「もはやポエムを通り越してコント。サンドウィッチマンやアンジャッシュのような、“すれ違い” ネタのようです。サンドウィッチマンの富澤たけしさんのように、『ちょっと何言ってるかわかんない』と言いたくなります」 小泉進次郎・環境大臣(38)の答弁、通称 “進次郎ポエム” にツッコむのは、『声に出して読みたい日本語』の著者で、明治大学文学部教授・齋藤孝氏だ。 「いち議員と大臣では、立場が違う。いままで『発信力』を重視しすぎるあまり、『質問の本質をとらえて答える意識』が足りなかったのかもしれません。 大臣が行使する権力には、責任がともなう。その重大さを、あらためて国民が認識したことには意義があります」 さっそく齋藤氏に、“ポエム” を評価してもらおう。 * ●ポエム1:「30年後の自分は何歳かな」 《答弁内容》 9月17日、環境相としての記者会見で、福島第一原発の除染廃棄物問題を問われ……。 記者