分類をやっておかないと、後々になって取り付けたネジが間違っていたなんてことに気づく・・・こういうことってありますよね。 ということで、今日はこんな小さな悩みではありますが、しっかり解消できるんじゃないかという、そんな「ネジスケール」を3Dプリンタで印刷してみました。 パーツ箱の中にいろんな長さのものがごちゃごちゃと混在していて手付かずだったネジの分類や整理も、この治具によってスイスイ捗るんじゃないでしょうか。 (写真は Thingiverse から転載) 最大長 50mm まで、M2、M3、M4、M5 のネジを簡単に分類することができます。 www.thingiverse.com いざ、プリント。 Flashfo
Happy Halloween!! ハロウィーンなのでカボチャの頭をプリントしてみました。そして、それだけじゃ面白くないので色も塗ってみました。塗装するのは意外と難しく問題もありました。 ハロウィーンなのでカボチャの頭 10月31日はハロウィーンです。オレンジ色のフィラメントが残っていて、これはちょうど良いと思いカボチャの頭をプリントしてみました。よくあるランタンの形をしたカボチャをプリントしようかと思ったのだけど、これって口や目の部分が大きく空いていてプリントが難しそう。なので穴が空いていないカボチャのモデルを探してプリントしました。 そしてこれだけだと面白くないから、せっかく目とか口とかがあるので試しにペイントしてみました。 目は細かく塗るのが難しくて正面から見るとちょっと雑なのが分かってしまうけれど、横から見ると鼻とかの凹凸がよく分かりリアルです。 エナメル塗料を試す 目と歯を白で、
Amazon Fire TV Stickのリモコンを壁に取り付けるための純正ホルダーがなかったので、3Dプリンタで制作しました。制作したものはメルカリ・ラクマで出品中です。 制作したホルダーの概要 Fire TV Stickのリモコンがピッタリはまるように形状を工夫しました。リモコン本体とホルダーの間の隙間は約1mm程度で、スムーズにセットでき、かつガタツキが無いように作りました。壁に取り付けたまま全てのボタンを操作できます。壁への固定は、付属のネジを使用するか、強力タイプの両面テープを使用します。 外観はこんな感じです↓ 最新タイプのリモコンをホルダに取り付けた状態 ホルダ単体 色:ブラック(リクエストあればホワイトも可) 材質:PLA樹脂 付属品:壁に固定するためのネジ2本 3Dプリンタで制作しているため表面に微小な跡が付いていますが、機能的・強度的には問題ありません。また、Fire
Amazon Fire TV Stickのリモコンを壁に取り付けるためのホルダーです。Fire TV Stickのリモコンがピッタリはまるように形状を工夫しました。 材質:PLA樹脂 色:ブラック(リクエストあればホワイトも可) 付属品:壁に固定するためのネジ2本 制作に積層造形法(3Dプリンタ)を用いていますので表面に微小な跡が付いていますが、機能的には問題ありません。 ※リモコン本体は付属しません。 ※第二世代、第三世代(最新タイプ)のAmazon Fire TV Stickリモコン両方でお使いいただけます。 Amazon Fire TV Stickのリモコンを壁に取り付けるためのホルダーです。Fire TV Stickのリモコンがピッタリはまるように形状を工夫しました。 材質:PLA樹脂 色:ブラック(リクエストあればホワイトも可) 付属品:壁に固定するためのネジ2本 制作に積層造形
PrusaMendelのY軸のリニアベアリングを取り付けている台座をプリントして取り替えようとしていたらネジを強く締めすぎて破損。ヒートベッドやY方向のリニアシャフトとかすでに外してしまったので、接着剤で修理することにしました。しかし、これがなかなか着かないんですよね。結局いろいろな接着剤を試してみました。 [2015年2月11日追記]↓PLAで使える強力・瞬間の接着剤のブログをアップしました。 強力・瞬間-PLAにはアクリル用接着剤がベスト!アクリサンデー接着剤 Y軸のリニアシャフトを4点支持にしようとした… そもそも、どうして接着剤を使わなければいけなくなったかと言うと、僕の自作したPrusa MendelのY軸は3つのリニアベアリングとそれを取り付けるプラパーツでリニアシャフトを支えていました。2本あるリニアシャフトのうち、片方にリニアベアリングが2つ、もう片方には1つです。どうもプ
僕は3Dプリンターで魚釣り用のルアーを作っていますが、 FDM式3Dプリンターを使用しているため、 積層痕に悩ませられることが多いです。 FDM式3Dプリンターをご使用の方なら 積層痕を消したいなと思われる方は多いと思います。 造形物の表面にある筋のような凹凸が積層痕です↓ 積層痕を消すため日々 色々試してみてミスターホワイトパテというパテが 3Dプリンター作品の積層痕を消すのにかなり良かったので、 今回は その使用方法と、実際に使ってみた感想を 画像付きで紹介したいと思います。 ミスターホワイトはこんな人におススメ↓ 3Dプリンター作品を塗装する方、 表面処理に時間を掛けたくない方、 プラモデルなどの部品の隙間を埋めたい方 以上の方はミスターホワイトは かなり使えると思いますので、本記事を参考にしてみてください。
この前の棚設置記事以来、次々と棚を設置中で若干「棚を設置すること」が目的になりつつあります。 ちなみにこちらはこの前の棚の下にさらに設置した棚。 しかし、同じ棚ばかりではつまらないので、少し贅沢して「年月とともに味が出てくる」棚を作ってみることにしました。 木材は贅沢にウォールナット 前回はアマゾンジャラでしたが、今回はさらに高級木材としてメジャーなウォールナットを使いました。90 × 20 × 2 cm とそれなりの大きさです。 無垢のウォールナット材です。経年して味のある色に変わっていくことでしょう。 壁美人は 12kg 対応タイプ 前回は 8kg 対応タイプを2個使って支えましたが、今回は棚が大きいこともあり、12 kg タイプを2個使いました。 ブラケットは bronzeFill を使い3Dプリンタで製作 bronzeFill は以前お伝えしたとおりブロンズの粉が含まれたフィラメン
3Dプリンターで出力したものに色を塗りたいときはありませんか。 そんなとき、どの方法で塗装すればよいのでしょうか。今回はアクリル絵の具で塗装する方法を試してみました。 塗装する方法はどんなものがあるか。 これまでにも何回か塗装が必要になったことがありますが、そのときは大体プラモデル用のスプレーを使っていました。例えば、以前に作成したボールジョイント人形のカエル君なんかがそうです。 製作記はこちら point-cloud.hatenablog.com このときは白PLAでプリントし、組み立てる前に部品の状態で緑スプレーを吹いてます。お腹の白い部分はマスキングテープで保護しました。 ただ、スプレーは結構綺麗に濡れますが、手間がかかります。晴れて風があまりない日に外に出て行う必要があるし、床や周りのものに色が付かないように新聞紙を敷き詰め、塗るときはまず塗料の食いつきをよくするためにプライマーを
→Click here for the English version. この記事の概要 「3Dプリンター出力品って何?」 「普通のガレージキットとどう違うの?」 と疑問に思う人は多いと思います。 中には「安っぽい感じ」「作るのが難しそう」「品質が悪そう」 という誤解や悪い印象を抱いている方もいると思います。 結論を言うと3Dプリンター出力品は総じて 「品質が良く」 「作りやすい」 ガレージキットです。 もちろん品質や作りやすさはキットの構造によって異なりますが、 作りやすく配慮された出力品キットは従来のガレージキットよりも作りやすい と結論付けていいと思います。 この記事では 「3Dプリンター出力品の基礎知識」及び 「3Dプリンター出力品の塗装・組み立て方」を解説します。 目次 3Dプリンター出力品とは 仮組み、組み立て 表面処理 塗装 まとめ 3Dプリンター出力品とは 3Dプリンター出
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