雑談の目的、計り知れない利益 はい、そういうわけで前回に引き続いて「雑談の技術」第二段、レベル2以降のお話になります。今日の話の枕は「雑談の目的」です。というのも、雑談が生まれつき上手な人はそういうこと考えなくていいと思うんですよ、特に何も意識せず楽しく雑談して人間関係も上手くいく、それが理想です。しかし、残念ながら「雑談が苦手」となった場合、それを何とかするには目的意識が必要です。楽しくないことを目的もなくやるのは、大抵の人にとってとても難しいものですから。 そういうわけで、雑談の「目的」というのは、つまるところ「雑談をすることで利益を得る」ことになると思います。「こいつはコミュニケーション可能な人間だ」と相手に思わせることですし、あわよくば好意を勝ち取ることですね。「あの人は話しやすくて感じの良い人だ」と思ってる相手にはちょっと親切にしたくなりますし、一手間かけてやるか、という気持ちに