ビットコインの価格は今年に入ってから急上昇し、現在は5万8000ドル付近で取引されている。機関投資家の参入や、テスラのイーロン・マスクらが暗号通貨市場を熱狂させたことで、ビットコインの価格は最新の強気相場が始まってから約400%の上昇となっている。 そんな中、ブルームバーグのアナリストが、ビットコインの価格が今年中に40万ドルに達する可能性があると予測した。 ブルームバーグ・インテリジェンスのシニア・コモディティ・ストラテジストのマイク・マクグローン(Mike McGlone)は、4月の報告書で、「過去のパターンが繰り返されるならば、2021年のビットコインの見通しは依然として強い上昇傾向にある」と述べた。彼によると、ビットコインの値動きは「2013年に約55倍、2017年に約15倍の上昇を記録した当時と似た状況にある」という。 マクグローンはさらに、「2021年に過去のパターンが再現され
暗号資産(仮想通貨)交換業者のコインチェック(東京)が昨年1月、何者かによるハッキングを受け、約580億円分の暗号資産NEMが盗まれた事件で、別の暗号資産への交換に応じた男らの関係先を、警視庁が組織犯罪処罰法違反(犯罪収益の収受)の疑いで家宅捜索していたことが、捜査関係者への取材でわかった。 同庁は押収した資料を分析してさらに調べ、男らを立件する方針。資金洗浄(マネーロンダリング)の実態解明を進め、ハッカーの特定を目指す。 事件は昨年1月26日未明に発生。コインチェックが顧客の暗号資産を保管する口座の「暗号鍵」の情報を盗まれた。ハッカーは流出したNEMをすぐにウェブ上で約150の口座に分けて入金した。 その後まもなく、発信元を追…
ホームページに特殊なプログラムを設定した上で、閲覧した人たちのパソコンを仮想通貨の獲得のために利用していたとして、神奈川県内の男ら2人が13日までに警察に逮捕されていたことが、捜査関係者への取材でわかりました。 捜査関係者によりますと、逮捕されたのは、神奈川県平塚市の荻野剛生容疑者(31)ら2人で、運営するホームページに特殊なプログラムを設定した上で、閲覧した人たちのパソコンを、仮想通貨の獲得のための「マイニング」と呼ばれる作業に無断で利用していたとして、不正指令電磁的記録供用などの疑いが持たれています。 「マイニング」は、インターネット上で行われる仮想通貨の取引の膨大なデータをコンピューターで計算しネット上に記録する作業で、誰でも行うことができ、対価として仮想通貨を受け取れます。 2人はそれぞれ確定申告などに関するホームページを運営し、同意を得ないまま閲覧者のパソコンをマイニングに利用し
前例のないサイバー攻撃の手口が明らかになりました。ことし1月、大手交換会社から巨額の仮想通貨が流出した事件で、犯人は半年余り前からこの会社の複数の社員と偽名で交流を重ね、信用させたうえでウイルスを仕込んだメールを送りつけていたことが関係者への取材でわかりました。 コインチェックの通信記録や社員のメールなどを分析した結果、犯人は事件の半年余り前からSNSなどを通じてシステムの管理権限を持つコインチェックの技術者を複数割り出し、それぞれに対してネットを通じて偽名で交流を重ねていたことが関係者への取材でわかりました。 この間、不審な行動は一切行わず時間をかけて信用させたうえでウイルスを仕込んだメールを送った結果、これらの技術者も疑うことなくメールを開いてしまったということです。 ウイルス感染後、海外との不審な通信が急速に増えていることから、犯人は管理権限を奪って外部からシステムの内容を調べ、イン
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