はじめに ここまで(その1、その4)、同一ネットワークに属するサーバクライアント間の通信を試してきた ※ネットワークはDockerネットワーク 今回は新たにネットワークを1つ追加作成し 2つのネットワークに接続するルーターと 新規ネットワークにだけ属する孤独なクライアントを作成する そして2つのネットワーク間での通信を実現する 結構長くなったので、IPフォワード無効化や静的ルーティングなどの事前準備と PINGの応答確認まで行う 連載情報 連載 内容
.NET 6 is now included in Ubuntu 22.04 (Jammy) and can be installed with just apt install dotnet6. This change is a major improvement and simplification for Ubuntu users. We’re also releasing .NET with Chiseled Ubuntu Containers, a new small and secure container offering from Canonical. These improvements are the result of a new partnership between Canonical and Microsoft. Here’s the commands to i
Docker Desktopが一定条件で有償化*1されるので、脱Docker Desktopしてみた。 意外とそんなにハマることもなく環境構築に成功して、Docker Desktopを使っていた時代とほぼ変わらない開発体験が得られました。 Limaを選んだ理由 lima コマンドを打つだけでデフォルトのVM(Ubuntu)のシェルに入れる(もしくはlimaの後ろに付加した文字列がそのままコマンドになる) 標準設定でホストとネットワークを共有する(dockerでportをexportしたらlocalhost:1234でアクセスできる) --net=host が使える 標準設定でMacのホームディレクトリがVMにマウントされてる(嫌だったら設定変えられる, sshfsでマウントされてるだけ) 環境 M1 Mac Book Pro Intelでもいけるはず Lima側の構築 これがDocker
年末年始になると自宅のネットワーク周りをいじりたくなるmizutaniです.1年くらい前にミラーリングできるスイッチを格安で手に入れてはしゃいで自宅ネットワークの監視環境を作ったんですが,今見直してみるとわりと複雑な構成で,これをどうにか整理できないかと昨年末に思い立ちました.機器の構成はなるべくシンプルにするとともにどうせなら今風な作りにしようということで,Docker + Linuxで構成するPCルータを作ってみました. 設計 原則 サービスのモジュール化 Linux kernelにやらせなければならない仕事を除き,各サービスをなるべく独立して動かせるようにします. 市販のブロードバンドルーターなどと比べ,Linuxを入れたマシンは非常に自由度が高いためなんでもできますが,そのために環境が"汚れて"しまうという問題が有ります 細かい変更を続けるうちにサービスや保存してあるファイルの依存
久し振りに de:code で話をしてきました。周りの人からはアニメタイトルセッションと茶化されましたが、ちゃんと意味があって付けているのです。多分。 おかげさまで、今回は前回よりも広い部屋が割り当てられ、想像以上の大勢の方に参加していただくことが出来ました。App Service on Linux について知ってもらえたなら幸いです。 危うく私のセッションによって、デプロイ優先順位が左右される展開になるとこでした。 しばやん先生のセッションの入り具合は、日本リージョンへのデプロイの優先順位の参考にするかも— 帝国兵 (@superriver) 2017年5月24日 まだプレビューのサービスなので、当日までいろいろとアップデートがあるのではないかとか、スピーカー控室のネット回線が不調でテザリングをする羽目になったとかいろいろありますが、当日のデモは全て上手くいきました。App Servic
追記 直近の Docker 界隈について Linux コンテナ 参考 Linux コンテナとは Linux コンテナを構成する主な機能 OS リソース毎の Namespace cgroup サブシステム こんなにざっくりでは、Linux コンテナは語れないと思うけど haconiwa haconiwa とは haconiwa で何が出来ると? haconiwa 導入 はじめての haconiwa (1) はじめての haconiwa (2) 〜 コンテナ作成 〜 はじめての haconiwa (3) 〜 コンテナ起動 〜 haconiwa で学ぶ Linux コンテナ .haco ファイル再掲 namespace を弄る前に namespace uts namespace pid 俺は Linux コンテナについてなんにも解っていなかった(まとめ) haconiwa は Linux コンテ
はじめに Docker社はDockerCon2017において、Dockerコンテナの実行にフォーカスした軽量Linuxである、LinuxKitをリリースしました。 以下関連URLです。 Docker、「LinuxKit」を発表。コンテナランタイムのためだけにゼロから開発されたセキュアなLinux Subsystem。DockerCon 2017 ANNOUNCING LINUXKIT: A TOOLKIT FOR BUILDING SECURE, LEAN AND PORTABLE LINUX SUBSYSTEMS 本記事はLinuxKitについて網羅的な説明をすることではなくて、LinuxKitに同梱されているカーネルがどのようなものかをざっと眺めることです。なぜカーネルだけなのかというと、単に私がカーネル屋さんなのでカーネルに興味があっただけです。 本記事のLinuxKitの対象バージ
Dockerコンテナに特化した「RancherOS」正式版リリース。Linuxカーネル上でDockerを実行、システムもユーザーもすべてをコンテナ空間に RancherOSは単にコンテナの実行に関係ないライブラリなどを省略してLinux OSをスリムダウンするだけではなく、Linux OSの構造そのものをコンテナ専用にしようというアプローチを採用しています。 その最大の特徴が「Everything in RancherOS is a container managed by Docker.」(RancherOSのすべてはDockerが制御するコンテナ内にある)というものです。 下記のRancherOSの仕組みを示した図にあるように、Linuxカーネル上でDockerを実行し、ntpd、syslog、consoleといったシステム関連のプロセスはこの「System Docker」が制御するコ
はじめに Systemdには軽量コンテナ(というよりはすごいchroot)を建てる機能がなぜか備わっています。 Dockerをわざわざ入れるまでもないような場面で活躍してくれるかもしれません。 それでは早速Arch Linuxに導入してみましょう。 Arch Linuxのコンテナを作る Arch LinuxなのでArch Linuxのコンテナを作るのが一番手っ取り早いです。試していきましょう。 依存関係の解決 冒頭に示したとおり実体としてはすごいchrootなので、Linux一式をどこかに準備する必要があります。 Archはpacstrapというすてきなものがあるので、これを使えるようにしておいてください。 chroot環境の構築 では早速chroot環境を作っていきます。適当にコンテナ用のディレクトリを用意して、その中に入れてしまいます。 Linuxカーネルはホスト側と共有するのでインス
The Amazon Linux container image is built from the same software components that are included in the Amazon Linux AMI. It's available for use in any environment as a base image for Docker workloads. If you're using the Amazon Linux AMI for applications in Amazon EC2, you can containerize your applications with the Amazon Linux container image. You can use the Amazon Linux container image in your l
やりたいこと わりと古いLAMP(Linux / Apache / MySQL / PHP)サーバーが現役稼働中なのでアップグレードしたい、でも新しいサーバーを買う金は無い、どうしよう?という状況があり、Dockerを使えば安全に素早くアップグレードできるのではないかと思いついて、やってみました。 Dockerの導入 ここが一番難関です。古いサーバーにはDockerが導入できない場合があります。 以下面倒なのでrootで作業します。 Dockerのインストール まずInstall Dockerを見てサーバー上にDockerをインストールします。Ubuntuの場合、64bitでカーネルのバージョンが3.10以上でないとインストールできないようです。 Dockerは以下の一行だけでインストールできました。
RedHat系におけるRPMパッケージを扱うYUM、Debian系におけるDEBパッケージを扱うAPT、これらはサーバー管理において重要なわけですが、絶妙な度合いで、おざなりに扱ってもわりとなんとか運用出来てしまう感があります。そのため今一度、こんな感じが今風のスタンダードじゃないっすかね(キリッ という構成を説明してみます。 ぶっちゃけ、たいしたことないネタの集合体なので、タイトルに下駄を履かせました。 そもそもパッケージは必要なのか 言うまでもなく必須です。理由は、インストール物のファイル管理が容易になるのと、インストール時間を短縮できるからです。既存のパッケージでconfigureオプションが物足りない時や、RPMパッケージが存在しない場合は作成することになります。 最近はプロビジョニング・ツールによって全て自動化できるので、超簡素なコンパイルのものはレシピに落とし込んで終わりにした
表題の書籍が技術評論社より出版されることになりました。2015/9/26より一般販売開始予定です。執筆にご協力いただいた方々に改めてお礼申し上げます。 gihyo.jp 参考として、「はじめに」と「各章概要」を下記に引用しておきます。Dockerの基礎をしっかりと足固めしていただくための書籍です。 はじめに お待たせしました! 「Dockerを使って何かを始めたい」「Dockerでコンテナーは起動したけど中のしくみがよくわからない」 ── そんなあなたに向けたDockerの入門書がようやく完成しました。「コンテナーだから軽くて便利」「アプリケーションの可搬性が高まる」など、さまざまなうわさ話を耳にするDockerですが、まずは本書に目を通して、その技術的な特徴、そして、その背後にある「思想」を理解してください。 Dockerは、アプリケーションの実行に必要なファイルをすべてまとめた「コンテ
IT部門は、現在よりも柔軟性の高い効率的なITシステムにするために、開発部門と協調し、自社のシステムにDockerを採用すべきかどうかの妥当な判断をしなければなりません。このDockerの採用可否に関する「妥当は判断」は、短時間で結論が出るものではありません。ベンダーや自社の有識者が集い、導入目的、採用可否、設計指針などをある程度具体的に検討しなければなりません。本章では、Dockerの導入を検討する場合に知っておくべき前提知識、検討項目を述べます。さらに、実際にDockerを導入時する際に知っておくべき項目を述べ、最後に、導入手順と注意点について述べます。 Docker導入前の検討事項 Dockerを導入する上で、検討しなければならない項目としては、まず、「そもそもDockerが自社に必要なのか?」ということです。Dockerは、コンテナを管理するためのソフトウェアであり、非常に優れた機
Linuxをサーバ用途に使う場合、クリーンな環境を保つため、XやGNOMEなどをインストールしないことが多いと思います。とはいえ、ちょっとした調査などでデスクトップ環境があれば作業効率が上がるケースもあります。そこで、Dockerを使って、独立した環境でLinuxデスクトップを使えないか調べてみました。 結論としては、XfceやLXDEなら動作しました。GNOMEやUnityは動作しませんでした。日本語入力は要調査です。 とりあえず、DockerでUbuntu Desktopを使うための手順を残しておきます。参考まで。 暫定手順 新しいコンテナを実行します。 docker run -p 5901:5901 -it ubuntu:latest /bin/bash コンテナ内で以下を実行します。 apt-get update apt-get install xfce4 tightvncserv
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