ちょっとしたきっかけで、めちゃめちゃ久しぶりに茶の本/岡倉天心著を読み返してみたら、存外こんなおもろいこと書いてたんやみたいになったので、ちょっとメモ。 「一般の西洋人は、茶の湯を見て、東洋の珍奇、稚気をなしている千百の奇癖のまたの例に過ぎないと思って、袖の下で笑っているであろう。」 「いつになったら西洋が東洋を了解するであろう、否、了解しようと努めるであろう」 「不幸にして、西洋の態度は東洋を理解するに都合が悪い。キリスト教の宣教師は与えるために行き、受けようとはしない。諸君の知識は、もし通りすがりの旅人のあてにならない話に基づくのでなければ、わが文学の貧弱な翻訳に基づいている。」 いきなり第1章からとんでもない煽り方を連発してくるので、ひくのを通り越して笑ってしまったところ。 これをふまえて考えたことには、西洋側は東洋や日本のことをステレオタイプなりジャポニズムなりの偏った目でしか見て