社民党の調査で、「棄てられた年金記録、83万件」が明らかになった。たった今、福島党首と阿部政策審議会長と記者会見した。先週から厚生年金の古い記録=「旧台帳」の行方を追跡してきた。先週の金曜日に入手した1枚の一覧表を分析し、何度ものヒアリングと実地調査で「封印されていた過去の年金記録」の闇を一部確認することが出来た。本ブログ読者に速報をお届けする。 棄てられた年金記録、83万件 社民党は、この1週間「年金問題対策プロジェクト」を中心として、年金記録の原点とも言える「旧台帳」の行方を追跡してきた。本日、重要な点が判明したので、ここに明らかにする。 「旧台帳」とは? 戦前の昭和17年(1942年)に始まる「労働者年金保険」から、「厚生年金保険」と名称が変わり、戦後の昭和29年(1954年)までの被保険者年金台帳を、社会保険庁は「旧台帳」と呼んできた。この「旧台帳」の年金記録は、総計で3119万枚