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ブックマーク / monoist.itmedia.co.jp (96)

  • FDDからブートできる「MenuetOS」とCPUキャッシュにOSが載る「KolibriOS」

    FDDからブートできる「MenuetOS」とCPUキャッシュにOSが載る「KolibriOS」:リアルタイムOS列伝(46)(1/3 ページ) だんだんと連載テーマであるリアルタイムOS(RTOS)から外れつつある気もしなくもないのだが、今回ご紹介するのは「MenuetOS」と「KolibriOS」である。KolibriOSはMenuetOSからフォークしている(ただしフォーク後に開発は完全に分離)ので、まずはMenuetOSからご紹介したいと思う。【訂正あり】 【訂正】初出の記事タイトルで「FDDにOSとアプリ一式が入る」と表記しておりましたが、装置であるFDD(フロッピーディスクドライブ)にOSとアプリ一式が収まるわけではないため「FDDからブートできる」に変更しました。 ⇒連載記事「リアルタイムOS列伝」バックナンバー 「MenuetOS」の開発動機は「スクリプト言語の処理が遅すぎる

    FDDからブートできる「MenuetOS」とCPUキャッシュにOSが載る「KolibriOS」
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    rin51 2024/05/07
  • 組み込みシステム向けRTOSのシェアはTRON系が約60%

    トロンフォーラムは、会員向けに「2023年度組込みシステムにおけるリアルタイムOSの利用動向に関するアンケート調査報告書」を公開した。報告書によると、組み込みシステムに組み込んだOSのAPIにおいて、TRON系OSが約60%のシェアを達成した。 トロンフォーラムは2024年4月2日、会員向けに「2023年度組込みシステムにおけるリアルタイムOSの利用動向に関するアンケート調査報告書」を公開した。調査は、2023年11月15~17日に実施した。 報告書によると、組み込みシステムに組み込んだOSのAPIにおいて、TRON系OSが約60%のシェアを達成。内訳は、ITRON仕様が27%、μT-Kernel 2.0仕様が19%、μT-Kernel 3.0仕様が7%、MP T-Kernel仕様とT-Kernel 2.0仕様が各2%、その他のTRON仕様が3%となる。 調査開始以来、組み込みシステムのO

    組み込みシステム向けRTOSのシェアはTRON系が約60%
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    rin51 2024/04/18
  • ソフトウェア定義開発に向けて組み込み開発者のスキルを向上する学習環境を提供

    BlackBerryは、高度なスキルを持つ組み込みシステム開発者に対する需要の高まりを背景に、「QNX Everywhere」を2024年初頭に開始する。QNXソフトウェアに関する知識を学生や学術研究機関、専門家が容易に習得できるよう環境を提供する。 BlackBerryは2024年1月10日、高度なスキルを持つ組み込みシステム開発者に対するニーズの高まりを受けて、新イニシアチブ「QNX Everywhere」を発表した。同年初頭に開始予定で、同社のWebサイトで順次公開する。 製造やロボット、自動車、医療などの市場で使われる組み込みデバイスは、ソフトウェア定義(Software Defined)による開発が進んでいる。そうした中で、広く普及するプラットフォームやテクノロジーに精通したソフトウェアエンジニアの需要が高まっている。 QNX Everywhereでは、世界の主要な医療機器メーカ

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    rin51 2024/01/29
  • ソニー・ホンダモビリティが模索する新たなモビリティの価値とは

    ソニーグループは2024年1月8日(現地時間)、同年1月9日から米国ラスベガスで開催される「CES 2024」に先立ってプレスカンファレンスを実施し、ホンダとの共同出資会社ソニー・ホンダモビリティで2025年から受注開始予定の自動運転EV(電気自動車)「AFEELA(アフィーラ)」の開発状況などを紹介した。 ソニーグループのプレスカンファレンスでは、ホンダ 取締役 代表執行役社長の三部敏宏氏が登壇。ホンダのビジョンである「すべての人に、『生活の可能性が拡がる喜び』を提供する」の下、クルマ以外の空や海、宇宙での移動も含む「モビリティ」の価値拡大への取り組みを進めていることを訴え「モビリティによって空間的な領域を広げていくためには、さまざまな新しい技術開発が必要で、社外の技術を活用することもある。ソニーとの協力もその一環となるもので、特にソニーのセンシング技術は優れており、今後の活用の場も広が

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    rin51 2024/01/11
  • 今どきの学生には受けなかった「ナイトライダー」を再現する

    図1 この写真は「ナイトライダー」のドリームカー「ナイト2000」のベース車「ポンティアック・ファイヤーバード・トランザム」をナイト2000仕様に改造した上で、さらに電気自動車化した「ナイト2000EV」 前回に引き続きオリジナル4ビットCPU「DL166」を用いてバイナリプログラミングの演習を始めます。皆さんは「ナイトライダー(Knight Rider)」をご存じでしょうか。1980年代に制作された米国テレビドラマです。その後日でも放映されていました。主人公が「ナイト2000」というドリームカーに乗り悪を退治するという、ある意味ありきたりのパターンのドラマです。 そのドリームカーであるナイト2000のフロント部分、2つのヘッドライトの間に電飾が施されており、列状に並んだ赤い光が左右に動きながら点滅するのです。文字だけでその様子を説明するのは難しいので動画を見て頂ければ百聞は一見にしかず

    今どきの学生には受けなかった「ナイトライダー」を再現する
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    rin51 2023/12/26
  • μT-Kernel 3.0のプログラミングコンテスト開催、1次審査合格で評価ボードを供与

    μT-Kernel 3.0のプログラミングコンテスト開催、1次審査合格で評価ボードを供与:組み込み開発ニュース トロンフォーラムは、リアルタイムOS「μT-Kernel 3.0」を用いた「TRONプログラミングコンテスト」を開催する。アプリケーション、ミドルウェア、ツール/開発環境の3部門で実施し、1次審査合格者に評価ボードを無償で供与する。最優秀賞や特別賞を含めた賞金総額は500万円だ。 トロンフォーラムは、「2023 TRON Symposium」(2023年12月6~8日、東京ミッドタウンホール)において、大手マイコンメーカー4社が協賛する「TRONプログラミングコンテスト」の詳細を発表する。オープンソースソフトウェアとして利用可能なリアルタイムOS(RTOS)である「μT-Kernel 3.0」を用いたマイコンのアプリケーションに加えて、ミドルウェア、ツール/開発環境の3分野で実施

    μT-Kernel 3.0のプログラミングコンテスト開催、1次審査合格で評価ボードを供与
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    rin51 2023/12/05
  • 「VxWorks」のコンテナエンジンにおけるデプロイと管理のセキュリティを強化

    Wind River Systemsが提供するRTOSのコンテナエンジンが、SigstoreのCosignをサポートした。VxWorksベースのデバイスにおいて、デプロイおよび管理する際のセキュリティを強化できる。 Wind River Systems(Wind River)は2023年11月15日(現地時間)、RTOS(リアルタイムオペレーティングシステム)のコンテナエンジンがSigstoreのCosignをサポートしたと発表した。 Wind Riverが販売するRTOSのVxWorksをベースとしたデバイスは、コンテナを使用してソフトウェアをデプロイおよび管理する際のセキュリティを強化できるようになる。VxWorksはOCI(Open Container Initiative)準拠のコンテナをサポートする。 今回の機能強化は、Wind Riverのリアルタイム組み込みコンテナエンジンが

    「VxWorks」のコンテナエンジンにおけるデプロイと管理のセキュリティを強化
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    rin51 2023/12/01
  • SQLiteデータベースの基本操作

    Tips 19:SQLiteデータベースの基操作 Androidを採用するメリットの1つが、データベースを利用したアプリケーションを簡単に作れることだ。今回は、Androidアプリケーションで使用できるデータベース「SQLite」の基操作を紹介する。 SQLiteデータベースについて Androidには、SQLiteというデータベースが組み込まれており、アプリケーションから自由に利用できる。 SQLiteは、Android専用に作られたものではない。組み込みアプリケーションなどで使用されている軽量データベースである。ライブラリとしてアプリケーションに直接組み込めるので、DBMS(DataBase Management System)サーバなどを介さずに手軽に使用できるのが大きな特徴だ。 機能的には、一般的なデータベースと同様に「検索」「挿入」「更新」「削除」といった一通りの処理が行える

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    rin51 2023/08/27
  • TRONプロジェクトがIEEEマイルストーンに認定

    トロンフォーラムは2023年6月22日、「TRONリアルタイムOSファミリー」がIEEE(米国電気電子学会)の「IEEE Milestone」に認定されたことを発表した。 IEEE Milestoneは、電気や電子の分野で開発から25年以上経過し、社会と産業の発展に貢献した歴史的業績を認定する制度だ。 今回受賞したMilestoneの正式名称は「TRON Real-time Operating System Family, 1984」で、1984年にスタートしたプロジェクト(TRONプロジェクト)が対象となる。東京大学の坂村健氏(当時)の下で、コンピュータアーキテクチャのプロジェクトチームと、そのパートナー企業が実施した。 TRONプロジェクトは、組み込みシステムの効率的な開発環境を確立するため、当時では珍しいオープンイノベーション型プロジェクトとして実施された。この開発環境の中核として企

    TRONプロジェクトがIEEEマイルストーンに認定
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    rin51 2023/06/29
  • RS-232C機器でBluetooth通信ができる変換アダプター4種を発表

    ラトックシステムは、シリアル機器のRS-232Cコネクターに装着してBluetooth通信を可能にする、変換アダプター「RS-BT62」シリーズ4製品を発表した。

    RS-232C機器でBluetooth通信ができる変換アダプター4種を発表
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    rin51 2023/05/23
  • 150年間使い続けられるRTOS「RODOS」はドイツの人工衛星に欠かせない

    「RODOS(Realtime Onboard Dependable Operating System)」はドイツのヴュルツブルク大学(University of Wurzburg)によって提供されているリアルタイムOS(RTOS)である。ライセンスはApache 2.0で、現在もきちんとメンテナンスされている(図1)。 ドイツ航空宇宙センターの「BOSS」がベースに RODOSの元となったのは、ドイツ航空宇宙センター(DLR:Deutsches Zentrum fur Luft- und Raumfahrt)が開発した「BOSS」と呼ばれるRTOSである。BOSSは宇宙衛星のシステムに利用するためのRTOSで、信頼性を高めるとともに認証や検証を容易に行えるように設計された。設計のポリシーは以下のようになっている。 可能な限りシンプルにする アプリケーションの複雑さ削減のために、モダンなフ

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    rin51 2023/04/04
  • 圧縮なしで8K映像を即時伝送、NTTが次世代通信網「IOWN1.0」提供開始へ

    NTT東日NTT西日2023年3月2日、NTTグループが構想する光ベースの技術によるネットワーク構想「IOWN」の商用化サービス第1弾として「APN IOWN1.0」の提供を同月16日から開始すると発表した。 NTT東日NTT西日2023年3月2日、NTTグループが構想する光ベースの技術によるネットワーク構想「IOWN」の商用化サービス第1弾として「APN IOWN1.0」(IOWN1.0)の提供を同月16日から開始すると発表した。提供会社はNTT東日NTT西日で、提供価格は約198万円となる予定。 IOWNサービス普及時期は2030年頃見込む IOWN1.0はユーザー間で100Gbpsの専用線を開設し、「OTN Anywhere」と呼ばれるAPN端末装置を介してE2E(エンドトゥーエンド)の光波長をユーザー間で専有できるようにする。これによって、APN端末装置を含め

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    rin51 2023/03/09
  • 「タイマーで故障を偽装し部品を売る」島津製作所子会社による悪質不正行為の全容

    島津製作所は、同社子会社の島津メディカルシステムズで行われていた保守点検業務に関する不正行為の内容について、外部調査委員会による調査結果を発表した。島津メディカルシステムズ熊営業所では、タイマーにより意図的に装置が故障したかのように見せかけ、保守部品を売るという不適切行為が行われていたことが2022年9月に発覚している。 島津製作所は2023年2月10日、同社子会社の島津メディカルシステムズ(以下、島津メディカル)で行われていた保守点検業務に関する不正行為の内容について、外部調査委員会による調査結果を発表した。 タイマーによりX線装置が壊れたように見せかける 島津製作所では内部通報を受け、2022年5月から社内調査を開始。2022年9月に外部調査委員会を設置し、調査を行ってきた。関係者へのヒアリングやデジタルフォレンジック調査の結果、7人の嫌疑濃厚者を特定し5件の医療機関に対する不正行為

    「タイマーで故障を偽装し部品を売る」島津製作所子会社による悪質不正行為の全容
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    rin51 2023/02/15
  • AVRマイコンで動作する軽量RTOS「FunkOS/Mark3」は勉強や遊びに最適!?

    全機能を使ってもメモリフットプリントは5KB弱 Mark Slevinsky氏が「FunkOS」というRTOSの開発に着手したのは2008年のことである。最初のターゲットMCUはAVRとMSP430で、特にAVR向けはいろいろと機能が充実していた。2009年に最初バージョンであるR1(Andromache)がリリース。続いて同年11月にはR2(Bacchus)、2010年3月にR3(Cactrot)がリリースされている。このR3では、プラットフォームハードウェアとしてAVRの他にCortex-M3とMSP430に対応した。開発環境も、Cortex-M3がGCCとKeil IDE、AVRがCodevision/GCC/IAREW(IAR Embedded Workbench)/ICCv7(Imagecraft C)、MSP430がCCS(Code Composer Studio)とIAREW

    AVRマイコンで動作する軽量RTOS「FunkOS/Mark3」は勉強や遊びに最適!?
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    rin51 2023/02/07
  • 車載向けRTOSにクラウド対応版、クラウド上で組み込みシステムの開発が可能に

    BlackBerryは、リアルタイムOS「QNX Neutrino」と「QNX OS for Safety」のクラウド対応版をAWS Marketplaceで提供する。製品ライフサイクル全体における効率化と開発、検証期間の短縮、コスト削減につながるという。 BlackBerryは2023年1月10日、「QNX Accelerate」イニシアチブを発表した。同社のリアルタイムOS「QNX Neutrino」と安全認証を取得済みのOS「QNX OS for Safety」のクラウド対応版をAWS Marketplaceで提供開始する。 クラウド対応のQNX NeutrinoとQNX OS for Safetyを導入することで、組み込みシステム開発がクラウド環境で実行可能になり、製品ライフサイクル全体における効率化と、開発および検証期間の短縮、コスト削減が可能となる。また、大規模なシミュレーショ

    車載向けRTOSにクラウド対応版、クラウド上で組み込みシステムの開発が可能に
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    rin51 2023/02/01
  • F-35戦闘機も採用する「LynxOS」はRTOSを超えたRTOSを目指す

    F-35戦闘機も採用する「LynxOS」はRTOSを超えたRTOSを目指す:リアルタイムOS列伝(30)(1/3 ページ) IoT(モノのインターネット)市場が拡大する中で、エッジ側の機器制御で重要な役割を果たすことが期待されているリアルタイムOS(RTOS)について解説する連載。第30回は、軍用や航空宇宙向けを中心に一定のシェアを確保しているRTOS「LynxOS」を紹介する。 今回ご紹介する「LynxOS」は、日ではあまり使われていない(一応代理店は存在する)ように思うが、海外ではそれなりにメジャーなリアルタイムOS(RTOS)である。といっても、顧客リストの中にはデンソーの名前もあるから、それなりにご存じの方もおられるかもしれない。連載第1回記事のRTOS一覧でも名前が出ていることからも分かるように、軍用あるいは航空宇宙用を中心に、それなりのシェアを確保しているRTOSである(

    F-35戦闘機も採用する「LynxOS」はRTOSを超えたRTOSを目指す
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    rin51 2023/01/11
  • 本格オープンソース化する「μT-Kernel 3.0」はIoTの可能性を切り開けるか

    コロナ禍を経て坂村健氏がリーダーを務めるTRONプロジェクトの活動内容も少しずつ変わりつつある。「IoT-Engine」は、同プロジェクトが提唱する「アグリゲートコンピューティング」を実現するためのIoT(モノのインターネット)向けのオープンな標準プラットフォーム環境だが、同様の構想は民生機器向けであれば、アマゾン(Amazon.com)やグーグルGoogle)、アップル(Apple)やサムスン電子(Samsung)などが参画するスマートホーム機器のセキュリティと認証の規格「Matter」などの形で具体化しつつある。 これらのIoT-EngineやMatterにとって、エッジやエンドポイントのデバイスを制御するのに重要な役割を果たすのがリアルタイムOS(RTOS)である。TRONプロジェクトのRTOSといえば「μITRON」が広く知られているが、現在はIoTへの対応も可能な機能を備えた「

    本格オープンソース化する「μT-Kernel 3.0」はIoTの可能性を切り開けるか
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    rin51 2022/12/16
  • RTOS的に使えるがRTOSではない「QP」はMATLABの代替候補にもなり得る?

    RTOS的に使えるがRTOSではない「QP」はMATLABの代替候補にもなり得る?:リアルタイムOS列伝(22)(1/4 ページ) IoT(モノのインターネット)市場が拡大する中で、エッジ側の機器制御で重要な役割を果たすことが期待されているリアルタイムOS(RTOS)について解説する連載。第22回は、厳密にはRTOSではないものの、RTOS的な利用も可能なフレームワーク「QP」を紹介する。 今回ご紹介する「QP」は、厳密な言い方をするとそもそもリアルタイムOS(RTOS)と言えない気もしなくもない(というか、QP自身がRTOSとは違うと説明している)が、分類としては広義のRTOSという感じになっているので、そのあたりも含めてご紹介したい。 ⇒連載記事「リアルタイムOS列伝」バックナンバー GPLで公開し、商用製品向けにはNon-GPLで提供 QP、正式には「Quantum Platfor

    RTOS的に使えるがRTOSではない「QP」はMATLABの代替候補にもなり得る?
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    rin51 2022/05/09
  • ミラーレス一眼カメラ「OM-1」に採用されたグラフィックスIP

    ディジタルメディアプロフェッショナルは2022年3月18日、同社の3DグラフィックスIP「ant300」および2DグラフィックスIP「K3000」が、OMデジタルソリューションズのミラーレス一眼カメラ「OM SYSTEM OM-1」に採用されたと発表した。 ant300は、OpenGL ES2.0に対応した超小型の3DグラフィックスIPで、さまざまな機器に採用されている。K3000はシリコンサイズが小さいことと、優れた描画性を備える2DベクターグラフィックスIPだ。 OMデジタルソリューションズは、新たに開発した画像処理エンジン「TruePic X」にant300とK3000を搭載。同社の開発担当者は、ディジタルメディアプロフェッショナルのGPU IPを採用した理由として、描画性能とシリコンサイズのバランスが優れていることを挙げている。両IPは、OM SYSTEM OM-1においてメニュー

    ミラーレス一眼カメラ「OM-1」に採用されたグラフィックスIP
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    rin51 2022/04/18
  • RTOS以上組み込みLinux未満、Google第3のOS「Fuchsia」は大輪の花を咲かせるか

    今回紹介する「Fuchsia」は、Googleが開発したちょっと毛色の異なるリアルタイムOS(RTOS)である。Fuchsiaは花の名前(日ではフクシアやフーシャ、あるいはホクシャなどとも呼ばれたりするらしい)だが、そう名付けた理由は不明である(図1)。 ⇒連載記事「リアルタイムOS列伝」バックナンバー スマートディスプレイ「Nest Hub」で採用 FuchsiaはGoogleが開発した第3のOSである。このあたりの経緯は、Fuchsiaを採用したスマートディスプレイ「Nest Hub」の記事で紹介されているので、お読みになった方もいるかと思う。2020年の発表時には、Fuchsiaを「汎用OSを構築するための長期プロジェクト」とGoogleは説明しているが、この「汎用」というのはWindowsmacOSAndroid/iOSのように「コンシューマーが直接操作する」ことは必ずしも意

    RTOS以上組み込みLinux未満、Google第3のOS「Fuchsia」は大輪の花を咲かせるか
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    rin51 2022/03/07