日本でのカジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業を巡る汚職事件で贈賄容疑で逮捕された容疑者の男(48)との関係を巡り、自民党衆院議員の宮崎政久法務政務官(54)=比例九州、弁護士=と容疑者の男が13年10月に会食していたことが10日、分かった。宮崎氏はこれまで12年の衆院選以降、容疑者の男との接点はないと説明してきた。 宮崎氏は本紙に対し書面で「記憶にはないが、写真があるのであれば食事をしたことは事実だと思う」と回答、会食を事実上認めた。容疑者の男と一切関わりがないというこれまでの説明とは異なるものの、「矛盾しない」とした。 宮崎氏は「食事は私の隣に写っている同僚の弁護士に誘われたものと思われ、12年以降、私が容疑者の男に連絡をすることも容疑者の男が私に連絡をすることもなく、一切関わりはない。食事をもって『関わりがある』とは考えておらず、私が容疑者の男と一切の関わりを持っていないという発