5月8日(水)から複数回発生している大規模な太陽フレア・CME(コロナ質量放出)の影響で、昨日5月11日(土)から磁気嵐が観測されています。 11日(土)夜は北日本や北陸などでオーロラが観測できたという報告が相次ぎました。北海道では肉眼でもうっすらと見えた所があったようです。 » 写真 国内から観測されたオーロラ ウェザーニュースでは北海道のなよろ市立天文台「きたすばる」に設置協力をいただき、臨時で高感度ライブカメラ配信を行いました。YouTubeからどなたでもご覧頂けます。 太陽からは電磁波や光だけでなく、プラズマ状態の粒子が常に放出されています。太陽風と呼ばれるこの流れは、地球磁気圏があるおかげで大部分は押しのけられています。 フレア・CMEなどが起こると太陽風が暴風と化し、地球磁気圏をゆがめることがあります。地上では磁気嵐として観測され、磁気圏の隙間から極地域の大気圏に入ってくるプラ